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「やれやれ服を脱げなんて下らねぇルールだぜ」

禁止行為により、薄着になっていた承太郎は神奈川を歩いてた。
彼は本来沖縄に向かう筈だったのだが、復旧したネットの掲示板を確認したところ
DIOが神奈川に移動したという情報を入手した為、現在大勢の参加者がいるであろう神奈川にて
DIOと自分の同行者だったジグマール、そして危険人物のネルを探していた。

「ん?あれは……」
そして承太郎は現在ある男を発見した。


「く……マミはもう居ないか……」
ある男とはディアボロである。彼は症候群を再発した為、復活できたのだ。
もっとも弱まった症候群では時間が経てば、また死人に戻ってしまうが。

「あれは……」
そしてディアボロも、承太郎の存在に気が付いた。
(確かあの男は空条承太郎……俺が殺したポルナレフの仲間……)

ディアボロは考える。彼と接触すべきか否か。確かに、承太郎は信用出来る人物だ。しかし自分はポルナレフを殺した。
つまり承太郎にとって自分は敵と判断されているかもしれない。だが、もし彼がポルナレフを殺したことを知らなければ話が出来る。
あまり分の良い賭けではない、出来れば接触しない方が良いかもしれない。
だが、こう考えている間にも自分の残された時間を無駄に消費してしまう。
(ここは奴を避けるべきではない)
「空条承太郎、お前と話がしたい」
「何?」
考えた末、彼は承太郎と接触する事にした。

◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

「……今の話は全て本当なのか……?」
「ああ全て本当だ」
ディアボロは全て話した。症候群の事、カオスロワ7期、8期の事、そして自分がポルナレフを殺した事を―――。
「一つ聞かせてくれ」
「何だ?」
「何故てめぇは俺にポルナレフの事を教えた?俺がプッツンして自分が攻撃されると思わなかったのか?
 それとも余程腕に自信があるのか?」
その声は怒りに満ち溢れていた。その問いに対しディアボロは答え始める。

「……私はもう直ぐ死ぬ。そしてまた無限の死を繰り返す」
「……」
「私は彼女に……マミにそんな道を歩んで欲しくない。承太郎、お前と接触したのは勝手な話だが、お前に後の事を任せたかったからだ。
 だから私は償いとしてポルナレフの事を全て語る事にした。勿論それで全てが償えるとは思えない。だから私を殺しても構わない。
 殺すだけで飽き足らないなら、いくらでも痛めつけても構わない……」
ディアボロは土下座をし頭を地面に擦り付ける。もう既に彼に帝王としての威厳は無かった。

「スタープラチナ!!!」
「!?がああああああああ!!!」
だが次の瞬間ディアボロの体が宙を舞う。
そう承太郎のスタープラチナが、ディアボロを殴り飛ばしたのだ。

無様に殴り飛ばされたディアボロを見下ろしながら承太郎は一言。
「失せろ!」
それだけ言うと承太郎はディアボロに背を向ける。
「……私を殺さないのか?」
その問いに対し、承太郎はディアボロの方を見ずに答える
「どうせお前は死ぬ。なら俺が手を下すまでもねぇ、それだけだ。許したわけじゃねぇ」
そう言うと彼は、そのまま去って行こうとした。

「うひゃひゃうひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ
 ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ
 ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ
 ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ
 ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ
 ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ
 ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ
 vひゃひゃひゃひゃ
 ひゃひゃひゃひゃvひゃひゃ
 ひゃひゃ
 ひゃひゃ
 ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ 」
だがそんな彼の目の前に、どうやってプエルトリコから日本に来たのかカイトが立っていた。

「(なんだこいつ?どう見てもイカれてるじゃねぇか)そこを退けじゃねぇとぶちのm……!?」
次の瞬間、Uー1メモリによって加速したカイトが承太郎を直死の魔眼で切り刻む。
そこには、承太郎であったミンチが転がっていた。

「うひゃひゃうひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ
 ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ
 ひゃひゃひゃひゃひゃh「やれやれだぜ……」!?」



だが転がっていた筈のミンチはそこには無く、切り刻まれた筈の承太郎はカイトの後ろに回っていた。
(時を止めてなかったらヤバかったな……)
『オラァ!』
「ぎゃがあああああああ!!!」
スタープラチナがカイトを殴る。体制が崩れたカイトにスタープラチナは更にラッシュを叩き込む。
『オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ!!!!!!!』
「あぎゃああああああああああああああああああああああああ!!!!!」
顔面、鳩尾、腹、右腕、左腕、右足、左足カイトの体の至る箇所にスタープラチナの拳が炸裂する。

◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇


「……少しやり過ぎちまったか」
圧倒的だった。
承太郎はカイトに反撃のチャンスも与えず、スタープラチナの拳を数分間叩き込み続けた。
(糞!やはり俺は動揺してやがる……)
自分でも認めているように、明らかに彼はディアボロの話で動揺していた。
もし以前のディアボロに会っていたら、承太郎は絶対にディアボロをぶちのめしていただろう。
だがここにいるディアボロは既に以前の彼とは違った。少なくとも承太郎は、彼を悪として裁けなかった。
そのせいか、承太郎はイラついている。カイトをここまで完膚なきまでにぶちのめしたのはその為だ。

「うひゃひゃひゃひゃ!!!!」
「なっ」
だが、イラついていた為だろう。承太郎は、カイトの不意打ちに気づくのに一足遅れてしまった。
(時を止めるのが間に合わな……)
「キング・クリムゾン!」
次の瞬間、時が消し飛び結果だけが残った「カイトの攻撃が空を切る」という結果のみが。

「今のは……?」
「……」
「おい?何黙ってやがる」
「……」
「まさか……」
スタンドを使用した際、残りの命全てを使ったのかディアボロは既に息絶えていた。
「……借りが出来ちまった訳か……」

彼の死を確認した承太郎は、無言で再びカイトの方を見る。
「……」
「うひゃひゃひゃひゃひゃ!!!」
再びカイトは、承太郎をミンチにしようと距離を詰める。しかし、承太郎は微動だにしない。
そして次の瞬間

『スタープラチナ・ザ・ワールド!!!』

時が止まる。その世界で動けるのは、空条承太郎のみ。

「裁くのは……
 俺のスタープラチナだ!」

『オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ!!!!!』

スタープラチナのラッシュが炸裂する。

「そして時は再び動き出す……」

承太郎は、少しずれた帽子を元に戻しそう呟く。

「うひゃ?」
次の瞬間カイトは破裂した。
「ウひゃひゃひゃひゃhyyっひゃひゃhyはやひゃあgyははっはgyjklづ」
彼は最後の時まで、狂った笑いを続けていた。

【カイト@HUNTER×HUNTER】死亡確認
死因:オラオララッシュ

◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

「少し粗末だがそれで我慢しろよ」
ディアボロの埋葬を終えた承太郎は一言そう呟く。

そして少し間を置いた後
「……お前の後は俺が引き受けた。だが勘違いするなよ、俺はお前を許した訳じゃねぇ借りた借りを返すそれだけだ」
そう言うと、彼はその場から去っていった。


【ディアボロ@ジョジョの奇妙な冒険】死亡確認


【一日目・18時/00分/神奈川/天候・晴れ】

【空条承太郎@ジョジョの奇妙な冒険】
【状態】疲労
【装備】スタンド『星の白金(スタープラチナ)』
【道具】支給品一式 、ノートパソコン
【思考】基本:主催者をぶちのめす
1:DIO、危険な女(ネル)を探しぶちのめす
2:ジグマールを探す
3:借りは返す
※7期世界を知りました
最終更新:2011年03月22日 12:14