「はあ……バトルロワイアルとか、冗談じゃないわよ」
今、いきなり始まった殺し合いに対して悪態を吐いている私は、中学校に通うごく一般的な女の子。
強いて違うところをあげるとすれば、女の子同士の恋愛に興味があるってとこかナー。
名前は吉川ちなつ。
「いや、ていうか……マジで何なわけ?」
こんな殺し合いに巻き込まれる日が来るなんて、昨日までは考えたこともなかった。
だって、ほんのちょっと前までは、娯楽部での歳納先輩や結衣先輩と平和な毎日を過ごせていたはずなのに。
あんな日常が、いつまでだって続いていくんだろうなって、思っていたのに。
なんで……こんな急に……。
「助けて……守ってくださいよ……結衣先輩……」
不安に駆られて、私は想い人の名前を呼ぶ。
初対面の私に守ってあげると言ってくれた、頼れる先輩の名を。
返事なんて返ってこないとしても、とにかく口に出さずにはいられなかった――
「ん~? 私のこと、呼んだ?」
「えっ」
「えっ?」
【一日目・00時25分/日本・東京都】
【
平沢唯@けいおん!!】
【状態】健康
【装備】
【道具】支給品一式
【思考】
1:えっ?
【吉川ちなつ@ゆるゆり】
【状態】健康
【装備】
【道具】支給品一式
【思考】
1:えっ
最終更新:2011年08月18日 10:23