東京都内を高速で移動する漫画家一行。
そして葛飾区のとある派出所前まで来たとき、事件は起こった。
「あっ!山正川正先生だ!」
そこには日本中の漫画家から尊敬される漫画家・山正川正の姿があった。
山正川正。
週間少年ジャンプの読者なら、いや日本人ならば彼の名を知らぬものはいない。
代表作「バイオレンスポリスマン」は週間少年ジャンプに35年間掲載され続けており、現在コミックスが173巻まで発売されている
アニメ化、さらには有名アイドルグループのメンバー主演によるドラマ化もしている国民的漫画である。
そんな「バイオレンスポリスマン」の作者である山正川正はまさに日本マンガ界の生きる伝説であり、すべての漫画家たちの憧れなのだ。
「山正先生!お久しぶりです!」
笑顔で山正に駆けよる澤井。
銃声とともに、澤井の額に穴が開いた。
「なん…だと…」
「どういうことだってばよ!?」
「キサマああああああああああああああああ!!!」
唖然とする一同、そしてチャゲチャは山正に殴りかかる。
しかしチャゲチャの拳はむなしく宙を切った。
「クソマンガごときが……
この山正川正に触れられるとでも思っているのか?」
「173巻の重みを知れ」
次の瞬間、チャゲチャの体はバイオレンスポリスマンの単行本全173冊に押し潰されていた。
「チャゲチャー!」
「てめえ……!卍解!」
怒った岸本斉史は九尾に覚醒し、久保帯人は卍解、そして崩玉を使ってパワーアップした。
しかしそんな彼らの攻撃も、山正には一切通じない。
「まったく……どいつもこいつも……」
九尾と死神の攻撃を軽く受け流しながら、山正川正は怒っていた。
「好き勝手言いやがって……。
なにが老害だ…!なにが「70巻ぐらいまでは面白かった」だ…!
なにが「寿司屋が出てきてから読まなくなった」だ…!なにが「大阪編はマジでクソ」だ…!!
どいつも!こいつも!俺より鳥山のほうが好きだったくせにッ!今は尾田のほうが好きなくせにッッ!!」
怒りとともに山正が乱射するニューナンブM60により、岸本と久保は蜂の巣にされた。
「お前らも173巻の重みを知れ!!」
とどめとばかりに二人の上にバイオレンスポリスマンの単行本全173冊が落とされ、二人の体は二度と再生できぬほど粉々になって死亡した。
「この世に俺以外の漫画家は必要ない……次はお前だ、冨樫!」
山正の言葉に、今までずっとDSをやり続けていた冨樫がようやく顔を上げた。
そして変化が起こった。冨樫の体がいきなりムキムキになり、髪の毛が長く伸びて逆立った。
(なんだ…このプレッシャーは!?
まさか冨樫の奴は…俺を倒せるレベルにまで自分を強制的に成長させたのか!)
驚く山正の前に現れたのは、
ゴンさん化した冨樫だった。
「今週から本気出す」
「ククク、謳うなよ小僧…35年間連載の力を思い知らせて殺してやる!」
(なにが……どうなってるんだ?)
澤井啓夫は血の海の中でうめいた。
キュアレモネードに変身していたために、銃による即死は免れたのだ。
しかし重症には変わりない。もう動く力すら彼には残っていなかった。
霞む視界に、山正と本気を出した冨樫が向き合っているのが見える。
次の瞬間、澤井の体は放り投げられていた。
投げたのはチャゲチャだった。バイオレンスポリスマンの単行本に体のほとんどを潰されながらも、チャゲチャは残っている上半身で澤井を力の限り放り遠くへ投げたのだ。
山正の拳と冨樫の拳が激突した。その時、小型核爆弾に匹敵する衝撃が葛飾の一角を消滅させた。
「チャゲチャアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
放り投げられた澤井が最後に見たのは、戦いの衝撃に巻き込まれて消滅するチャゲチャの姿だった。
最期の瞬間、チャゲチャは笑っているように見えた。
【一日目・12時40分/東京都葛飾区亀有公園前派出所跡地/天候・雨】
【山正川正@代表人】
【状態】激怒
【装備】ニューナンブM60
【道具】バイオレンスポリスマンの単行本1~173巻
【思考】
基本:自分以外の漫画家を抹殺する
1:冨樫を始末する
【冨樫義弘@現実?】
【状態】念能力者 全裸、ゴンさん化
【装備】盗賊の極意(スキルハンター)" DS(死守した)
【道具】なし。
【思考】
基本:主催者をボる
1:This Way…
【久保帯人@現実? 死亡】
【岸本斉史@現実? 死亡】
【チャゲチャ@チャゲチャ 死亡】
【澤井啓夫@現実】
[状態]:重症、頭部にダメージ(特大)、吹き飛ばされた、気絶
[装備]:キュアレモネードの装備一式
[道具]:支給品一式
[思考]基本:……
1:チャゲチャ……
※どこに吹き飛ばされたかは不明
最終更新:2011年02月28日 00:32