「全く、これで一体何度目になるというのだ」
彼の名前は岡部倫太郎。秋葉原の街に暮らしている、ごく普通の大学生である。
強いて違うところを挙げるとするなら、それは彼が極度の厨二病であるということだろうか。
「いつになったら、まゆりを死なせずに済むというのか……いや、弱気になってはいかん。俺が必ずまゆりを救ってみせるのだ。そのためなら、何度でも過去をやり直してやる」
そんな彼がこのカオスロワに参戦するのは、実はこれが初めてではない。
彼は自身が発明した、タイムリープマシンを使うことで、何度も記憶を過去へと送り、同じカオスロワ9期を体験し続けているのだ。
幼馴染・椎名まゆりと共に生き残るために、何度となく失敗しては、何度となくやり直し続けてきたのである。
「――待ちなさい。貴方、今何と言ったの」
その時、岡部の横合いから声が響いた。
声のする方へと向き直ると、そこにいたのは1人の少女。
何やらコスプレのような格好をしており、黒髪と紫の瞳が特徴的な、クールな印象を受ける少女だった。
「ん? いや、何と言われると……」
「過去をやり直す……ひょっとして、貴方も私と同じ、時間遡行者だというの?」
「!? 何だと!? お前もタイムリープをしてきたというのか!?」
少女の名は暁美ほむら。見滝原町に暮らしている、ごく普通の中学生である。
強いて違うところを挙げるとするなら、それは彼女が魔法少女であるということだろうか。
「その反応……やはり間違いないようね。詳しく話を聞かせてもらうわ」
そんな彼女もまた、このカオスロワに参戦するのは初めてではない。
彼女は自身が身に付けた、時間遡行の魔法を使うことで、何度もタイムスリップを行い、同じカオスロワ9期を体験し続けているのだ。
親友・鹿目まどかと共に生き残るために、何度となく失敗しては、何度となくやり直し続けてきたのである。
「そうだな……俺もお前に聞きたいことがある。まずは第一前提として、お前に時間移動を行う力があるのは間違いないな?」
「ええ、その通りよ。私は何度も時間を超えて、何度も過去を繰り返してきた……」
「ああ、それは俺も同じだ。その件について、詳しく俺に教えてほしい」
「――同意する」
「「えっ?」」
その時物陰から聞こえてきたのは、また新たな少女の声。
ほとんど同じタイミングで、岡部とほむらがそちらを向くと、そこには銀髪の女子高生の姿が。
「……お前はは?」
「
長門有希」
「用件は何だ?」
「貴方達の言うタイムリープに興味がある。私も似たような境遇にある。この現状を打開するためにも、貴方達の情報を参考にさせてほしい」
「貴方も、時間遡行者だというの?」
「そう」
少女の名は長門有希。どこぞの町に暮らしている、ごく普通の高校生である。
強いて違うところを挙げるとするなら、それは彼女が情報統g(ry
「……ちなみに貴方は、何回繰り返したの?」
「15498回」
「「………」」
【一日目・00時04分/アメリカ・ニューヨーク】
【岡部倫太郎@Steins;Gate】
[状態]健康、タイムリープ十回くらい目
[装備]なし
[道具]基本支給品一式、電話レンジ(仮)、不明支給品
[思考]
1:今度こそまゆりと共に生きて脱出する
2:ほむら、長門と情報交換を行う
【暁美ほむら@魔法少女まどか☆マギカ】
[状態]健康、魔法少女状態、タイムリープ数十回くらい目
[装備]ソウルジェム
[道具]基本支給品一式、不明支給品
[思考]
1:今度こそまどかと共に生きて脱出する
2:岡部、長門と情報交換を行う
【長門有希@涼宮ハルヒの憂鬱】
[状態]健康、タイムループ15498回目
[装備]なし
[道具]基本支給品一式、不明支給品
[思考]
1:今度こそタイムループから抜け出す
2:岡部、ほむらと情報交換を行う
最終更新:2011年08月13日 00:54