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「おい・・・・・・これは一体どういうことだ? 」
『お似合いですよ、マスター』(本当は英語)
「ええい、何を言っておるのかわからんわ!! とにかくもとに戻せ!! 」
『しかし、それではあなたは元の無力な老人に戻ってしまいますが」
「くう何を言っておるのかわからんが、この姿で無いとみんなを助けることなど出来ないというのか・・・・・・? 」

かみなりさんことワシは、あれから折れてしまったレイジングハートをホテルにあった包帯でどうにか直した。
そして、相変わらず英語で話し続けるその杖を無視して説明書を読んだ。
「何々、祈願型だから願うだけで大抵の操作は出来る、だと? ねがいごとをするだけでいいというのか? 」
なんとも眉唾物だった。しかし、これだけおかしなことが起きているのだから、魔法の杖が出てきたって
それほど変ではないかもしれない。
「ええい、考えていても仕方がないわ!! おい、そこの杖!! 」
『何でしょう、マスター』(本当は英語)
「ワシに力をくれ!! 他の人たちを守れる力を!! 」
『了解しました、マスター』

そして一分後。
鏡の中には、ネコの耳としっぽを生やした、西洋の女中の服(当然スカート)を着た若い女がいた。
再度説明書を読むと、この杖は持ち主が使用するときにその持ち主にあった衣服を作るらしい。
しかしワシの場合、明らかに顔や体格まで変わっているのだが。
「ワシはこの殺し合いを、こんな姿で戦わねばならないのか・・・・・・」
『大丈夫ですよマスター。むしろこの姿のほうが好都合です。マーダー相手でもドジっ子メイドを装って近づき、
スカートの中身をチラチラと見せて油断したところをズガンと・・・・・・』(本当は英語)
ワシは英語はわからなかったが、レイジングハートがふざけたことを言っているのはなんとなくわかったので
もう一度床に叩きつけた。


そんなこんなでワシはこの姿のままホテルを出た。
探したい人間は沢山いる。近所ののび太にジャイアンとかいうガキ、のび太の家に居候している青ダヌキ、
主催を倒すためにわしと手を組んでくれそうな人間。
地図を見ると、東側のほうが人が集まりそうな建物が多い。
とりあえずは商店街を目指しながら、道中で味方になりそうな奴らを探すのが得策か。
ワシはそう思い、湖の岸辺沿いに歩き出そうとしたところで遠くから男が何か大きなものを引きずってくるのが見えた。


あれから俺は、とりあえず気絶したガキは地面に寝かせておいて自分の支給品を確認した。すると中に入っていたのは、
「なんだよ、こりゃあ」
おでんの屋台だった。
どうやってナップザックに入っていたのか、俺にもわからない。
おまけに、中にはご丁寧におでん種もあれば調理できる設備も整っていた。
まあ、これで食料は他の連中よりも心配しなくても良くなったわけだが・・・・・・
これなら銃器とかのほうがよほど嬉しかったぜ。といって、置いていくのももったいない。
これなら中に女を連れ込んで俺の目的を果たすことも・・・・・・いや、それは危険すぎるか。周りが見えなくなる。
しばらくあれこれ考えていたが、俺はとりあえず気絶してるガキを屋台の後ろにくくりつけて、屋台を引いて出発した。
我ながら、何をしてるんだ俺は、などと思わないでもないが。


とりあえず行き先はホテルに決めた。何か武器になるようなものがあるかもしれないし、ひょっとすりゃ女もいるかもしれねえ。
と、前方になにやら人影が見えてきた。俺達の姿に気がついているはずなのに、道の真ん中に仁王立ちしている。
近寄ってみれば、なんとメイド服にネコミミといういかれた格好をした女だった。
「どうしました? こんなところで若い女の方が一人でいるなんて危ないですよ」
俺はいつものように、善人を装って話しかける。すると女は、手にしたおもちゃの杖のようなものを俺に対して構えた。
「一つ訊ねる。お前はこの殺し合いに乗るか? 」
「そんな、とんでもない。乗るはずはありませんよ」
「ならば、ワシと一緒に主催を倒すのに協力してくれんか? 」
ふむ、協力か。まあ、俺だってこんなとこは早く抜け出したいしなによりこの女もなかなかの上玉だ。
できれば俺の手の届く範囲に置いておきたい。
「もちろんです。岸田洋一と申します。あなたは? 」
「ワシか? ワシは・・・・・・その・・・・・・リリカル、そう、リリカルかみなりじゃ!! 」
・・・・・・さっき、杖が喋ったように思ったのは気のせいだろうか?
「ところで、それがお前さんの支給品なのか? 」
「ええ、まったく思いだけで何の役にも立たないんですけどね」
「どれどれ、中を見せてみい」
女はそういうと、屋台の中に入ってあちこち調べ始めた。
「あ、あの、それでですね、あなたの支給品は・・・・・・」
その時、屋台の後ろのほうから大声が上がった。
「ちょっとー、なによこれ、ほどきなさいよ!! 」
まずい、目を覚ましたか。
「ん? なんじゃ今のは? 」
「ああ、ちょっと連れがいましてね」
女は勝手に屋台の裏手に回っていった。
「なんじゃこれは、こんなに縛り付けたりして・・・・・・ほれ、今ほどいてやろう」
メイド服の女に連れられて俺の前に出てきた例の眼鏡のガキは、俺の顔を見るなり女の後ろに隠れた。
「怖がられちゃったみたいですね」
そう言って取り繕おうとする俺を、女は一括した。
「ばかもん、あんな乱暴なことをしておいて当たり前じゃ!! おい、お前、ワシらにおでんを作れ!! 」
「ええ!? で、でもですね、今はそれより・・・・・・」
「ええい、年上の者が言うことを聞けんのか!! 」
「そうよそうよ、この変態!! 」
ドサクサに紛れて声を上げるガキ。つーか、変態って・・・・・・
「さあ、わかったらさっさとおでんを作れ」
『マスターの言うとおりです、変態』(本当は英語)
メイド服の女と、スクール水着を握ったガキと、ついでに杖にまで叱責されて、
俺はしぶしぶおでんを御馳走することになった。
まあいいか、この女もいずれ、俺のものになるんだからな。


【一日目 4時】
【C-7 ホテルの前】

【リリカルかみなり@ドラえもん
[状態]:健康
[装備]:レイジングハート メイド服 ネコミミとしっぽ
[道具]:支給品一式
[思考]
1:岸田を配下に置く
2:知り合いと早く合流したい
3:仲間を集め、主催者を倒す

【◆E3y/x3899E氏@テラカオスロワ書き手】
[状態]:不機嫌 小学四年生
[装備]:スクール水着
[道具]:支給品一式
[思考]
1:何でもいいから早く脱出したい
2:早くもとの世界に戻ってSSの続きを書く

【岸田洋一@鎖】
[状態]:健康
[装備]:おでんの屋台
[道具]:支給品一式
[思考]
1:リリカルかみなりを早いとこ手篭めにしたい
基本方針:生き残るのが第一目標だが、好みの女がいれば
    状況によってはいつも通りのことをする

【レイジングハート@魔法少女リリカルなのは】
[状態]:状況を楽しんでいる



最終更新:2007年02月26日 23:49