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「あらぬ言いがかりをつけてズガンしているだけか?」
「うるs(ry」

ナックル幸代は、目の前の男を見て思わず声が詰まった。
それは、彼女が長い話数をかけて積み上げようとしていた者であった。
そのために、7期参加者を殺しまくって(無名キャラ)賞金を稼ぎ、ナックルの強度をあげていた。
また、アンチ連盟が滅びた後も、自身のパンチ力をあげることを怠ることはしなかった。

「・・・・・・ズガンだけで生き残れるほどバトルロワイアルは甘くないのだよ」

ルーファウスという男の口から言葉が続けられる。
自分に銃を向けるまでのタイミング僅か0.05秒。
死体役ならば、向けられたことすら気づくことがないままこの世を去っていただろう。

ズガン!



(この速さならば・・・・・・!)

だがナックル幸代は違った。
自身に向かってくる銃弾に、4000万(これ以上稼げなかった)のナックルを思いっきり当てる。
銃口から弾道を予測するまでも無い。
人体の急所、それもルーファウスがよく狙う、額の中心に拳を重ねればいいだけだ。

「ほう・・・・・・ネタをパクるだけはあるではないか」

放ったの銃弾が粉々に砕け散るのを見て、ルーファウスは感心した。
一方、幸代は冷や汗を垂らしながらも彼に不敵に笑う。

「最初はただ、ナックルを強くしたいだけだった・・・・・・
 しかし、自重しない7期参加者達(無名)をズガンしている内に、あんたのことを知った」

ルーファウスは銃を下ろさない。
先ほどみたいに殺すのではなく、話を続けろと言わんばかりに銃口を突きつける。
対する幸代も自慢のナックルをルーファウスに見せ続ける。

「本編でズガン同然で退場した私にとっては、あんたの存在が眩しかった。
 ただ目的も無くズガンを続けるあんたに、いつしか憧れを持っていた。
 そして・・・・・・このナックルをあんた程眩しい存在してしてみたくなっていた!」

私のナックルにはあんたの目に入れるだけの価値があるわ。
だってまだこんなに綺麗に輝いているもの。
まだ、殴れる。 まだズガンできる!
どんなに砕けても、どんなに傷ついても、殴れる限りこのナックルから価値が消えることはない!!

幸代のナックルは、銃撃で破損し1980万になっていたが、それでも彼女には誇らしく輝いて見えた。


「ふん!」

ズガガンガガンガン!!

ルーファウスの銃から更に銃弾が放たれた。
それも一発や二発ではない。
並みの死体役ならば10人はズガンされる程、激しい掃射だ。
ナックル幸代はそれらをナックルで弾いていく。

「ズガンズガンうるせー!!!」

そして距離を離す・・・・・・のではなく、そのままルーファウスの懐に向かってナックルを放つ。
しかしそこで終わるルーファウスではない。
紙一重でナックルをかわし、彼女の死角に回り込む。

(しまっ・・・・・・っ!)

完全に伸びきった腕の真横に回りこまれ、幸代は大きな隙を晒してしまう。
いくらカオスロワ補正で身体能力を上げているからとはいえ、
その力は未だに逸般人レベルを超えていない。 せいぜい怪人レベルがいいところだ。
そして対するルーファウスはカオスロワが誇るズガンの名手。
生半可な拳とプロの銃、この状況でどちらの方が速いかは幸代にもよくわかっていた。

(ここまでか・・・・・・)

ズガン!








【HUSTLE MUSCLE@アニソン 死亡確認】


「何故・・・・・・殺さなかった?」

ナックル幸代にはルーファウスの行動がわからなかった。
撃ち貫かれたのは自分ではなく、そこらへんにあったアニソン。
あの距離でルーファウスが外したとは考えづらい。

「ズガンとは本来一瞬でケリをつけるもの。
 殺すのに何十行もかかっては、最早ズガンではあるまい」
「それじゃあ・・・・・・」
「ズガンのタイミングに合わせて音を鳴らしたので鬱陶しかっただけだ」

そう言ってルーファウスは背を向け、歩き出した。
幸代も拳を下ろして彼の背中を見続ける。

「それに新たなズガン役としてお前も気になるのでな。 期待しているぞ」
「う、うるせー///」

こうして、ナックル幸代とルーファウスは別れたのであった。


【一日目・14時45分/山形県酒田/天候・雨】
【ナックル幸代@魔人探偵脳噛ネウロ】
【状態】健康
【装備】様々な高級指輪(1980万のナックル)
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】基本:ルーファウスのようなズガン要員となる
     0:う、うるせー///
※アンチ連盟の一員です

【ルーファウス@FF7】
【状態】健康
【装備】ズガン銃
【道具】支給品一式×2
【思考】基本:ズガンする。
     1:ナックル幸代に期待





「この感覚は!?」
「どうしたんですか?」

ここはアメリカ、叫んだ男の名はイチローである。
同行者の鳥羽一郎は、いきなり声を荒げる彼に対して疑問を浮かべていた。

「自重しそうにないやつの感覚だ・・・・・・!」
「そうですか」

自重しないやつはイチローに制裁される。
ちょっと昔のカオスロワならよくあることであった。
そしてその自重しないやつ殺しのDNAが、さり気無くズガンから復活していたルーファウスと
下手したら自重しそうにないナックル幸代の気配を感じ取っていた。
え? ノアフォルカ? あいつは自重して主催討とうとしているからスルーした。

【一日目・14時45分/アメリカ/天候・雨】
【鳥羽一郎@鳥羽一郎の兄弟船で地球滅亡】
【状態】全盛期の鳥羽イチロー
【装備】カラオケマイク、兄弟船
【道具】不明
【思考】
1:歌謡界を縮める!!

【イチロー@イチローのレーザービームで地球滅亡】
【状態】全盛期のイチロー
【装備】不明
【道具】バット、グローブ、ボール
【思考】
1:鳥羽一郎さんに着いていく
2:歌謡界を縮めるってなんだろう?
最終更新:2011年03月08日 20:38