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「さて、どうしようか」

鏡音レンは考えた。
空き家となった自宅のリビングに胡座をかいて、
手元のデイバッグに視線を移す。

中からは食料といくつかの道具が出てきたが、
すぐに興味を失ってそれらを全てバッグに戻した。

(オナホールは入ってないね・・・・・・)

今の彼の頭には、バトルロワイアルのことなど頭に入っていなかった。
家族のことは心配であるが、それよりも下半身の衝動を治めたい。
いつも彼ならば適当に姉を襲って欲求を解消できるが、不幸なことに彼女達はどこかに飛ばされてしまっている。

(ルカお姉ちゃんとMEIKOお姉ちゃんがいないからおっぱい成分には期待できないなぁ・・・・・・)

胸が大きい二人の姉を思い出す。
姉御という言葉が似合っているMEIKOと、聖母のように優しいルカ。
レン特有のショタオーラと夜のテクニックのおかげで、小学生の時に彼女達で童貞を卒業していたのだ。
レンは、自分を愛してくれる二人の姉が大好きだった。
だから夜には自分の思い全てを彼女達にぶちまけまくった。
そんなことがあったので、家族仲は極めて良好だ。

(ミクお姉ちゃんとリンもいないからツルペタ成分も駄目かぁ・・・・・・)

今度はぺったんこ、という言葉が相応しい、また別の姉達を思い出す。
とても礼儀正しい性格のミクと、ひまわりのような笑顔が眩しいリン。
レン特有のショタオーラと夜のテクニックのおかげで(ry
レンは、自分を愛してくれる二人の姉が(ry
だから夜には自分の思い全てを彼女達に(ry
そんなことがあったので、家族仲は(ry

(ハクさんとネルさんが来ることも無いよね)

さらには爆乳と絶壁の親戚達を思い出す。
歌が下手なことを除けば完璧、しかし決してそれを自慢しないハクと、ネラーのネル。
レン特有の(ry
レンは(ry
だから(ry
そん(ry






(本当どうしよう)


愛する姉達の不在を嘆き、頭を抱える。
ようするにレンは欲求不満だったのだ。
こうして悩んでいる間にも、自分の息子の精力はどんどん溜まっていく。
オナニー? 愚問だ。
独りでヤるだなんて虚しさが胸に残るだけ。
愛が感じられない性行為などでは満足できない。

「お姉ちゃん、会いたいよ・・・・・・」

結局はレンはまだ子供。
意識の外へと飛ばしていたはずなのに、
その心はいつのまにか家族の温もりを求めていた。



「ミッションを開始する」
「誰!?」

迂闊であった。
彼は先ほどまで、窓とドアに鍵をかけて部屋に篭城していた。
家には誰もいないからと安心しきって、周囲への警戒を怠ってしまったのだ。

「ヒッフッハ」

背後の声から逃げだそうとするレンであったが、
立ち上がった瞬間に服を全て着られてしまう。

「研ぎ澄まされたちんこ勃て今輝く為にその皮を剥け」
「何言ってるのお兄ちゃん、離してよ!」
「僕たちはおちんちんのない人に襲い掛かりはしない」

レーザー状のブレードを終い、声の主はレンを拘束する。
背丈はレンよりも少し高い程度であるが、自分と同じ程度の太さのはずの腕は、
どれほど力を込めても外れようとせず、まるでロープに縛られているような感覚さえ受ける。

「後ろの処女そのままなの?幸せなの?嘘はない?」
「ちょっと何するの!? 僕はそんな趣味はないよ!」
「閉じ込めてしまう事が賢く生きる事じゃない」

腰に硬い物が当たり、レンはその正体が何か容易に想像できてしまった。
ふとレンは下を見てみる。
この状況に興奮して、彼の男のモノがそそり立っていたのだ。
ちょうど同じ高さの所にぶつかっているのは、正しく目に見えるそれと同じモノであった。

「右手構えそれでいいの?それじゃ只のオナニーじゃない?」
「やめて! 僕は女の人がいいんだ! 男の人となんてヤりたくはない!」
「冷たい体の中の熱い魂を呼び覚ませ!」


体を激しく振り動かして少年の拘束を振り解こうとしたが、
両腕をばたばた動かされただけであった。
熱い感触が尻を伝い、裂け目へと入っていくと、レンは真っ青に染まっていく。

「誰も皆胸の奥に眠る野性を宿して
 時には鎖外しておちんちん!」
「あ、ああ・・・・・・アアッ!?」

レンの下半身を強い衝撃が襲った。
脳が一瞬真っ白になった。
昔、熱を拗らせて、姉に座薬を入れられた記憶を思い出す。
出していくだけだった所に、異物が侵入して自分の中を掻き回していく、
恥ずかしくも妙に気持ち良かった変な気持ち。

「研ぎ澄まされたちんこ勃て今輝く為にその皮を剥け!
 裸になって解き放てば悲しみも消せる」

その時の感覚が何倍にもなって呼び起こされる。
下半身を中心に体温が急激に上昇していく。
羞恥心と快楽で意識が飛んでしまいそうだったが、
そのたびに体を揺さぶられて現実に引き戻された。

「少しはみ出しても構わない君は僕の為にガムシャラになれ」
「僕、僕、もう・・・・・・」

あれほどレンを覆っていた寒気がいつのまにか消え失せて、
今では全身を紅潮させて少年に身を任せている。
そして二人の性欲のボルテージが絶頂に達した。

「僕達はおちんちんのない人に襲い掛かりはしない!」









「ありがとうゼロさん。 僕、目覚めたよ!」
「そうか」

自室から調達してきた服を着ながら、レンは目の前の少年に礼を言った。
レンを襲った少年の名前はゼロ、といい結構渋い声をしていた。
なんでも、溜まっていたから発散したかったらしい。
ゼロは黒のボディスーツの上に赤いアーマーとメットという奇妙な格好をしていたが、
今のレンにとってはそんなことはどうでも良かった。

「女の子やおっぱい以外にもこんなに気持ちいいものがあったんだね!」
「まあな」


おっぱいやお姉さんの柔らかい肉体に抱かれるのは気持ちいいが、
鍛えられた男に抱かれることも、同じように気持ち良かったのだ。
どちらが素晴らしいと優劣のつけられるものではない。
ただ、気持ちよくなれるバリエーションを増やしてくれたことに、
感謝の念を出さずにはいられなかったのだ。

「さて、お前はこれからどうする?」

ゼロはレンに問いかける。
バトルロワイアルで生き延びるにしても、いくつかのスタンスが考えられる。
殺し合いで優勝を目指すという非現実的なものから、誰かが主催を倒すまで篭城としているものまで様々だ。
今まで彼が悩んでいたことなのだが、ゼロの乱入によって結局決まらないままで終わっていた。
だが、直前に考えていた家族達のことを思い出したら、自分のやるべきことはすぐに言い出すことができた。

「僕は姉さん達を・・・・・・家族に会いたいです」
「そうか」

レンの答えを聞き終わったゼロは、部屋のドアに手をかけた。
するとレンは慌てて彼の元に駆け寄る。

「待ってよ! ゼロさんはこれからどうするの?」
「ショタを・・・・・・いや人々を救う」

レンは唖然とした。
この男は主催者に真っ向から立ち向かうつもりなのだ。
そのためには、彼らの目を掻い潜って首輪を解除しなくてはならない。
さらには主催者とも戦わなくてはならないのだ。
これほどの規模の殺し合いを開ける力があるならば、少なくとも国家レベルの戦力は保有しているであろう。

「僕も着いていっていいかな?」

だがレンは、初めから彼に着いていこうと決めていた。
一般人の自分一人が単独行動していると、殺し合いに乗っている者の格好の的となりえないからだ。
少し前は家に引き篭もるという選択も考えられたが、それもすぐに破られる物だと身を持って理解した。
ならば彼に着いて行く方がまだ気が楽であると、考えたのだ。

「構わん」

ゼロは一言言い終えると、振り向くこと無いまま玄関に向かって歩いていく。
そしてレンは、安堵のため息を立てて彼の後ろ追いかけ始めた。

しかしレンは気づかない。
このバトルロワイアル会場が、レンの元々住んでいた世界だとは限らない。
ここにいる家族が、自分の知らない人物である可能性だということも十分考えられるのだ。



【一日目・00時30分/北海道・民家】

【鏡音レン@VOCALOID】
【状態】健康
【装備】無し
【道具】支給品一式、その他不明支給品
【思考】基本:家族を探しつつ性欲を解消する。
     1:ゼロについていく。
※8期までのレンとは何も関係ありません。
※VOCALOIDとかじゃなく、れっきとした人間です。

【ゼロ@ロックマンゼロシリーズ】
【状態】健康
【装備】ゼットセイバー
【道具】支給品一式、その他不明支給品
【思考】基本:主催を倒しつつ性欲を解消する。
     1:ゲームに乗らない参加者を守る、特にショタ。
     2:シエルのことは助けられたら一応助ける。
最終更新:2011年08月13日 00:57