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あらゆる場所で風車が回っている風の街「風都」
この街では小さな幸せも大きな不幸も、常に風が運んでくるのだ。

そんな風の街に絶望の一陣の風が吹いてきた。

    □□□

しばらくしてこの街を見回っていたスカーフの男、園咲霧彦は
突如現れたカブトムシ型怪人のゴ・ガドル・バと交戦しており
その同行者である国木田は、自分の身を守るために建物の影に隠れていたのだが…

「その程度かリント…。弱すぎるぞ!」

戦いは仮面ライダーザビーに変身した霧彦が劣勢に立たされていた。
確かにこのベルトに搭載されているクロックアップ機能で
高速移動が出来る分では優勢に立てるはずであった。

しかし怪人がそのことを察知したか自信の胸飾りを外すやいなや
ボウガンに変化させ、クロックアップ中の霧彦に照準を合わせてきて
発射したのだ。

しかも、寸分の狂いもなく彼の体に命中させてたのである。

そして体勢を崩されてしまった…。

「ぐぅ…つ、強い…だが私もあの二人や風都のためにもここで死ぬわけにはいかない…」

ボロボロの体になりながらも立ち上がった黄色い装甲を纏った霧彦は
再びベルトを擦りクロックアップを使用し相手に反撃を試みるも
それより前に、近寄ってきた怪人に体を貫かれてしまった。

視界が暗くなり
それと同時に体の力も一気に抜けていくような感じがしたのだ。

  □□□

「あ、あ…そんな…」
カブトムシの化け物が霧彦さんを殺した光景を
建物の陰に隠れて見ていた国木田は思わず言葉を漏らしてしまった。
間違いなく次は自分を殺しに掛かるだろうと思い
その場を一旦離れる事を決断をしながらもその足は恐怖で蹲ってしまい。
どうすることも出来ない。このまま仲間にも会えずに死んでいってしまうのだろうか。

そんな考えが過ぎっている間に、目の前の化け物は軍服を纏った男に変化した。
その男は、隠れている自分に興味を失ったのか
いや、元から興味がなかったのかそのまま歩き去ったのである。

完全に通り去ったのを確認し、国木田は霧彦の所まで歩み寄り
彼の胸に手を当て
「まだ息があるみたいだ。まだ助かるかも」

彼がまだ生きていることを確かにするも大剣で貫かれた体を手当てすることも出来ない上
支給品の中にもそのような治療用具は見つからない。
だけどもこのままにしておくにしても死を迎えるだけであり
とりあえず最低限の応急処置を取っておくことにした。

【一日目・7時05分/風都/天候・曇り】

【園咲霧彦@仮面ライダーW】
【状態】ダメージ(大)、大きな刺し傷 、意識不明
【装備】ライダーブレス&ザビーゼクター@仮面ライダーカブト
【道具】支給品一式
【思考】
基本:風都を守る
1:…。

【国木田@涼宮ハルヒの憂鬱】
【状態】疲労 ゴ・ガドル・バに対する恐怖
【装備】応急箱
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:霧彦さんを治療する
2:知り合いを探す

【ゴ・ガドル・バ@仮面ライダークウガ】
【状態】健康
【装備】
【道具】支給品一式、エアボウガン、ガドルソード、くだん@せがれシリーズ
【思考】
基本:戦うリントを見つけ殺す
1:なんだこれは…
最終更新:2011年02月12日 16:54