(またしても……これほどまでの死者が……)
拳を強く握り、自分を戒めるかのように振う。
フォルカの拳は鋭く空気を切り裂く。
だが、いくら彼が拳を振おうとも、失われたものは戻ってこない。
109発、拳を前に突き出す。
ちょうど今呼ばれた死者の数だけ拳を振った。
拳に祈りを込めて、振い続けた。
(せめて、安らかに眠ってくれ……)
フォルカ達は今、浅草はいる。
しかし、浅草に来てみたものの目的地の研究所はなく。
あったのは普通の民家であった。
そこで神夜の看病を美鈴に任せ、フォルカは一人、外にいた。
(ここは俺が知っている地球ではないのか?)
フォルカは思案する。
修羅界ともあの地球とも完全に違う世界。
あの場所で主催者が言っていた『新惑星の平行世界』だと。
(やはり。異世界である可能性が高いか……となると、次元移動の術を持っているのか?
……それに宇宙空間、異次元空間への脱出の禁止ということを考えると主催者の本拠地はそのどちらかか)
「……さて、そろそろ戻るか」
自分で考えても仕方ない一時、民家に戻るフォルカ。
◆ ◇ ◆ ◇
「ここはどこですか!?」
「……やっと、気が付きましたか?」
神夜はやっと目を覚ました。
その近くには緑の華人服を着た少女がいた。
「えっと、貴女は…?」
「美鈴、紅美鈴です」
「私は楠舞神夜と申します、」
「これはこれはご丁寧に……(カグヤさんか、あのカグヤと何か関連性でもあるんですかね?)」
「いえいえ、美鈴さんが私をここまで運んだんですか?」
「いえ、私の同行者のフォルカさんが担いだだけで、私は一緒にいただけです」
「そうですか、それでフォルカさんって人は今?」
二人が会話をしていたその時、部屋にフォルカが帰ってきた。
「美鈴、今帰った……どうやら、目が覚めたようだな」
「貴方がフォルカさん……ですか(……なんだかアレディさんに似てる人だな……)
あっ、申し遅れました、私、楠舞神夜と申します」
「俺はフォルカ、
フォルカ・アルバーグだ」
【一日目・4時50分/東京都台東区/天候・雨】
【楠舞神夜@無限のフロンティア】
【状態】健康、悲しみ
【装備】護式・斬冠刀、チャクラム@テイルズオブシンフォニア
【道具】支給品一式
【思考】基本:主催者の打倒
0:フォルカさんってなんだが、アレディさんに似てるなぁ
1:知り合いを探す
2:飛竜さんについては……
3:ティアさんとミクちゃんをちゃんと埋葬したい
【紅美鈴@東方Project】
【状態】健康 決意
【装備】なし
【道具】不明
【思考】基本:殺し合いを止める
0:それにしてもすごく大きいですね
1:フォルカさんに着いて行く
2:妹様を殺した奴は許なさい
【フォルカ・アルバーグ@スーパーロボット大戦シリーズ】
【状態】健康 決意
【装備】なし
【道具】不明
【思考】基本:殺し合いを止め、主催者を倒す
1:殺し合いに乗った者は倒す。
2:神夜と情報交換したい
最終更新:2011年02月10日 00:40