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ドラえもん……行ってくるよ」
僕は部屋の畳の上で鎮座しているドラえもんに、ゆっくりとそう告げた。
その僕の言葉に、ドラえもんは驚愕の表情を浮かべる。
「のび太くん……? 外は危険だって言うのに何処に行くんだ?」
「……」
僕は答えなかった。
親友に真実を伝えるのが辛かったからだ。
これから、この殺し合いを満喫しにいくだなんて真実を。
「どこだっていいだろ。あまり僕に付き纏わないでくれ」
冷たく突き放すように、ドラえもんに背を向ける。
「僕の支給品のダークカブトゼクターとハイパーゼクターは置いていくよ。
 仮面ライダーの道具なんて、書ける人が少ないだろうし」
「誰に説明してるんだよ! そうじゃなくって、危ないから出るなってば!」
僕はドラえもんの制止も聞かずに、台所から包丁を取ったあと家を飛び出した。



待っていろ参加者たち!
このゲーム、僕が優勝してみせる!





走りゆく少年の手には、一冊のノートが握られていた。



【東京都練馬区ススキヶ原 12時30分】
野比のび太@ドラえもん】
[状態]:健康
[装備]:包丁
[道具]:支給品一式 、混沌のテラ@カオスロワ第一期
[思考]:殺し合いに勝利する

【ドラえもん@ドラえもん】
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:不明、支給品一式
[思考]:のび太の豹変に困惑


※ダークカブトゼクターとハイパーゼクターはどこかに放置してあるかもね。


最終更新:2007年03月12日 22:40