太陽も沈み、夜が降りてくる。
月の光が差し込み、ただ静かに風が吹き荒れる。
ここは神奈川県横浜市ランドマークタワーの屋上。
二人のストライダーは出会ってしまった。
「会いたかったよ、飛竜」
「……飛燕か」
互いにプラズマを纏った剣を構える二人。
だが、殺気を放つのは飛竜のみ。
「もう止めるんだ、飛竜。俺達の戦いは終わったんだ! ストライダーズはもう無いんだ!」
「終わっただと? ……笑わせるな」
「飛竜、お前の顔はもう大部分の参加者は知っている!
あの新生なんとか団の放送を聞いているからな」
「? ……飛燕、まさか貴様は……」
「飛竜、お前もあの『お方』の下に来い!」
七期の世界で飛燕はいた。だが、今はそんなことはどうだっていい。
飛燕のその一言でさらに殺気立つ飛竜。
「飛燕……『奴』がいるのか?」
「そうだよ、飛竜。お前も一緒に来い」
「……俺の任務は『奴』の抹殺と裏切り者の排除だ……!」
次の瞬間、飛竜は地面を蹴り、加速する。
サイファーとライトセーバーを握り締め飛燕に迫る。
「クッ!」
「チィ!」
しかし、飛燕はサイファーとZセイバーを使い防ぐ。
互いに二刀流。サイファーと雷光剣。戦い方も互いに熟知している。
高速に剣を動かし、斬り、払い、突く。だが、互いに防がれる。
互いに特A級ストライダー。くぐり抜けてきた場数も同等。
「飛竜! 俺はお前とは……戦友とは戦いたくない!」
「……甘ったるい言葉を吐くな」
飛燕の腹部に飛竜は蹴りを撃ち込もとする。
しかし。バックステップで交わす飛燕。
だが、飛竜は追撃に掛かる!
(あの技を使うしかないのか?)
(……飛燕、何をする気だ?)
一瞬、殺気が飛燕から放たれる。
そして、飛燕の左手に持ったZセイバーから紅いオーラが放たれた。
「――――――――――――幻夢零」
次の刹那、ランドマークタワーが真っ二つに斬られた。
◇ ◇ ◇
「……許せ、飛竜……」
涙は流れない。
自分は裏切り者。自分にはそんなことをしても許されないと知っているから。
そして、飛燕は野を馳せて行った。
【一日目・18時30分/神奈川/天候・晴れ】
【飛燕@ストライダー飛竜2】
【状態】手遅れ、ダメージ(中)、疲労(中)、上半身裸
【装備】光剣サイファー、Zセイバー@ロックマンX
【道具】支給品一式、手榴弾、シークレットトレイル、ビデオカメラ その他不明
【思考】基本:あのお方の為に参加者達を間引く
1:…………飛竜。
2:興味のある参加者は盗撮する
※幻夢零ほかゼロの技を一部習得しました。
◇ ◇ ◇
「……感謝しているぞ、不破……」
飛竜は生きていた。
あの技『幻夢零』は回避不可能と咄嗟に判断していた。
ならば、交わせないのならば、交わさなければいい。
そう、あの瞬間、飛竜は放ったのだ、『流影刃』を。
不破師範の使う『流影陣』ではない。強いて言うならば、斬鉄の『流影刃』だ。
つまり、『流影刃』で『幻夢零』を反射させた。
「裏切り者に待っているのは……『死』のみだ。
安心しろ、俺が貴様を……『奴』もろとも冥土に送ってやる……!」
【一日目・18時30分/神奈川/天候・晴れ】
【飛竜@ストライダー飛竜】
【状態】ダメージ(大)、疲労(大)
【装備】ライトセーバー@スターウォーズ、光剣サイファー
【道具】俺にそんなものは必要ない
【思考】基本:主催者共を闇に葬り去る
0:少し休む
1:フォルカを強く警戒・危険視
2:飛燕、『奴』を冥土に送る
3:アンチ連盟も全員、地獄に堕とす
4:情報を集める
5:阿部とレンの仲間も探しておく
※7期からの参戦です。
※『流影刃』を習得しました。
最終更新:2011年03月23日 15:01