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 「はぁっ……はぁっ……」

えっちな声あげてると思った?残念、息切れだよー。
と、ふざけるのはこれぐらいにして、この声の主について説明しよう。
フェイト・T(テスタロッサ)・ハラオウン。後述の高町なのはの親友。そして、なのはと同じ魔法少女。
かつてはいがみ合っていたが、なんやかんやあって親友になり今に至る。
その「なんやかんや」は好評発売中の「なのは(無印)」のDVDを見ていただくとありがたい。

「なのは……どこなの?」
親友になって10年。フェイトとなのはの仲は『親友』以上の間柄になり、
なんかこう、ビジネスの場以外では猛烈なデレを見せている。
そのフェイトは、カオスロワが始まってすぐ、なのはの姿を探していた。
しかし、探せど探せどなのはの姿は見つからない。
疲れはピーク、苛立ちもピーク。必殺魔法で山いっこぶっ飛ばしたろか、な心境のフェイトである。

その時だった。

「この声は……レイジングハート?」

レイジングハートの機械音声が風に乗って聞こえてきた。
「と、いうことは……なのはが近くにいるってこと……!?」
はやる気持ちが抑えられないフェイトを、彼女のデバイス「バルディッシュアサルト」が窘める。

『落ち着いてください、マスター。これはバトルロワイアルです。
大抵、得手は没収され他の参加者に配布されているはず。
今回、あなたは運よく私が支給されましたが……Ms.レイハがMs.高町に支給されているかどうかは……ぶっちゃけ微妙です』
「でも、信じよう。バルディッシュ。きっとあの先には……なのはがいるって」



 『いいですか、マスター(暫定)……魔法は大きく分けて『攻撃』、『防御』、『捕獲』、『結界』、『補助』の5つに分類されます』
「はぁ……」
『細分化すると……正直、長くなるしグダグダになるので雰囲気でつかんでいきましょう』

がんがらがっしゃん。マダオは盛大にずっこけた。

『とりあえず、読者の皆さんはwikipediaを見てくださいね』
「……読者……」

どんどん壊れていくレイハさんである。キャラ的な意味で。

『まあ、ひとまず練習です、練習!何事も練習しないと身に付きませんからね』
「……はあ」

そうして、レイハさんを再度構えるマダオ。
足音。感覚の短さからして、きっと走っているのだろう。
マダオはその音に耳をすませる。やがて、足音の主が……現れた。


「なのは!」


目の前にいるのは金髪ロングのお姉さん。ええ、マダオの好みのタイプです。
いや、『好みのタイプ』と考えるよりも先にマダオはこう考えていた。

(なのは……?)


そして、沈黙があたりを支配する。


「フッギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!」


奇声を発し、金髪ロングのお姉さんは後ろのめりに倒れた。
無理もない。目の前にいたのは探し人ではなく、フリフリな魔法少女っぽい服を着たおっさんだったから。
わけもわからず固まる、マダオ。気絶する、お姉さん。遠くから聞こえる虫の声。

『だから言ったのですよ、マスター』

無音の中、金髪ロングのお姉さんが持つ、金色に輝く『何か』がぼそっと呟いた。

【一日目・01時57分/日本・岐阜県高山市】


【長谷川泰三@銀魂】
【状態】ぽかーん
【装備】レイジングハートエクセリオン@魔法少女リリカルなのはStS、なんか魔法少女的なふりふり衣装。
【道具】支給品一式
【思考】基本;銀さん達に会いたい。殺し合いには乗らない
1:あ……?え……??

【フェイト=T=ハラオウン@魔法少女リリカルなのはStS】
【状態】気絶
【装備】バルディッシュアサルト@魔法少女リリカルなのはStS
【道具】支給品一式
【思考】基本;なのはと合流。殺し合いには乗らない
1.ナハ、ナハ、ナハ……
最終更新:2011年08月27日 17:26