「安西先生、ぶっちゃけもういやです……」
今回も、私こと糸色望(名前つなげて読まない希望)と愉快ななまか達は機上にいた。
と、言っても今回は支給品のそれではなく那覇空港でアッコさんが奪い取ったそれに乗っている。
「あきらめたら、そこで試合終了ですよ。絶望さん」
「ってコッラー!名前をつなげて読まないでくださいって言っているでしょう、澤井さん!」
「あ、すみません……つい」
それで、飛行機を強奪したのはいいのだが前期に引き続き……まあ、そういうことだ。
幸いにも、燃料切れ寸前に成田の給油所近くに降りたため……なんとかなったわけで。
給油後は……ひとまず休憩も兼ね、仮眠をとっていた……のだが
アッコさんのいびきがうるさく、とても寝られる状況ではなかった。
ああ、まだ頭がぼんやりする。
「そういえば、アッコさん!なんか東京ビッグサイトでコミケってやつをするそーっすよwwww」
「コミケ?」
「はい。アニメやマンガの本を出したり、グッズを売ったりするイベントです。楽しいですよ」
「ほぉ……」
私は見た。
アッコさんの目つきが鋭くなるのを。
「アニメやマンガ……アニメやマンガ……アニメマンガアニメマンガ……」
チーン。
電子レンジの音……いや、あれはアッコさんがひらめいた音だ。
「おやびん、どうしたんs「お前ら、コミケの会場までいくで!!!」
アッコさんは私達の返事を聞く間もなく、ずかずかと操縦席へと歩いて行った。
「っていうかwwwビッグサイトの場所わかるんすか、アッコさん!!」
「……知らん!!」
ずどてばた。私達は再び、盛大にずっこけた。
もう何度も経験したはずのお決まりのパターン。
それなのに、なかなか慣れない私達なのである。
ああ、絶望した。繰り返しのギャグになれない私達に絶望した。
まあ、それはさておきアッコさんはベルトを締め、操縦桿を握り……言った。
「さあ、さっそく東京ビッグサイトまでまっすぐ離陸や!!」
「あの、思ったんですけど……安全のために電車でいった方が……」
「待てへん!その間にドラゴンボールがとられたらどないすんねん!!」
ああ、そういうことか。納得。
「いざ、発進!!!」
またまた、横暴な運転で小型機が発進する。
私の絶叫もお構いなく、それは成田の大地を離れて行った。
「たすけてー!」
【一日目・5時37分/日本・千葉県・成田空港/天候・晴】
【和田アキ子@現実】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式
【思考】基本:ドラゴンボールを見つけ出す
1:そのためにビッグサイトへゴーイングマイウェイや!
【勝俣州和@現実】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式
【思考】基本:アッコさんの行く先ならどこまでも
1:うははははwwwアッコさん、半端ねえ!
【糸色望@さよなら絶望先生】
【状態】健康、寝不足
【装備】S&W
【道具】支給品一式
【思考】基本:生きて帰りたい
1:たすけてー!
【風浦可符香(PN)@さよなら絶望先生】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式
【思考】基本:ドラゴンボール探しにつきあう
1:コミケ、楽しみです!
【坂田銀時@銀魂】
【状態】健康
【装備】柄に洞爺湖と掘られた木刀@銀魂
【道具】支給品一式
【思考】基本:アッコについていく
1:しかし、元気だな。おやびん。
【澤井啓夫@現実】
[状態]:健康
[装備]:マンガ家の道具一式
[道具]:支給品一式、
[思考]基本:ひとまず、アッコについていく
1:まだ5時だから大丈夫だと思うけど……
最終更新:2011年09月19日 01:54