アットウィキロゴ
フォルカ・アルバーグによってアレディ・ナアシュが殺害された直後
場の混乱に紛れて、紅美鈴は静かに神夜たちの一団から離れた。
このまま彼等といたら、自分の決意が鈍るかもしれないと考えた故だった。

彼女は許すことができなかった。
自らの主人姉妹が殺された時、何もできなかった彼女自身が。最も長く行動を共にしていながら、フォルカの本性を見抜くことのできなかった自分自身が。

「さようなら神夜さん、どうかお元気で」

集団から離れた美鈴は、天に向かって頭を下げた。

「お嬢様、妹様。今までお世話になりました」




東京都の一角で、キラーマジンガを引き連れたルカ様は屍の山を築いていた。
「ハハハハハ!愉快だ、久しぶりに愉快だぞ!」
笑いながら、ルカ様は逃げ惑う人々に銃弾を浴びせる。一人また一人と犠牲者は増えていった。
「お……おどれは……
 何でこんなむごい事ができるんじゃ!それでも人間か!」
腹を撃ち抜かれたチンピラ風の男が、地面に倒れながらルカ様に叫ぶ。
「フン、決まっている。俺は人、そしてお前らは豚だ。
 人が豚を殺して何の罪がある」
その様を嘲いながら、ルカ様は男の頭に銃弾を撃ち込んだ。

剛田武ドラえもん 死亡確認】
峰岸あやの@らき☆すた 死亡確認】
南夏奈@みなみけ 死亡確認】
【譲崎ネロ@ミルキィホームズ 死亡確認】
【織斑一夏@インフィニット・ストラトス 死亡確認】
【北条鉄平@ひぐらしのなく頃に 死亡確認】



「ルカ・ブライト。こちらに接近する者がいるぞ」
キラーマジンガが指し示すほうを見ると、こちらに走ってくる中華風の服を着た女の姿があった。
「自分から屠殺されに来るとは!感心な豚だ!」
その女に向けて発砲するルカ様。しかし女は人間を越えた反射速度で銃弾を回避して近づいてくる。
「あの女……ただの豚ではない。
 おい屑鉄!剣を寄越せ!」
キラーマジンガから無理矢理剣を取り上げると、ルカ様は女に切りかかった。
ルカ様の剣戟を女は紙一重の差で避けていく。

「これは中々殺し甲斐のある豚だ!」
「豚に非ず! 私は華人小娘紅美鈴!」



こうして始まった戦い。
最初は拮抗していたが、徐々に徒手空拳の美鈴をルカ様の二刀流が圧してきた。
美鈴の体にいくつもの切り傷が刻まれていく。
「どうした、最初の威勢はどこに行った!」
ルカ様は笑いながら美鈴を嬲り殺しにしようとする。
もしも彼が殺人を楽しまず、一撃で殺すつもりで戦っていれば勝負の結果も変わっていたかもしれない。

殺人の愉悦に浸るルカ様に一瞬の隙が生まれたことを美鈴は見逃さなかった。

「 破 山 砲 ! ! ! 」

美鈴の拳が二本の剣を砕き、ルカ様の胸をえぐった。
それと同時に虹色の気が爆発し、ルカ様の身体が吹き飛ばされる。
「豚がぁぁぁぁぁぁ!!」
吹っ飛ばされたルカ様は近くにあったスーパーマーケットの壁を突き破り
精肉コーナーの豚肉の棚に激突して動かなくなった。



ルカ様の死を確認した美鈴はキラーマジンガに向き直る。
だがキラーマジンガは猛スピードで逃げると、東京湾の中に飛び込んでしまった。

「片方……逃がしたか……」
美鈴は支給品の医療セットで体中の傷を治療しながら、ふと思う。
命がけの戦いをしたのはいったい何時以来だっただろうかと。
ずっと忘れていた。お嬢様に拾われてからの、紅魔館での幸せな生活の中で。
門を守って、花壇の手入れをして、魔法使いや妖精と弾幕ごっこをして、たまに居眠りしてメイド長の咲夜さんに怒られて。
もう二度とあの日々は帰ってこない。主が死んだ時、紅魔館の門番紅美鈴も死んだのだ。
今ここにいるのは只の妖怪紅美鈴。その目的は門を守る事ではない。
「もう沢山ですよ……何もしないのは」
この殺し合いに乗った者を、一人でも多く倒す。それが彼女の決意だった。
自分は妖怪として大した力を持っているわけではない。返り討ちにあって死ぬかもしれない。
それでも、何もできないよりはましだ。
傷の手当を終えると、美鈴は再び独り歩き出した。

【一日目・11時30分/東京都/天候・晴れ】

【紅美鈴@東方Project】
【状態】ダメージ(中)
【装備】なし
【道具】不明
【思考】基本:一人でも多くのマーダーを殺す
1:マーダーを見つけて殺す
2:フランドール姉妹を殺した奴は許なさい
3:フォルカ・アルバーグを見つけたら倒す

【キラーマジンガ@ドラクエ】
【状態】東京湾を潜行中
【装備】弓とかの武装有り
【道具】支給品一式、他不明
【思考】基本:海底神殿に帰って宝物庫を護る
     1:紅美鈴から逃げる
※宝物庫さえ護れれば他はどうでもいいです

【ルカ・ブライト@幻想水滸伝2 死亡確認】
最終更新:2011年02月24日 00:55