『『放送よりもAVだ!』』
「その声……覚えたわよ……もし、出会えたなら……!」
「お、落ち着けマミ!」
放送を聞いた
巴マミは激怒した。
今まで変態を倒してきた彼女であったが、さすがの彼女もまさか主催者が一番変態とは思っていなかったのだ。
しかし首輪が爆発してしまうと、死にはしないがまた肉体修復に手間取ることになる。
結局彼女も下唇を噛みしめつつ下着姿になった。
「「マミさんのおっぱいマミマぐはっ
その行き場のない怒りは、とりあえず寄ってきたモブの変態を掃射して処理している。
そんなマミをなだめるのは、ドッピオと再び入れ替わった
ディアボロ。彼は全裸だった。
ドッピオは自分のロープがマミの首を締め続けてきたことに今さっき気付き、凹んでいる。
「殺し合いというだけでふざけているのに、禁止行為までふざけているなんて許せない……!」
「基本、放送の禁止行為は主催者の気分で決まるからな。前期の笑うの禁止も相当にきつい」
「そういえば……あなたは症候群の大先輩なのよね。いくつもの世界を知る……」
「ああ……」
とりあえず拾った薬草を股関部分に貼りつけながら、ディアボロは遠い眼をする。
思い返すのは、殆どがあらゆる自分の死。そして僅かな希望だった。
「玉子には及ばぬが……私も長いことこの世界で死んできた。元の世界でもだ。
最初は、我が絶対のスタンドに勝てるものなどいないと思い込み、そして死に続けた。
だが……比較的最近だが、誰かと協力することを私はようやく学んだ。
タケシとフュージョンすることで、死に続けながらもイナバ製作所に辿り着いた。
そして出会った探索者達と共に戦い……私は確かに、最後の決戦の時まで生き延びた……」
「……」
ディアボロの話を、マミはただ黙って聞き続ける。
新米の自分には、とても想像できない無限死の地獄を味わってきた男、ディアボロ。
そんな男の背中には、哀愁が漂っていた。
「……だが、聖杯の口から語られた、私たちが死に続ける運命の真実はあまりに残酷だった。
そして奴の言葉通り、今は落ち着いているが、結局はまた無限死の世界に堕ちた……
その時の仲間も、ほとんどが放送で名前を呼ばれた……
マミ、お前もいずれ私と同じ絶望を……」
「絶望はしないわ!」
「!?」
ここで初めて、マミがディアボロの言葉を遮った。
「前の戦いで最後まで生き延びれて……そして今もあなたは生きている。
症候群は、決して完全なものではない、打ち破れるものよ!
あなたもそれがわかっていたから、いつまでも必死に抗ってきたんでしょう!?」
「……!」
「仮に症候群が復活しても、私は諦めない!症候群中でも変態を裁くことはできたもの!
たとえ何度死のうと、問題じゃない。むしろ死んでいるから、もう何も怖くない!」
「ふっ……死んだ回数はこちらがまさに桁違いだというのに……
駄目な症候群先輩だな、まだ先輩として後輩に
「ストップ!私が言うのも変だけどそれ以上は死亡フラグよ!」
おっと危ないと思いつつも、ディアボロはすっくと立ち上がった。
その背中から漂うのはもはや哀愁ではなく、決意。
「そうだ……たとえ何度死のうとこのディアボロ、不屈の精神で抗い続けた!
症候群は不完全な存在!強き決意を胸に、共に戦う仲間がいれば!」
「ひとりぼっちじゃなければ!」
「「もう何も怖くない!」」
患者の先輩と後輩は、高らかにそう叫ぶと、再び歩きはじめた。
【一日目・13時20分/神奈川県/天候・雨】
【ディアボロ@ジョジョの奇妙な冒険】
【状態】健康、決意、ほぼ全裸
【装備】ロープ、薬草@DQシリーズ
【道具】支給品一式
【思考】基本:主催者を倒してロワを終わらせる
1:マミと共に行動し、対主催の参加者を探す
2:
野比玉子症候群を完全に打ち破る
3:魔全裸王を警戒
【巴マミ@魔法少女まどか☆マギカ】
【状態】健康、決意、上下下着のみ
【装備】無限の銃製、エターナルソード、赤い鉢巻
【道具】支給品一式、アルベイン流奥義書セット
【思考】
基本:バトルロワイアルの破壊
1:ディアボロと共に行動し、対主催の参加者を探す
2:アンチ連盟関係者、キュゥべえ、は見つけ次第攻撃
3:魔全裸王、主催者(長谷川たち)はなんとしてでも倒す
最終更新:2011年03月04日 00:40