殺し合いという場で閑散とした廃都会、名古屋。この街には住人の代わりに二人の男がいた。
一人は白い鎧のようなものを着た金髪の男。腫れぼったい唇の戦士はイーノックと言った。
もう一人は黒いスーツを着て、あわせる様に髪も黒い男。彼はルシフェルと言った。
この二人はもともと天界の人間なのであるが、主催の異世界操作能力によりここについたということだ。
おかげで世界を救うことは今の所、不可能だ。逆に言えば主催を倒せれば世界を救えるということである。
世界を救える可能性がある人間が一人いるのだ。主催を倒すことなど造作も無いと、彼らは思っていた。
この狂った世界を潰すほうが遥かに難しいというのに。
「そんな装備で大丈夫か?」
ルシフェルは微笑みながら彼に尋ねる。支給品は白い鎧に神様の爪楊枝・アーチ。まさに彼の為にあるようなものだ。
その誇り高き武器がある。だからイーノックはどや顔で言えるのだ。
「大丈夫だ、問題ない」
ついでに言うとルシフェルの支給品は長野県の地図のみである。彼は余裕をぶっこいているが、結構ヤバい状態なのだ。
【一日目・00時09分/日本・名古屋市】
【イーノック@エルシャダイ】
【状態】健康
【装備】アーチ@エルシャダイ 白い鎧@エルシャダイ
【道具】支給品一式
【思考】基本:主催を倒して世界を救う。
1:大丈夫だ、問題ない。
【ルシフェル@エルシャダイ】
【状態】健康
【装備】黒いスーツ@エルシャダイ
【道具】長野県の地図@現実 支給品一式
【思考】基本:主催を倒して世界を救う。神は絶対だからね。
1:そんな装備で大丈夫か?
2:いいんじゃないかなあ。あいつもよくやってくれてるようだしね。
3:誰か人に会ったら私にとってはつい昨日の事だが君達にとっては多分、明日の出来事を話す。
最終更新:2011年08月14日 01:30