「クックック……馬鹿な奴らだぜ。こんな非常時だっていうのに、買い物なんかのために集まってるとはなぁ」
邪悪な笑みを浮かべるのは、北斗四兄弟が三男・ジャギ。
手勢を多く引き連れたこの男は、お台場に人が集まっていると聞き、ここまで足を運んできたのだ。
カオスロワを生き残るには、まずライバルを潰すこと……大勢殺せば殺した分だけ、優勝に近づくことができる。
つまりこのビックサイトなる会場は、狩り場にはもってこいだということだ。
「んん~?」
しかし、そんなジャギの目に映ったのは、静まり返ったビックサイト。
巨大な祭りがあると聞いた割には、人の気配などまるで感じられない。
「おい、まだ全然人がいねぇじゃねえか。どういうことだ、これは?」
「チラシによると、コミックマーケットというイベントは、朝10時からのスタートだそうです」
「なんだよ、早く来すぎちまったのか! 仕方ねぇ、ここで人が集まるのを待つか」
悪態をつきながら、再び歩みを進めるジャギ。
しかし、彼は気付かなかった。
人の気配こそ皆無のこの場所だが、よくよく見るとあちこちには、いくらかの死体が転がっていたということに。
「――アツエ!」
「んんっ!?」
瞬間、脇から上がる悲鳴。
見れば連れていた手下の何人かが、火だるまになっているではないか。
「お前ら、性懲りもなく来やがったな……!」
突如、前方から響く声。
見れば自分達の目の前に、1人の女が立っている。
あまり色気のない服装だが、魅力がないからとスルーはできない。よく見ると彼女の右手には、真っ赤な炎が灯っている。
となれば、手下を殺したのはこいつか。どんな手品かはしらないが、この小娘が手下を燃やしたのか。
「おう、手荒い歓迎じゃねえか!」
「何度も何度も言わせんじゃねえぞ……コミケは徹夜待ち禁止なんだ! 列整理の始まる始発時まで、大人しく家で待ってやがれ!」
いきり立った女が叫び、左手を口元へと運ぶ。
握られているのは手榴弾だ。口に咥えた安全ピンは、いつでも引きぬくことができるだろう。
しかし、だからといって引き下がりはしない。こんな小娘相手に逃げ出しては、(自称)ケンシロウの名折れというものだ。
「そいつは聞けねぇ話だな! 俺達の世界じゃ力がルールだ……家に帰れなんて面倒なルールは、俺の力で捻じ曲げてやるよ!」
「やるってんなら容赦はしねぇ……今夜の弾幕を、お前のトラウマにしてやるよ!」
深夜の東京ビックサイトに、予定外の鬨の声が木霊した瞬間だった。
【一日目・1時03分/日本・東京ビックサイト】
【藤原妹紅@東方Project】
【状態】健康、怒り
【装備】コミケスタッフの制服
【道具】基本支給品一式、大量の手榴弾、不明支給品
【思考】
基本:コミケスタッフの仕事をする
1:徹夜組を追い払う
2:目の前のジャギをぶちのめす
【ジャギ@北斗の拳】
【状態】健康
【装備】ショットガン
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:カオスロワで優勝する
1:コミケの参加者達を待ち伏せする
2:それを邪魔する妹紅を殺す
【ジャギの手下達@北斗の拳】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:ジャギをカオスロワで優勝させる
1:コミケの参加者達を待ち伏せする
2:それを邪魔する妹紅を殺す
【ジャギの手下達×4@北斗の拳 死亡確認】
死因:妹紅の炎により焼死
【KYN@ザ・ドキュメント~実録本当にあった体育会ワイセツ話~ 死亡確認】
死因:
とばっちりを食らって焼死
最終更新:2011年08月21日 11:15