「サンダーレイジッ!」
雄叫びと共に放たれたのは、超強力な高圧電流。
雷と見まごうほどの電撃が、地を這い駆け抜け殺到し、有効範囲の敵を焼き尽くす。
いくらかの悲鳴の後に立っていたのは、エリオ・モンディアルだった。
「……バトルロワイアルとは、物騒な事態になったものだね……」
額の汗を拭い、一息つく。
機動六課が解散され、自然保護区の任についてから、かれこれ4年は経っただろうか。
長らく最前線から身を引いて、穏やかに暮らしていたところへ、この地球全土を股にかけた一大事である。
「きっと、こうしてる間にも……僕達と同じ目に遭っている人達がっ、たくさんいるはず……すぐに、助けにっ、いかないと……!」
少しずつ息を荒くしながらも、力強く宣言した。
今まさに襲われた自分達のように、マーダーに命を狙われている人々は、世界中にいるはずだ。
そしてその全てが自分達のように、戦う力を持っているわけではない。
そういう人達を死なせるわけにはいかない。自分達の力で、助けなければ。
「――だからキャロッ! 今のうちにもう一発、出すよッ!」
「あああっ! エリオ君、きて、きてぇぇぇぇっ!!」
ドピュ!
……と、奇妙な液体音が響き渡った。
その瞬間、ちょうどエリオの胸元あたりで、のけぞるように蠢く人影が1つ。
彼女の名はキャロ・ル・ルシエ。エリオと同じく、自然保護区に勤めている、機動六課からの同僚である。
出会った当初は、まさに初々しいの一言が似合う、清い関係の2人だったのだが……この4年間のうちに、すっかり爛れた関係になってしまったのだ。
今の今までの戦闘中にも、駅弁スタイルでドッキングしながら、槍を振るっていたのである。
「ふぅ……それじゃあ動くよ、キャロ。まずは人の多いところに行かないと」
「ぅん……エリオくん、らいしゅきぃ……」
「……うーん……やっぱりもうちょっと落ち着いてからじゃないと、会話にならないか……」
どうやら調子に乗って、戦闘中に、今のも含めて3回も発射してしまったのがよくなかったらしい。
キャロはすっかりヘヴン状態になってしまったようだ。
なのでひとまず会話を諦めたエリオは、そのまま自己の判断で、人通りのいい場所に向けて出発することにした。
駅弁状態で。
【一日目・0時16分/アメリカ・ラスベガス】
【エリオ・モンディアル@魔法少女リリカルなのはViVid】
【状態】健康、キャロと駅弁状態、賢者タイム
【装備】ストラーダ
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】
1:カオスロワを止め、人々を助ける
2:人通りのいい所へ移動する
【キャロ・ル・ルシエ@魔法少女リリカルなのはViVid】
【状態】健康、エリオと駅弁状態、ヘヴン状態
【装備】ケリュケイオン
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】
1:カオスロワを止め、人々を助ける
【デストロン戦闘員×3@仮面ライダーV3 死亡確認】
死因:サンダーレイジによる感電死
最終更新:2011年08月21日 11:03