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特にこの二十分は何事も無く、森の中を歩いて来た。
 先程の銃男の様に、突っ込んでくる参加者は幾らでも居る、という事は既に予測済みだ。
 油断すると直ぐに殺される。 ――それは実際、言える事だが。
 そもそも疑う心と人の殺意と言う、人の心理をを正確に狙った、殺し合い。
(目的は分からないが……見て、楽しむ分には困らない訳か)

 だが、あの少年に関心している場合ではない。
 早く仲間を集めて、少年の手中から脱出せねばならない。
 参加者を確認する為に、ドロッチェは名簿を取り出した。
カービィ/ドロッチェ』
 自分の隣には、カービィの文字だけ。恐らく隣に居るのは、ドロッチェと何らかの繋がりがある者だと予測できる。
「奴なら……協力してくれるかな。正義バカだし、こっちは改心したと思い込んでたみたいだし」

 名簿には確実にあの銃男の名前も、刻まれている筈だ。
 ――今となっては確かめる手段が無いが。

「洋館……?」
 森の迷宮にぽっかりと開いており、その空間にイギリス辺りの洋館が配置されていた。
 回りは完全に森で覆われており、かなり不気味な雰囲気を醸し出している。
(無視……まずは住宅街だ)
 ここに洋館がある=ドロッチェはE-2に居る、事が分かった。
 つまり、目的の南の住宅街まではまだ程遠い。
 ドロッチェは、少し面倒くさくなったが、仕方ないので前へ進み出そうとした。
 が、ドロッチェは何かの気配に気付き、木陰へ身を隠す。
 洋館の裏からの異常な殺気。
 ブジュっと言う嫌な音。

 そして異様な臭気。
 その時、屋敷裏から猟奇的な”それ”がドロッチェの視線に転がってくる。

 眼鏡をした、主婦の首。
「!!?」

ドロッチェの目の前に現れたのは、口の回りにべっとりと血の様なもの(透明なネバネバしたものも、混ざって地面に落ちている)をつけた――

「武は私が守るよおぉぉぉぉ!!」

 その後の事は、ドロッチェも知らない。
 言える事は、その場で銃声が七回も響いた事と、ドロッチェは逃げ延びた事か。


【一日目 0時35分 E-2:洋館前】

【ドロッチェ@星のカービィ】
[状態]:ぱ、ぱ、PANIC!
[装備]:弾切れスミスアンドウエスン
[道具]:支給品一式 つるぎ
[思考]:第一方針:この状況を脱出する
基本方針:カービィとの合流を目指す
最終方針:ゲームから脱出
【ジャイアンのママ@ドラえもん
[状態]:弾を七発近く撃ち込まれたが、全く問題ではない 口の回りにべっとり血
[装備]:バトルアックス
[道具]:支給品一式
[思考]:基本方針:ジャイアンを守る為に皆殺し

野比玉子@ドラえもん 死亡確認】


最終更新:2007年02月26日 13:38