「これは如何いたしたのでしょうか・・・・・・」
少女は気がつくと、見知らぬ森の中にいた。
ついさっきまで、お屋敷の三階にある自室でインターネットをしていたはずなのに。
「それに、このナップザック・・・・・・いつの間にか寝てしまい、夢でも見ているのでしょうか? 」
普通ならもう少し取り乱すところだが、日本を代表する財閥の一族として生まれ何不自由ない暮らしをしていた彼女の感覚は、
少し世間と乖離していた。
「先ほどまで、紅茶を飲みながらインターネットの掲示板を見ていましたのに・・・・・・あら、これはなんでしょう? 」
そして彼女はようやく、自分の首にプラスチック製の首輪がはめられていることに気がついた。
「まさか・・・・・・」
そう。これはさっきまで自分が書いていたSSの中の世界だ。
「これは困りましたわ。どうすればいいのでしょう」
それでも相変わらず、緊迫感のない声で呟く。何しろ今まで温室の花のように育てられきたのだ。
いきなり殺し合いと言われても順応できるはずがない。
「あら? むこうから誰かが参りますわ」
木々の間から、大声を上げながらこちらに歩んでくる人影が見えた。
「全く、どうして誰にも遭わないんですか!? 」
現われたのは一人の女性だった。眼鏡をかけたかなり端麗な顔をしているが、いわく近寄りがたい雰囲気があった。
「こうしている間にも、私のお気に入りのキャラたちが危険な目に遭っているかもしれないのに・・・・・・
はやく私がコメディーをしないと、大変なことになります」
実際には彼女は主人公でもなんでもないし、コメディー展開もロワではあまり求められていないのだが
そんなことはどうでもいいようだった。
女性は、少女には気がつくことなく通り過ぎていった。
「少し怖そうな方でしたけど・・・・・・一人でいるよりは、あの方についていったほうがいいかもしれませんわね」
少女は自分の支給品の確認すらせずに、女性の後を追うことにした。
それは決してよい決断とは言えなかったかもしれない。
【一日目 3時30分】
【A-6】
【ID:JMQ7VfzX氏@書き手】
[状態]:どうすればよろしいのでしょう?
[装備]:不明
[道具]:支給品一式
[思考]:
1:
生真面目小隊長の後をつける
【生真面目小隊長@現実】
[状態]:健康、興奮
[装備]:グラーフアイゼン型ピコピコハンマー
[道具]:支給品一式
[思考]
1:言うことを聞く仲間を探し、守ってもらう(ハクオロ等優先)
2:危険人物は避ける(とりあえず
アーカード)
3:言うことを聞かない人はスレ主権限で排除
4:自分が主人公となって、主催者に制裁をあたえる
最終更新:2007年02月26日 22:33