アットウィキロゴ
「ああ、悲しい……とても悲しい話をしよう……。
 悲しみを乗り越えれば人は成長できるらしいが俺はこれ以上成長する気はない。
 神はそんな俺に悲しい話をさせてどういうつもりだ! この世界は一体どういうつもりだ!
 だからと言っては何だが、俺はこの世界の神を壊すイコール主催者を壊すイコール主催者の目論みを壊す……
 ……イコールバトルロワイアルを壊そうと思ってんだ! なあ、この考えどう思う? 赤毛のお兄さん&美人のお姉さん?」
「いい考えだと思うぜ! 俺も主催者が何か気に食わないんだな、これが!」
(あれ、悲しい話はどこに行ったんだ?)
「おお、これは嬉しい……そうだ、とても嬉しい話をしよう!
 俺は今まで赤はアンラッキーカラーだと思っていたが、別にそんなことはなかった!
 アンタいい人だな! いや、さっきの俺の不意打ちをしたことを流してくれたことといい!
 もしや、俺は運に恵まれているのか? ありがとう神様! いや、まてよ俺さっき神を壊すって言ってたよな?
 あああ、俺はどうすりゃいいんだ! いい赤毛のお兄さんと美人のお姉さんの許しをもらってんのにどうすりゃいいんだ!
 ああ、忌ま忌ましい……忌ま忌ましい。神を壊すのはいいがそれは神への反逆に――ガッ!」
「話進まないでしょうが!」
「ハハハハ、面白いんだな、これが!」

アリスの邪鬼銃王のツッコミがグラハム(スペクターの方)に入った。
異常にまで長い話。しかも、テンションの起伏が激しい話に痺れを切らしたのだ。
そして、なんやかんやで話すは進む。

「貴様らは私達に敵対する気も殺し合いに乗る気もないのだな?」
「当然だ。軍に所属する身として殺し合いなど笑止千万。断固拒否させてもらう」
「軍? 失礼ですが階級はなんだったりしちゃいますですか?」
「「しちゃいますですか?」」
(しまった。不信感を持たれたか?)

変な喋り方のラミアに若干の不信感を持つグラハム(エーカーの方)とアリス。
だが、すぐにラミアは切り返す。

「これは方言でごさいますですことわ」
「そうか、方言か(可笑しな方言もあるものだな)」
「……方言なら仕方ないわね(この女の人……)」
「あまり気にしないでくれるとありがたいでございますことですわ」
「そうさせてもらう」
「それで、グラハム大尉もアリスも……あのグラハムという男も殺し合いにきたのは初めてなのだな?」
「そういうことになる」
「まぁ、そうね」

二組(尤も話し合ってるのは3人)の間で情報交換が行われた。
内容は主催者についてや、首輪についてや、『前回の殺し合い』についてだ。

「恐らくだが、最初の場所で今回の首輪と言っていった。
 さらには『バトルロワイアルの経験者と主催者』とも言っていたな」
「大尉、つまり前にも同じようなことが行われたってことがあるという事ですますか?」
「TCBR8とも言っていたから8回目の殺し合いってことかしらね」

三人は考察を進める。
最初の場所で言われたこと、臨時の放送、そして、先程の第一回放送
彼らが分かる主催者の情報はたったこれだけである。だが、分かること、推測できることがいくつかある。

  • 前回でも似たような殺し合いが行われた。
  • その殺し合いに参加した参加者が何人か、また参加している。
  • その他の参加者の大半は別世界、別時間軸から来ている。
  • 主催者側には天候を自在に操る能力を持っている奴がいる。
……etc.

「普通じゃ考えられない事象ばかりなんだな、これが(ってことは俺の記憶がないのもそのせいか?)」
「なるほど、随分と壊しがいのある神様じゃないか!
 ああ、嬉しい……嬉しいはな――ガッ!」
「グラハムさんは少し黙って!」

途中、その途中、情報交換にアクセルとグラハム(スペクターの方)も加わった。
尤も二人が加わったことにより神を壊すがどうだの、俺の記憶がないだの話が脱線しまっくたのだがな。
だが、その都度、アリスの邪鬼銃王によるツッコミが炸裂する。

「アリスちゃん、相変わらず厳しいツッコミなんだな、これが」
(……んっ、アリスという名前でツッコミ役? 何故だろうどこかで聞いたような……)
「好きでツッコんでるいるわけじゃないわよ、そういえば、ラミアさんだっけ話があるんだけど、ちょっといいかしら?」
「ここで聞かれちゃまずかったりする話でござんすか?」
「そう、出来れば二人きりでしたい」
「隊長。行ってもいいですございますか?」
「……あ、いいんじゃないか?」

そして、女性陣二人は男性陣三人から少し距離を取った。

「中村君、独り身はつらいよな……」
「言うな、空しくなる……」
「じゃあ、僭越ながら俺が二人にエールでも送るか、では
 グラハムさん、中村君、がんばってねえん♪」
「気持ち悪い」
「地獄に落ちろ、それと君まで私のことを中村君と呼ぶな」
「ひでぇ」

◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

「単刀直入に聞くけど、貴女は何者?」
「? 何の話だ?」
「とぼけないで、貴女は……人間じゃないわね」
「…………」

私――アリス・マーガトロイドはこの人――ラミア・ラヴレスを見たとき衝撃を覚えた。
この人は――『造られた生命』だ。普通の人ならば多分、分からないだろうけど、私にはわかった。

「……隠してる必要もないが、何故わかった?」
「私が人形使い(ドールマスター)、魔法使いだからかな?」

まあ、理由としてはそんな感じ。

「フッ……」
「もしかして怒った?」
「いや、普通に驚いた、それで、その事実を知ったお前がどうするんだ?」
「別に何もしないわ」
「そうか」

造られた生命には、造った人の思いとか乗り移るらしい。
私も人形を造る時、そんなことを考えている。だって、私も……

「ねぇ、さっきの可笑しな喋り方ってもしかして……」
「ちょっとした故障だ、敬語以外だったら普通に喋れる、それに今は気に入っている」
「そう、じゃあ、そろそろ戻りましょうか」
「そうだな」

そして、私たちは二人はグラハムさん達の元に帰った。
……また、あの長い話にツッコミを入れることになりそうだ。

【一日目・3時45分/東京都太田区/天候・雨】
【アクセル・アルマー@スーパーロボット大戦シリーズ】
【状態】健康、記憶喪失 
【装備】可変式トンファー
【道具】支給品一式、大量のウナギパイ
【思考】基本:記憶を探す
1:ラミアちゃんと行動する

【ラミア・ラヴレス@スーパーロボット大戦シリーズ】
【状態】健康、言語回路故障
【装備】レヴァンティン@魔法少女リリカルなのはシリーズ(待機フォルム)
【道具】支給品一式、その他不明(本人確認済み)
【思考】基本:主催者を倒し、元の世界へ帰還する
1:アクセル隊長と行動する
2:放送を待つ

【アリス・マーガトロイド@東方Project】
【状態】健康
【装備】邪鬼銃王
【道具】不明
【思考】基本:生き残る
1:しばらくはこのままでいい
2:首輪を外したい
3:ラミアに親近感

【グラハム・スペクター@バッカーノ】
【状態】ハイテンション
【装備】すごく……大きいレンチ
【道具】不明
【思考】基本:この世界の神(主催者)を壊す
1:アリスの姐さんについていく
2:神龍ニアラも壊す

【グラハム・エーカー@機動戦士ガンダムOO】
【状態】健康
【装備】ビームサーベル
【道具】不明
【思考】基本:殺し合いの破壊
1:アリスからガンダム(邪鬼銃王)をもらう
最終更新:2011年02月05日 17:21