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 ――ここは何処だ?
 漏れは、何で――
 少女、通称リアルタイムカービィの人は東大の校舎の裏に隠れていた。
 助けて、ドロッチェ、気が狂いそう――
 彼女は特徴的に赤いシルクハットとマントを着込んでいたが(それだけだとギルダーに間違える奴も出るかもしれない)、
 それよりも胸に下がるロケットから見える、ドロッチェの笑顔が頼もしかった。

 最初、リアルタイムは十聖学園に飛ばされていたが(もっとも、初代女神転生ファンでもある彼女はこの状況でなければ喜んだに違いない)、
 白い狼(その白い狼、ビアンカに目をつけられなかったのは幸運かもしれない)が女子学生に突き抜かれる光景を見――
 必死に逃げてきた。
 途中、悲鳴が聞こえた。
 彼女は聞き覚えがあったが、どうせキャプリス・ウィッシャーかルーク・ハインズ辺りが落ちたんだろと思い無視した。
 そして――東大。
 窓から身を乗り出すと、エゼル(FFTAはプレイ済みだった)と野比玉子が、何かを話していた。
 が、玉子は拳銃(!)を構えていたので、それがかなりの脅威だった。
 その後、玉子はエゼルの服を脱がしていき――
 リリーナ(FE封印プレイ済み)が快楽を貪っている玉子の頭を吹き飛ばした。

 ――吐いた。
 その後、爆発音がまた響いたが、今のリアルタイムにはどうでもよかった。
 いじめる? いじめる?
 ――否、死ぬのか? 死ぬのか?
 耳鳴りの様に、リアルタイムの脳内を駆け抜けた。

 ドロッチェ――漏れを、守ってくれ。
 胸のロケットを片手で掴んだまま、そう祈った。
 ちなみにもう片手には、ずっしりと重いガバメントが握られていた。
「――誰か居るの?」
 ばっと振り返った。
 そこには、美しい、女神の様な女が立っていた。
 涙で頬を濡らしたまま、その女に飛びついた。
「助けて、助けて――」
 懇願した。もう、死にたくなかったので。
「うん、大丈夫。私も、怖かったの」
 よかった――漏れは、助かったんだ。
「お姉ちゃんは――名前、何て言うの?」
「私は相馬光子よ。」
 え――
 ――やられる!
 ああ――こんなことはもうごめんだ。
 うちに帰りたい。
 ゲーム。星のカービィ。ココア! DS。
 参上ドロッチェ団。ドロッチェ。容赦なく、撃つ。撃つ!
 ココア。ドロッチェ。星の! カービィ
 容赦なく。ドロッチェ。
 別の意味での涙が意思に関係なく流れた。
 ロワ中に相馬光子に会うことが何を意味するか、理解してた分、当然だが。
 容赦なく。ドロッチェ。殺される! 撃つ。
 おかあさん。おねえちゃん! おとうさん。撃つ! 撃つ! シャドウゲイト!

 リアルタイムはガバメントを上げ――そこでびくん、と痙攣した。
 無論、光子は殺すつもりでリアルタイムに近づいたのだが、今の痙攣は理解出来なかった。
 そして――光子は光子で、自分の胸に穴が空いている事に気付いた。
 ”それ”がリアルタイムを貫通して自分に突入してきた事も――

 そこには――光子は、知っていた。その人物。
 それは、サブマシンガンを持った三村信史だった。
 まさか? 自分が撃たれると?
 光子は構わず、銃を持ち上げた。
 気合いでホールドオープンするまで撃ち込んだ。
 その鉛は、確実に三村の胸に穴を空け――

 勝利を確信した光子の顔が弾け、ストロベリイ・パイをぶつけたようになった。
 勿論――身が重力によって崩れた後、動くことはなかった。

 三村信史――否、リアルタイム二代目は、サブマシンガンを背中にかけた後、死体から振り返り、東大を後にした。
 便利なものだ。防弾チョッキというものは。

【一日目 東大/15時】
【リアルタイム二代目@カオスロワ】
[状態]:健康
[装備]:ウージー 防弾チョッキ
[道具]:支給品
[思考]1:生き残る

【リアルタイムカービィの人@カオスロワ】
[状態]:死亡確認

【相馬光子@バトルロワイアル】
[状態]:死亡確認


最終更新:2007年05月15日 23:28