どうやら僕は情けないことに意識を失っていたらしい
今はシロッコさんに起こされてから、軽く説明を聞きながら移動中だ
中島、
アーカードさんとの戦闘音で他の人が集まってくると困るんだ、とシロッコさんが教えてくれた
アーカードさんが仲間になってくれたこと、姉さんを主人として扱ってくれること、そして、吸血鬼だということ…
びっくりする内容ばかりだったけど、シロッコさんの優しい話し方は僕を安心させてくれた
「アーカード!いるのだろう?話がある」
「なんだシロッコ?そちらの話は終わったのか?」
「あらかたな…カツオも状況を理解してくれたことだし、一つ確認しなければならないことがある…支給品についてだ」
シロッコさんが呼ぶとアーカードさんが闇から浮き出てくる
何度見てもその姿は恐ろしく、つい後ずさりしてしまう
「私の支給品は、君との戦いでも使用させていただいたこれだ」
「レーザー状の刃か?こんなものはヘルシング機関でも見たことがないな
ククク、ウォルターに持って帰ってやったら喜びそうだ」
「こっちはこれだ、闇のランプというらしい。こすると昼が夜になるとのことだ
まさしくわたしのようなナイトウォーカーにうってつけの道具だな」
アーカードさんがデイバックから鈍色のランプを取り出す
僕から言わせれば、それはランプというよりデパートのレストランに出てくるカレーの容器に見えた
「成程…つまり貴様が生きている限りはこの世界に日が昇ることはない、というわけか」
「exactory」
「ぼ、僕のはこれです…んっ!」
デイバッグから重量感のあるボウガンを取り出す
「ほう、マイマスターの弟君も運よく武器だったというわけだな。グゥ~~ッドッ!! 抗う力があるのは実に素晴らしいっ!!!」
「とはいえカツオはまだ11歳だ。あまりプレッシャーをかけるなよ」
僕は嘘をついていた
バレなかったろうか? どもったのはボウガンが重かったからじゃない、緊張のせいだ
実はボウガンは中島の支給品で、僕のはなにかハンドクリームのようなものだった
でも、まだシロッコさんがアーカードさんを呼ぶ前、僕に小さなメモを渡してきたんだ
『君の支給品はボウガンということにして、可能なら君の支給品を私に預けてくれないか?』
父さんに怒られてばかりの僕だけど、そんなに馬鹿じゃない。
シロッコさんの気持ちはすぐに分かった、吸血鬼なんて信用できないに決まってるさ
でしょう?シロッコさん?…
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私、シロッコは現状を判断するに、一つ厄介な問題を抱えている
アーカードは確かに貴重な戦力だ
しかし…もしサザエが私の望むような女性でなかったら?
その場合、カツオ共々いずれ処分しなければならなくなるだろう
ここには、もっと沢山の女性がいる
その中にはもっともっと優秀な者もいるかもしれないのだ
アーカード…奴と話してその並外れた忠誠心を感じることが出来た
私がサザエ、カツオを切ると言ったら、奴と敵対するのは目に見えている
カツオの支給品が、私の切り札になってくれればいいのだが…
【H-3 4:30】
【シロッコ@Zガンダム】
[状態]:健康、疲労
[装備]:ライトセーバー@スターウォーズ
[道具]:支給品一式 、あべこべクリーム@どらえもん(カツオの支給品)
[思考]:1:優秀な女性を探し、生き残らせる
2:サザエという女性に魅力を感じる
3:サザエ以外に優秀な女性がいたら、そちらにつく
4:主催者打倒の可能性を探る
【
磯野カツオ@
サザエさん】
[状態]:顔面軽傷
[装備]:ボウガン(元中島の支給品)
[道具]:支給品一式
[思考]:1:サザエを探す
2:シロッコについていく
3:アーカードは吸血鬼なので信用できない
自分の支給品の確認はまだです
【アーカード@ヘルシング】
[状態]:健康
[装備]:闇のランプ@ドラクエ
[道具]:支給品一式
[思考]:1:強者との闘争を希望
2:シロッコの選ぶ指導者(サザエ)とやらを見定める
3:闇のランプを使い続け、常に夜を保つ
最終更新:2007年03月01日 21:35