「こわいです……」
「いやです……」
「部室に帰りたいです……」
メイド服姿の少女は静かに、そして長々と泣いていた、周囲の騒音も、悲鳴も、気にならなかった。
彼女は安全な場所にいる筈だったから。
だから彼女は全てを奪われることになる。
支給品はおろか、服や、下着に至るまで。
「動かず、闘わず、ただ座って泣いてるだけか? 力の弱いものが幸せになれるほど程格差社会は甘くないのだよ」
朝比奈みくるを失神させた上、全ての持ち物を奪った安部は悠々とその場を後にした。
「これが格差社会というものだ。
力のあるもの、才能のあるものが、その才能に見合った正当な富と地位を得ることのできる社会。
確かに反対意見は多いだろう。しかし、それこそがこの国を再生させる唯一の方法である。
私はそう信じている。たとえ、国民の多くを敵に回したとしても・・・・・・」
【一日目 4時】
【A-3】
【朝比奈みくる@涼宮ハルヒの憂鬱】
[状態]:全裸、失神
[装備]:なし
[道具]:なし
[思考]
1:何もしたくない、何も考えたくない
【安部@現実】
[状態]:健康
[装備]:スタンガン
[道具]:支給品一式×2、朝比奈みくるの支給品、朝比奈みくるのメイド服と下着
[思考]
1:主催者を打倒し、元の世界に帰る
2:格差社会を全参加者に思い知らせる
最終更新:2007年02月27日 23:38