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「ねぇ、さっきから何の本読んでんのよ?」
「……そう簡単には教えてやれんぜよ」

 東京都ラーメン二郎の行列(現在:二人のみ)の先頭付近。
 巫女と詐欺師はそこにいた。
 詐欺師は広辞苑並に分厚い本を読みながら、適当に答える。

「……ねぇ、さっきから空から降ってるのはなんなの?」
「どっからどう見てもユニコーンガンダムぜよ」
「ふーん、あっ、止まった」
「……プリッ」

 午前9時ごろ、ついにユニコーンガンダムは止まった。
 なお、その功績はあの男達の所業であった。


 ◆ ◇ ◆ ◇


「君こそが、真のガンダム無双だな!」
「ほほう、随分と話が分かるじゃないか!」
「二人ともいいリズムだ!」

 アムロ・レイ。 司令官ワルズ・ギル。
 そして、シドニー・マンソンのいつもの三人である。
 彼らによってユニコーンガンダムは全て破壊された。

「俺はこれから父上と合流するために地球に向かわなければならない」
「水臭いじゃないか、なっ、アムロ!」
「ああ、俺達の闘いはこれからだ」

 そして、彼らはなんやかんやで地球に向かって進路を取った。

【一日目・9時00分/太陽系】

【アムロ・レイ@機動戦士ガンダム 逆襲のシャア】
【状態】健康、ニュータイプという名の勇者
【装備】ジェネシック・ガオガイガー@勇者王ガオガイガーFINAL
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】基本:殺し合いからの脱出
0:いつもの三人で行動する
1:地球に向かう
2:シャアとは決着を付ける

【司令官ワルズ・ギル@海賊戦隊ゴーカイジャー】
【状態】健康
【装備】グレートワルズ@海賊戦隊ゴーカイジャー
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:地球を侵略する
0:いつもの三人で行動する
1:地球に向かう
2;父上との合流

【シドニー・マンソン@人造昆虫カブトボーグ V×V】
【状態】健康
【装備】ハウリング・ロデオ・ドライブ、ファイヤーバルキリー@マクロス7
【道具】支給品一式 のび太の服、スネ夫の服、ブタゴリラの服、不明支給品
【思考】基本:いつもの三人で行動する
1:コミケに参加する
2:地球に向かう

※ユニコーンガンダムは全て破壊されました。



 ◆ ◇ ◆ ◇


「……誰も来ないわね……
 全く拍子抜けね……」

 行列の先頭で再びぼやく。
 いつもの開店一時間前になっても一向に行列が伸びない。

「なんか呪われてんじゃないの、この店?」
「それはないぜよ」
「アンタが言うならそうなのかもね」
「プリッ」

 そんな時である。
 再び奴らが霊夢たちの前に現れた。

「さっさとその無料券を渡すフォイ!」
「……………」

 なんとジロリアン第三、第四の刺客が同時に攻め込んできたのだ。
 第三の刺客の名はドラコ・マルフォイ。
 そして、もう一人はシャングリラ小川である。

「それは断るわ!!
 ―――無料より安いもはないのよ!!」
「なら力づくで奪うしかないフォイ!!」
「……………」
「2対1とは卑怯よ……仕方ないわ、アンタちょっと手伝いなさい!!」
「プリッ」

 そして、2対2のデスマッチが始まった。
 先制したのは巫女だ。

「先手必勝、食らいなさい、『夢想封印』!!」
「甘いフォイ!」
「なんですって?」

 不意打ち気味に魔法でかき消すマルフォイ。
 巫女は驚きの表情を隠せない。

(計画通りフォイ……!
 全シリーズを一気にやりこんだ甲斐があったフォイ!
 EASYランクフォイ!!)

 なんとマルフォイは霊夢対策を完全に練っていた。
 用意周到とも取れるマルフォイの霊夢封じである。

「チッ」

 その後も弾幕を放つが、マルフォイには当たらない。
 かすり点を稼がれていく。

(勝てるぞ、五飛もネコヤミーも勝てなかった巫女に勝てるフォイ!)

 半ば勝利を確信していたマルフォイ。
 だが………


「……『夢想封印』」
「フォイ!?」

 横から夢想封印が飛んできた。
 放ったのは詐欺師……ではない。

「なんで詐欺師(仁王)が『夢想封印』を……?」
「やっぱ本物の『夢想封印』は桁違いの威力と速さやの……博麗」
「プリッ……ってもう止めていい?」

 彼は立海で最も恐ろしい男。悪魔をも騙せる男。
 ―――コート上の詐欺師・仁王雅治である。

 いままで弾幕を放っていた巫女が夢想封印を放った詐欺師に話しかけた。

「霊夢が博麗……まさかこいつら……
 じゃ、じゃあ今までフォイフォイ弾幕を張っていたのは……」
「プリッ」

 そう、今まで二人は入れ替わっていたのだ。
 具体的にはアムロ達がユニコーンガンダムを2000機撃破した所からずっとである。
 なお、シャングリラ小川は早々に霊夢によって斬られた。

「まさか、EASYランクだったのも?」
「生憎、私はLunaticシューターよ……
 じゃあ、これで止めね……アデュー!! ……って何語?」
「……中国語ぜよ」
「うそでしょ?」
「ピヨッ」

 \トリプル! スキャニングチャージ!/

 情け容赦ない最後の斬撃が決まり、マルフォイは空間ごとぶった斬られた。
 ジロリアン五人衆も残すはあと一人である。
 そして、二郎オープンまであと少しだ。

「にしても、二郎は8時半オープンじゃなかったの?」
「よう見てみんしゃい。今日はなんでも11時オープンらしい
 ……って、そこの張り紙に書いてあるきに」
「ホントだ……」

【一日目・9時30分/日本・東京都港区】

【博麗霊夢@東方Project】
【状態】健康、やさぐれ
【装備】メダジャリバー
【道具】支給品一式、ラーメン二郎の無料券、大量のセルメダル
【思考】
1:二郎の行列の先頭を死守する
2:……それにしても、なんでばれなかったのかしら?


【仁王雅治@新テニスの王子様】
【状態】???
【装備】不明
【道具】参加者詳細名簿、その他不明
【思考】
基本;???
1:プリッ

【ドラコ・マルフォイ@ハリーポッターシリーズ 死亡】
【シャングリラ小川@人造昆虫カブトボーグ V×V 死亡】
死因:オーズバッシュ
最終更新:2011年11月12日 00:09