「……3、2、1……うわぁ、マジでやったよ……」
現在の時刻は朝6時、主催者によるアメリカ爆破の時刻だ。
そして、主催者の予告通り、アメリカ(アメリカ領土含む)は爆破された。
その光景を主催者以外の参加者の数人も見ていた。
その一人がこの黒い服の女、10/だ。
彼女は先程、ハッキングした衛星の映像をリアルタイムで見ていた。
(しかし、エゲツねぇな……5時59分59秒で起爆させっとか……
あと一秒残ってただろい……さっきの放送といい……マジうっかりさんだ、主催者……
いや、問題は『日本時間』の6時に爆破させたことだよな、やっぱ……
ってことは主催者がいるのはやはり日本と時差がないところ……
グアム、大韓民国、朝鮮民主主義人民共和国、インドネシア、パラオ……
この内、グアムはアメリカ領土、爆破された可能性が高い。
まあ、使っていた言語が日本語だったから……本拠地は日本なんだろうな
……いや、逆にこんなこと考えたら違う場所に移る可能性もあるな、メタ的に)
第一回の放送で分かることは多かった。
それらを移動しながら、並列的に考える10/。
だが、考えるだけで口にしようとはしない。
「10/さん、ほんとにそのアメリカって場所は爆破されたんですか?」
「……言いにくいけどね。圧倒的な力持ってることだねぇ、こいつは」
「それでそこに居た人たちは……?」
「そこまでは分からないよ、私にはね」
主催者が強大な力を持っていることは知っている。
だが、それは当たり前だということは百の承知だ。
「しかし、殺し合いなんかさせて何がしたいんですかね」
「それは……そのうちわかるさ、そのうちにね」
「はぁ……」
「…………………」
そんな彼女たちは渋谷のとある地点を目指す。
だが、そんな彼女たちを……
◆ ◇ ◆ ◇ ◆
「誰も死なないとか、ふざけんなァァァ!! オラァ!!!」
――― ACCEL!! ―――
――― MAXIMUM DRIVE!! ―――
MEIKOはイラつきながらも、マキシマムドライブを発動させる。
そして、目の前から歩いてきたリア充カップルを惨殺した。
【豊臣秀吉@戦国BASARA 死亡】
【伊佐坂浮江@
サザエさん 死亡】
なぜ彼らが付き合っていたのかは定かではない。
(二人のプライバシーを尊重して、お付き合いの経緯などは省略させていただく)
MEIKOはアクセルに変身しなくてもエンジンブレードを振り回す。
イラつきで人としてのストッパーは既に外れており、己の筋肉をフルに活用している。
だが、そんなことはどうだっていい。今は本当にどうだっていい。
「幸せ……なんて……クソくらえだ……ッ!!」
『幸せ』
たった4文字のその言葉。
彼女はその言葉が嫌いになっていた。
カオスロワが始まる前、周囲の幸せな他の家族を見る度にイラついた。
だから、そのイライラを発散させる。
「殺しても殺しても殺しても……
ああああああああああああああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああああああああああああああ
……………………クソッ!! イライラするッッ!!」
イラつきがどんどん加速していく。
幸せそうな奴らを殺しても全くと言っていいほど収まらない。
「どけどけ~~イエローモンキー共!!」
そして、仮面ライダーアクセルバイクフォームに変身し、彼女は突っ走る。
その変形バイクのひき逃げタックルによってまた新たな犠牲者が出る。
【ラディッツ@ドラゴンボールZ 死亡】
【栽培マン@ドラゴンボールZ 死亡】
死因;ひき逃げアタック
でも、イライラすると事故が起こるよ、突然さ。
◆ ◇ ◆ ◇ ◆
渋谷のとある交差点。
西から歩く三人(正確には1.5人と0.5死人と一体)
北から突っ走るバイク。
―――――幽霊とバイクが交わるとき、物語が始まったらいいな……――――――
一番先頭を歩いていた黒い服を着ていた女性に確実に当たった。
だが、バイクはその身体をすり抜けるように通過していった。
まるで蜃気楼のように……貫通していった。
「10/さん、今の一体……? というか今確実に当たりましたよね?」
「詐欺判定が無かったら、危なかった……ギリセーフだ」
「…………………」
だが、妖夢たちは何事も無かったように歩いていった。
しかし、一方のバイク――MEIKOは凄まじい焦りが生じていた。
(今のは……何が起こったの……
バイクに轢かれたら、吹っ飛ぶか死ぬか、どうにかなるでしょ!?
なんでノーリアクションなのよ、おかしいわよ、こんなこと!!
どうなってんのよ、今のあいつは何にも起こらないのよ!?)
このカオスロワにおいて有り得ないことなど無い。
故に考えたら負けである。
「考えたら負けと言わざるを得ない!」
「せやな! しゃーない変形合体でもしよか?」
「同意すると言わざるを得ない!!」
そして、MEIKOの隣を走っていた二人組の男たちが乗っていたバイクと車が変形・合体した。
なお、この合体は決して性的なものではない。ロマン溢れる方の合体である。
「どないや!」
「ドッキングに成功した言わざるを得ない!」
バイクと車が合体した巨大ロボットに乗った男二人組は走り去っていた。
そんな合体の様子を見ていたMEIKOは……こう呟いた
「全くわけが分からない……」
【一日目・6時20分/東京都・渋谷】
【MEIKO@VOCALOID】
【状態】健康、イラつき
【装備】アクセルドライバー@仮面ライダーW、エンジンブレード@仮面ライダーW
【道具】支給品一式
【思考】
基本:ストレス発散
1:出来損ないの家族共は見つけ次第殺す
2:幸せそうな奴は惨殺してやる
3:黒い服の女(10/)は必ず跳ね飛ばす
【リョウ・サカザキ@龍虎の拳シリーズ+ふたば】
【状態】健康と言わざるを得ない
【装備】フェラーリとバイクが合体したロボと言わざるを得ない
【道具】支給品一式と言わざるを得ない
【思考】
基本:殺し合いを止めざるを得ない
0:覇王翔吼拳を使うまでもない
1;ロバートと行動せざるを得ない
2:助席に乗らざるを得ない
【ロバート・ガルシア@龍虎の拳シリーズ+ふたば】
【状態】健康
【装備】フェラーリとバイクが合体したロボ
【道具】支給品一式
【思考】
基本:殺し合いを止める
0;しゃーない、操縦でもしよか!
1;リョウと行動する
◆ ◇ ◆ ◇ ◆
「……メモ書きだけか……」
「10/さん、それでその情報屋の人は?」
「メモだけ残して行っちまった……しかも、盥回し感がする……」
「………………」
目的地の場所には着いたものの情報屋の影は無く。
あったのはものすごく細かい字で書かれたメモだけがあった。
『Йуунийи ни ТокёБигСигхт но тика』
メモ用紙にこの一文だけが刻まれており、その知識が無ければ分からない文面だった。
「なんて、書いてあるんですか?」
「何、簡単な内容だよ、でも見られると厄介だから……えい」
「!?」
10/はすぐにそのメモ用紙を焼き払った。
まるで手品のように一瞬でそのメモ用紙は焼失した。
「さて、時間はまだあるな……朝飯の時間かな」
「朝飯って……それとさっきのはどういう意味なんですか、本当に」
「腹が減っては戦は出来ぬ……って言うでしょ?
時が来ればわかるさ、……そのうちにね」
そして、彼女たちは鴻上ファウンデーションっぽい建物を立ち去った。
ちなみに本当に『っぽい』だけなので鴻上ファウンデーションとは限らない。
【一日目・6時30分/東京都・渋谷】
【10/@TCBR】
【状態】健康、雑用係、空気
【装備】ドス(短刀)@現実、ティーセット一式
【道具】支給品一式、自作の同人誌、自作のコンピュータ、その他不明
【思考】基本:空気を読みつつ、空気になる。
0:朝飯を食える場所を探す
1:6/とは別行動を取る
2:妖夢達と行動する
3:8/が気になる。
4;時間になったら、集合場所に向かう
※◆6/WWxs901sを目立たせる同盟の仲間です。
【魂魄妖夢@東方Project】
【状態】健康、強い決意
【装備】刀「月の桂」@月華の剣士
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:殺し合いからの脱出および主催者を斬り潰す
1:ハーケンさんと行動し、仲間を増やす
2:知り合いがいたら、合流したい。
3:がくぽとは決着を付ける。
4:
初音ミクと8/を警戒。
※ファントムの中の人の名前をハーケンだと思っています。
※◆6/WWxs901sを目立たせる同盟の仲間です。(本人自覚なし)
【ファントム@無限のフロンティア】
【状態】各部異常無し
【装備】標準装備一式
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:
ゲームの破壊・打倒主催
1:妖夢と行動し、仲間を増やす。
2;ハーケン達が入れば合流したい。
3:初音ミクと8/を警戒。
※◆6/WWxs901sを目立たせる同盟の仲間です。(本人自覚なし)
最終更新:2011年10月02日 00:33