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「……異変、解決すんのめんどくさいわね……」

 腋をさらけ出した紅白の巫女が呟いた。
 彼女の名は『博麗霊夢』。とあるゲームの主人公だ。
 だが、彼女は現在、やさぐれていた。

「しかも、何よこの剣……必殺技が有料式って……。
 うちの神社はド貧乏なんだよ……ああ、悲しい……悲しい話ね。
 私は異変を解決してるってのに……一向に裕福にならない。
 クソッ、悲しい。何だか舐められてる気がして悲しい。
 私に悲しい話をさせて、どういうつもりなのよ……
 というか、こういうのは、解体屋にやらせなさいよ……
 このままじゃ、悲しすぎて爆発すんじゃないのかしら?
 ああ、それはそれで面白いかもしれない。けど、悲しい。
 悲しくて悲しくて悲しくて悲しくて悲しくて悲しくて
 悲しくて悲しくて悲しくて悲しくて悲しくて悲しくて……
 よし、そうだ……ラーメン二郎に行こう!」

 そして、彼女はラーメン二郎に向かうことにした。
 有料式の剣の他に、ラーメン二郎の無料券が入っていたのだ。
 悲しすぎて、もうやけ食いすることにしたのだ。
 太る? そんなの関係ねぇ
 もう彼女を止められる者は誰もいなかった。

「退きなさい……そして、私に道を開けなさい
 ――――無料より安いものはない」

 悠々と街を歩き、ラーメン二郎を目指す彼女。

「待て!」
「何よ?」
「二郎は男の食べ物だ! 女が来ていい場所じゃない!
 女はあっさりしたラーメンでも食べていればいい!
 それと俺は弱い奴と女は殺さん、その無料券を置いて立ち去れ!」

 だが、とある男に呼び止められた。 
 デコが特徴的な中国風の男に呼び止められた。
 しかし、霊夢は……

「……せろ……」
「何?」
「失せろ、と言った、聞こえなかったの?」
「ッ、貴様ァ!! 人の忠告を!!
 ラ ー メ ン 二 郎 は 戦 場 な ん だ ぞ !」
「……面白いじゃないの……!
 ラーメン二郎の前に準備運動と行こうじゃないの」
「素人(ビギナー)が……! ジロリアンを舐めるなぁっ!」

 その後、戦闘になったが……
 本気になった霊夢の弾幕無双の前にジロリアン・五飛は一方的にやられた。

「……今のままじゃ……貴様は他のジロリアンの前にギルティーされる……」
「知ったことじゃないわよ……『大ブタダブルヤサイマシマシニンニクアブラブラブラ』で注文してやる!」
「ば、馬鹿な……貴様、正気か!? 週7の二郎通いの俺でも……そんなことは……」
「だから、貴方は『ごひ』なのよ……」

 とどめのメダジャリバーの斬撃が五飛にヒットし、爆散した。

「行こう、ラーメン二郎へ……」

 彼女は欲望のままに動く。
 だが、二郎は……そんなに甘くない。

「ごひがやられたか…」
「奴は所詮、週7通い……」
「我らのジロリアン五人衆の中でも最弱…」
「……………(無料券いいなぁ)」

 そして、霊夢を狙う黒い影の正体は?
 果たして、霊夢は無事『ラーメン二郎』に辿り着くことが出来るのか?
 それは神のみぞ知る。

【一日目・4時00分/日本・東京都】
【博麗霊夢@東方Project】
【状態】健康、やさぐれ 
【装備】メダジャリバー
【道具】支給品一式、ラーメン二郎の無料券
【思考】
1:ラーメン二郎(三田本店)に向かう

【張五飛@新機動戦記ガンダムW 死亡確認】
最終更新:2011年09月13日 00:28