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「嫌……男……」
「大丈夫ですから、もうあの殿方達はいませんから……落ち着いてください、ね
 (この動揺の仕方、……やはり先程の殿方達の仕業でしょうか?)」

 HARASHIMA達が去ったリンは衣玖の胸の中にずっと埋もれていた。
 ぱっつんぱっつんの服のせいで体のラインがはっきり分かる。
 たぶん……いや、きっとルカやMEIKO並の大きさだ。
 そんな衣玖の身体にリンはがっちりくっついて離さない。 
 ……正直、うらやましい。

「ちょっと、アンタ!」
「? 私でしょうか?」
「アンタ以外に誰がいるっていうの?」
「リンさんがここに」
「……まあいいわ、アンタ超能力者でしょ?」

 その時、トイレからハルヒが出てきた。
 ハルヒは見ていたのだ、目の前の女性の右手から雷が放れたのを。 

(不思議な現象よね、自在に雷を操るとか……はっ、まさかっ……?)

 目の前の女性はきっと『超能力者』だ。
 そう、ハルヒは半ば確信していた。だが…

「残念ながら私は超能力者ではありません。『竜宮の使い』です」
「竜宮の使い……それってあの深海魚の?」
「一般的にはそうかもしれませんね」
「衣玖さんって、人間じゃないの?」
「種族的には妖怪です」

 ~~少女説明中~~

 その後、ハルヒは衣玖の世界に強い興味を抱いた。
 なんせその世界はハルヒにとっての非常識がわんさかなのだから。

「時を止めるメイドに、月から来た宇宙人……なにそれすごい!」
「あのう、ハルヒさん……苦しいです」
「あっ、ごめんなさい」

 半ば興奮気味に衣玖の胸ぐらを掴んでいた。

(強い女の人ばかりの世界だと……
 私の理想郷に近いんだ、その『幻想郷』って所は……)

 一方、リンは別の所に食いついていた。  
 衣玖の話に出てくるのは、女ばかりなのだから仕方ない。

「それでどうやってどうやって行くの幻想郷って?」
(私も行きたいな) 
「……それはですね……何か来ます!!」
「「!?」」

 いきなり、衣玖さんが叫んだ。
 ―――その時、とある空気のせいで東京スカイツリーが倒壊した。

「ここから南の方角で巨大な塔が崩れました」

 衣玖の言葉に二人は南の方角を向く。
 するとある異変に気付かざるを得なかった。

「スカイツリーが消えた……?」
「いいえ、消えたのではなく、『壊された』と言った方が正しいでしょうね……」
「どういうことですか、衣玖さん?」
「……一瞬だけ、空気が変わりました」

 ほんの一瞬だけ、空気が変わったのを感じ取った衣玖。
 だが、ほんの僅かな一瞬だけ空気が振動したのを感じ取った。
 そして、彼女たちは……

「貴女達をSOS団臨時団員に任命するわ!」
「「はい?」」 
「リンちゃんは臨時マスコットで衣玖さんは臨時顧問ね!」
「あのう、その前にハルヒさん、そのSOS団というのは一体?」
「私の部活よ! あっ、言っておくけど団長はあたしね!
 じゃあ早速だけど、この『東京スカイツリー消失事件』を解決しに行くわよ!」

 ハルヒは二人をSOS団の団員に入れて、調査がしたかった。
 衣玖の話を聞き、己の純粋な欲望が性欲に勝ったのだ。
 だが、リンは難しい顔をする。

「(そんなことに付き合ってる暇は無いような気がする……そうだ、断ろう)
 ……あのう、私そんなことしたくは……」
「いいでしょう、ね。リンさん!」
「えぇー!?」
「じゃあ、決まりね、早速行きましょう!
 あっ、団長の命令は絶対だからね! SOS団、しゅっぱーつ!!」

 そして、意気揚々とハルヒは二人の先導を歩いていく。
 その後でヒソヒソとリンが衣玖に話し掛ける。

「衣玖さん、なんでそんなあっさり快諾するんですか?」
「それはですね……どうもハルヒさんが『知り合い』に重なるんですよね
 その自分勝手で我が儘なところとか特に……
 この手のタイプの人は放っておくと何をしでかすか分からないですからね……」
「はぁ……」

 どこか目が虚ろになった衣玖を見て、リンは思う。

 ――衣玖さんは 苦労人気質 なんだろう 
                    鏡音リン 心の俳句

 そして、そのままリンは場の空気に流されて行くのであった。

【一日目・04時00分/日本・埼玉県】

【涼宮ハルヒ@涼宮ハルヒの憂鬱】
【状態】健康、天上天下唯我独尊団長様
【装備】なし
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】基本:○○○ー? そんなことより不思議探し!
    1:東京スカイツリー消失事件を解決する
    2:幻想郷に行ってみたい
    3;そういえば、キョン達は?
※性欲が一時的に抑えられましたが、何かの拍子でまた溢れるかもしれません。

【鏡音リン@VOCALOID】
【状態】健康、男性不信、SOS団臨時団員
【装備】無し
【道具】支給品一式、その他不明支給品
【思考】基本:男を抹殺し、女だけの帝国を築く。
    1:衣玖さんを利用する
    2:ハルヒに付いて行く
    3:そういえば、ネル姉さんは?
※8期までのリンとは何も関係ありません。
※極度の男嫌いです 


【永江衣玖@東方Project】
【状態】健康、SOS団臨時団員
【装備】イクサベルト&イクサナックル@仮面ライダーキバ
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】基本:殺し合いからの脱出
    1:リンの家族を探す
    2:殺し合いに乗った者は倒す
    3:一瞬の空気の乱れが気になる。    



 その頃、ネルは……


「レン、きゅん……あふうっ……! ひゃ、あ! も、もうっっ……!!
 んぁああぁあぁぁぁあぁぁぁああぁぁああーーーーーー………………!!!!!!」

 もう何度目だろうか?
 絶頂を迎え脱力していた。
 だが、その数分後……そのネルのいるトイレの個室から……

  ぐちゅっ      
           じゅぷっ 
     ちゅぶっ

 ……そんな音が聞こえ始めてきたのは語るまでもない。  


【亞北ネル@VOCALOID派生】
【状態】健康、性欲をもてあます
【装備】なし
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】基本:レンきゅんと合体したい……。
    1:リンと組む。
※リン達が居なくなったことに気付いていません。
最終更新:2011年09月10日 10:20