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「ふぅ…危なかったっす…」

東京ビックサイトから逃げてきた田村ひよりはため息をついた。
こなたと同様にコミケのために徹夜でビックサイトに待機しようとしていた。(もちろんやおい本目当てである)
が、彼女が目にしたのは自分と同じ徹夜組が文字通り殲滅させられている光景であった。
確かに徹夜待ちが禁止されているのは知っていたが、まさかあんな過激なまでに徹底されているとは。
バトロワが始まったおかげでスタッフ側も手段を選ばなくなってきたのか。

「仕方ないっすね、ホテルや満喫に泊り込むしかなさそうっす」

だが、東京を彷徨って3時間。
ホテルや満喫はどの部屋も完全に満室である。
おそらくは自分と同じ考えの人がたくさんいるのだろう。
ひよりは焦り始めた。
今は夜の3時。コミケを参加するならとっくに寝ておかなきゃならない時間である。
徹夜でコミケに参加するなど自殺行為にも程がある。
少しでも寝ておかねば。

「落ち着くっす。きっと泉先輩やパティもここに来ているはず。
彼女達ならもしかするととっくに寝床を確保しているかもしれないっす!
こうなったら連絡を…」

そう言うと、ひよりは携帯を取り出し番号を押す。
泉こなたかパトリシア・マーティンか、彼女は一縷の希望を賭けて電話をかける。


その時、カタッとひよりの背後で物音がした。
音に気づいたひよりは後ろを振り向いた。

そこにはブルーベリーみたいな色をした全裸の巨人がこちらを見つめていた…。
これがひよりが最期に目にした光景である。
後には田村ひよりの絶叫と着信中と出ている携帯電話だけが残されていた…。

【一日目・3時/日本・東京都】

【青鬼@青鬼】
【状態】健康
【装備】不明
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:参加者を手当たりしだいに追いかける

【田村ひより@らき☆すた 死亡確認】
死因:青鬼に捕まって………
最終更新:2011年09月07日 00:27