「なんやてー!!!」
もし、これが漫画なら今の発言はとげとげフキダシに入って、
かつ特大ゴシックフォントで表記されていたことだろう。
まあ、それほど大きな声をアッコさんはあげたのである。
実際、あまりの声の大きさに武道館の壁に罅が入り、窓ガラスもいくらか割れた。
そして、アッコさん以外の僕達全員も……腰を抜かし、地面に伏しているという現状。
「アッコさん、いくらなんでも声大きいですよ……」
「澤井!お前は落ち着き過ぎや!!」
僕の方に人差し指を向け、アッコさんはなおも怒鳴る。
「いや、っていうかむしろアッコさん落ち着いてくだs「これが落ち着いていられるかいな!!」
アッコさんは言った。
「ゲーチス言うたか……蠱毒なんてもん企画しおって……」
風の噂で、僕達をここに呼び寄せたゲーチスが僕達以外の他の参加者を集めて、
「蠱毒」という企画をしている、と聞いた。
何やら、パワーアップしたテラカオス・ドゥバイに対抗できうる人材を選抜するらしい
ちなみに僕達はこの時、偶然転がってきたダイナマイトの爆発に巻き込まれ死んでいたため、知らなかった。
(無論、テラカオス・ドゥバイに関しても)
まあアッコさんの怒りは最もかもしれない。
正直、僕は蠱毒については一切知らない。
でも「毒」とつくからには絶対やばいものに違いない。
最悪、呼ばれた人達全員が死にかねないような……。
アッコさんだって人間だ。(←失礼)人の心がある。(←失礼だっての)
そんな非人道的な企画をするゲーチスが許せないのだろう。
……事実、僕も許せない。他のみんなの表情を見ても……それは同じだった。
「アッコさん、許せませんよね……」
「ああ、許せへんわ……」
ゆっくりと、息を吸いアッコさんは続ける。
「……あんな楽しそうなもんに私らを呼ばんなんて!!アイツ、絶対許さん!!!」
ゲデヘダゴドドガシャァアアアアアアアアンッ!!!!
あまりにも予想外すぎるアッコさんの発言に、僕達は盛大にずっこけた。
「なんじゃそりゃァァァァァァァァァァァァァァ!!!」
素早く起き上がり、銀さんが吠える。
「アッコさん、ゲーチスが何を考えているか、わかんないんですか!?」
続いて、僕。
「「毒」っすよww「毒」wwwwやばい香りプンプンじゃないですか!!」
そして、勝俣さん。
「それがええやんか!!」
アッコさんのその一言に僕達は再度(先程よりも派手に)ずっこけた。
「ついてき!ゲーチスをいっぺん泣かせたるわ!!」
アッコさんが走り出す。……僕達は(渋々ながら)追いかけた。
「ゲーチスを張っ倒し、蠱毒に勝ち、テラカオス・ドゥバイをもブッ倒し、そしてドラゴンボールを手に入れたら
……死んだ奴全員をたたき起して、大宴会やァァァァァァァァァァ!!!」
アッコさん、それ死亡フラグです。
【一日目・17時18分/日本・東京都千代田区北の丸公園・日本武道館】
【和田アキ子@現実】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式(-赤飯@現実)
【思考】基本:ドラゴンボールを見つけ出す
1:ゲーチス……叩きつぶす!!
【勝俣州和@現実】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式(-赤飯@現実)
【思考】基本:アッコさんの行く先ならどこまでも
1:ぶわっはっはっはっはwwww アッコさん、死亡フラグ発言だww
2:なるべくなら、蠱毒には参加したくない
【風浦可符香(PN)@さよなら絶望先生】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式(-赤飯@現実)
【思考】基本:ドラゴンボール探しにつきあう
1:死亡フラグにお気を付けを!
2:なるべくなら、蠱毒には参加したくない
3:そういえば、桃色係長さん死んだんですね。なーむー
【坂田銀時@銀魂】
【状態】健康
【装備】柄に洞爺湖と掘られた木刀@銀魂
【道具】支給品一式 (-赤飯@現実)
【思考】基本:アッコについていく
1:……おやびんはわかってるのか?
2:なるべくなら、蠱毒には参加したくない
【澤井啓夫@現実】
[状態]:健康
[装備]:マンガ家の道具一式
[道具]:支給品一式 (-赤飯@現実)
[思考]基本:ひとまず、アッコさんについていく
1:ぁぅ
2:なるべくなら、蠱毒には参加したくない
最終更新:2012年01月27日 14:53