友人と悲しい犠牲者を弔う、わが娘の姿をただ見守る男がいた。
「たまえ……」
たまちゃんのお父さん、穂波真太郎。フリーの……っていうか娘専門のカメラマンだ。
娘の写真を撮るようになったのはまる子の祖父の一言がきっかけだった。
生きがいを見つけてくれた彼にちゃんとお礼をしたかったが、もう叶わない。
その祖父の仇を討とうとした孫娘も殺されてしまった。
そうした、悲しみの連続に巻き込まれた自身の娘を今、こうしてみている。
「たまえ、大丈夫だ。お父さんが付いているぞ。……一緒に頑張ろうな」
父の決意。悲しみに沈む娘の力になってあげること。
それが、父としてできる最大最強の娘孝行。
今まで見たことのない、最大にかっこいいたまちゃんのお父さんだった。
「それにしても、悲しい表情を浮かべるたまえはかぁいい!!
お持ち帰りぃぃぃ……もとい、撮影ィィィィィィ……!!」
えーと、前言撤回。
【一日目・11時56分/静岡県沖・ロストグラウンド/天候・真夏日】
【穂波真太郎@ちびまる子ちゃん】
[状態]強い決意、そしてデレデレモード。
[装備]カメラ(ライカ)
[道具]支給品一式
[思考]基本;娘の力になる
1:ウオオオオオオたまえウオオオオオオ
最終更新:2011年02月22日 00:21