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空からユニコーンガンダムが降ってくる――そのニュースから10分後。
同じく東京都にあるコミケ会場は、てんやわんやとなっていた。
空から雨あられと降り注ぐのは、等身大のユニコーンガンダム。
それがコミケ参加者の列を、次から次へと押し潰すのである。

「のわあァァァァッ!」

アーカード@HELLSING(TVアニメ版) 死亡確認】

ちょうど今も1人のヘタレが、その純白の巨体に踏み潰され果てた。

「はーいほら押さないでー! 1人1人中に入ってー!」

そんな中藤原妹紅はというと、ビックサイトの入り口で、列を誘導している真っ最中だった。
ちょうど始発組がやって来て、大きくなってきた列だったが、こんな状況になりながらも、コイツらは帰ろうとしないのだ。
そこでスタッフも腹を決め、ビックサイトの館内に、列を避難させることにしたのである。

(全く、何て奴らよ)

輝夜との決闘に負けただけなのに、どうしてこんなことになってしまったのだろう。
イライラをぐっと胸に押し込みながら、妹紅は長蛇の列を誘導し続ける。

「ちょうどいい足だ、乗っていこう」
「使い方は?」

ほら、あっちの方では見覚えのあるオヤジが、金髪のオヤジと一緒にユニコーンに乗ってる。
コイツらのやりたい放題ぶりにも、いい加減腹が立ってきた。
いっそ逃げ出してしまおうか――そんなことを考えた矢先、

「――大丈夫か? 何か、俺に手伝えることは?」

1人の全身赤タイツの覆面男が、唐突に話しかけてきた。

「ちょ、ちょっと! 会場外でのコスプレは禁止よ!?」
「ん、すまん……だが、今はそういうことを言っている場合ではないだろう」
「まぁ、それはそうだけど……」

突然の奇妙な怪人物の出現に、一瞬面食らった妹紅。
だがどうやら話してみると、さほど悪い奴でもないらしい。
今は猫の手も借りたいところだ。故に妹紅は、その申し出に応じることにした。

「……それじゃあ、列の誘導手伝って。今、みんなを会場に入れてるとこだから」
「分かった、任せろ」

逃げるタイミングを逸したな、と。
誘導が手薄なところへ駆け出した、赤い背中を見送りながら、妹紅は内心で溜め息をついた。

【一日目・6時50分/日本・東京ビックサイト駐車場/天気・ユニコーンガンダム】

【藤原妹紅@東方Project】
【状態】寝不足
【装備】コミケスタッフの制服
【道具】基本支給品一式、大量の手榴弾、不明支給品
【思考】
基本:コミケスタッフの仕事をする
1:参加者をビックサイト館内に誘導する

【志葉丈瑠@侍戦隊シンケンジャー】
【状態】健康、シンケンレッド
【装備】シンケンマル
【道具】基本支給品一式、不明支給品、ショドウフォン
【思考】基本:人々の命を守るために戦う
1:参加者をユニコーンガンダムから守りつつ、ビックサイト館内に誘導する
2:コミケに行って役作りのための勉強をする
3:そのためにも、コミケ開催の邪魔はさせない

【スティーヴン・セガール@現実】
【状態】健康
【装備】ユニコーンガンダム@機動戦士ガンダムUC
【道具】拳銃、ナイフ
【思考】
基本:カオスロワを叩き潰す
1:メイトリックスに付き合う

【ジョン・メイトリックス@コマンドー】
【状態】健康
【装備】大量の武器・弾薬、ユニコーンガンダム@機動戦士ガンダムUC
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:誘拐された娘を救出する
1:セガールと一緒に行動する



【コミケ参加者×8@現実 死亡確認】
【コミケスタッフ×2@現実 死亡確認】
巴マミ@魔法少女まどか☆マギカ 死亡確認】
死因:ユニコーンガンダム
最終更新:2011年10月17日 00:28