彼、零崎人識は殺人鬼である。
最悪の殺し名である零崎一賊の中でも一際異彩を放つ鬼子。今までに殺害した人間の数は数しれず、不気味な白髪や、顔に刻まれた奇妙な刺青が、それを知らぬ者にも、彼の異常性を知らしめていた。
その存在を深く知ったある者は彼をこう呼ぶ。人間失格、と。
が、そんな最凶にして最悪の殺人鬼である彼は、困っていた。
突然バトルロワイアルに巻き込れた以上、困っていなければおかしいのだが、
「傑作だ」
バトルロワイアル会場のある場所で彼は呟いた。それは彼の口癖のようなもので、大抵の場合はその後にかははという乾いた笑いが続く。
が、今回はそれに続いたのは笑いではなく、深い溜息であった。
「何処だ……ここ……」
零崎一識、彼は何故か宇宙にいた。
【一日目・0時30分/宇宙要塞ア・バオアクー】
【零崎人識@戯言シリーズ】
【状態】健康
【装備】???
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】
1:傑作だ
最終更新:2011年08月19日 00:23