「まだこの島に生き残っている住人がいたんですね」
「とりあえず皆ムー大陸に逃げるよう避難は出しておいた」
「そうですか、じゃあブンビーとキリハが戻るのを待ちましょう」
シオニーは落ち着いた口調でトシキといっしょに他の2人が来るのを待った。
「しかしそんなことが起こっていたとはな」
ガレオンに向かうジョーもシオニー一行に合流していた。
事情はちゃんと説明済みである。
「しかしガレオンと言うのがあなた達の母艦ですか、もしかしたら違う方の所有物かもしれませんね」
「ありうるな、俺に支給されたものも基本は他人のものだろうからな」
トシキは言った。
「どっちにしてもガレオンの所有者に接触する必要はある……シオニーだったか、協力してくれるか?」
「もちろん、私もこの
ゲームを壊したい者の1人です」
ようやくしおらしくなったと隣で思うトシキだった。
そんな中、ブンビーとキリハが戻ってきた。
1人少女を連れてである。
「2人ともご苦労です。この方は?」
「ええ、カスミさんというポケモントレーナーの方で森で迷ったところを保護しました」
ブンビーはそう説明した。
「カスミさんでしたか、私はネオ・リモネシア大統領のシオニー・レジスです」
「シオニーさんですね、本当に助かりました!」
「それよりもいろいろ気になることがある……」
キリハが説明し始めた。
まず、熊岡県は日本から離脱したこと、かなりの数のマーダーが潜伏中という事である。
「困りましたね、とりあえずガレオンに皆で向かうと言うことでよろしいですね?」
「シオニーさんに賛成ですよ!」
「助けてもらった恩もありますし私も手伝います!」
トシキもキリハも同意した。
そしてジョーの案内でガレオンが停泊したと思われる場所に向かうことになった。
純粋な戦闘員はジョーとブンビーがいるものの、他の4名はいうまでもない。
6人は森を進み始めた。
「本当にこの森の奥なんですか?」
「もうへばったか、大統領ともあろう者が情けない」
キリハはシオニーにそう言った。
「油断するな、まだマーダーがいるかもしれない……」
ジョーは木の棒を持って先頭で歩きながら言った。
「とりあえず持ち主がマーダーじゃないことを願いたいですね」
「ブンビーさん、ちょっと近すぎ!」
一行はさらに道を進んだ。
そしてとある平野に到着した。
「ここは何もないようですね、ひっ、殺し合いの後ですか?」
シオニーはジャギに殺害された田所の遺体を見つけ、改めてバトルロワイヤルだと再認識した。
「ひどいものだ、おそらく誰かが争ったんだろう……」
周辺一体が抉り取られていることを確かめるキリハだった。
「これはガレオンの持ち主とやらも危ないかもしれない……急ごう」
トシキに言われて再び移動を開始する一行。
それから10分間が経過した。
「ここで休憩しましょう」
「本当ですか、助かった……近くに河原もありますね」
「よし、女2人はここまで待っていろ、少し食べ物がないか探してくる……手伝ってくれ」
ジョーに言われブンビーたちは森に向かった。
「いつになったらそのガレオンに付くんでしょうね……」
「後もうすぐってジョーさんも言ってましたしがんばりましょう」
その時だった、茂みがガサガサのゆれ始めた。
「動物ですか、イノシシや熊!?」
「えっ!?」
2人の前に現れたのはゼロの亡骸を抱えたレンだった。
「あ……いた……いいお姉ちゃんたち」
「まさか……」
シオニーは直感した、この者はマーダーであり性犯罪者だということを。
しかもこの場にいるのは武器もないカスミだけ。
(そ、そうよ、ピストルどこにしまったっけ?)
必死にピストルを取り出そうとするが死体を抱え迫るレンに凝視され腰が抜けてしまった。
こんなことだったらもっと実戦訓練しておくべきだった。
「ひっ、ひいいいぃぃ」
傍にいるカスミもこの世のものとは思えない表情でシオニーにしがみ付いている。
(ダメだ……犯されて殺される)
シオニーは後ずさりしながら必死に逃げようとするがカスミも恐怖にその場に恐怖に凍り付いてしまった。
(せめて……ケダモノに犯されて死ぬより……リモネシアに帰りたかった……)
そう思った時だった。レンがゆっくりと倒れて川に落ちた。
川から大量の血が流れる。
「あ、あれ?」
「あたし達助かったんですか?」
そこにライフル銃を持ったトシキを先頭に4人が走って戻ってきた。
「シオニーさん、ご無事でしたか!?」
「ええ、危ないところでした……トシキが?」
「ライフルは初だったが、なんとなったな」
シオニーは改めて自分を殺そうとした不届き者を確認した。
「こいつが抱えていたのは?」
「おそらくこのガキに殺されてコレクションにされたんだろう、とんだサイコパスだ」
トシキの問いにジョーはそう言った。
「こいつまだ生きてやがる!?」
かすかに動いているレンを見てキリハが言った。
「こいつはもう長くは生きられない、放置しよう」
「とにかく、ここから離れよう……もうすぐガレオンだ」
「ええ、ありがとうございます、トシキ」
トシキは礼を言われても表情を崩さなかった。
瀕死のレンとゼロの死体を放置し、一行はとうとう目的地のガレオンに到着した。
「おかしいな、いつもは空中に停泊しているはずだが?」
長いことゴーカイジャーをやっていたジョーは疑問に思った。
普段は碇を下ろし、地上に直接停泊などありえなかったのである。
「とにかく、中を調べましょうよ!」
「ええ、それではジョー案内頼みます」
「分かった……」
ガレオン内は静かだった。
まるで無人で長年放置された幽霊船のようだった。
「明らかに誰か使った形跡があるな……なんだこれは?」
ジョーは船内にいたるところに血の跡があるのに気づいた。
「ちょっと、ジョー君! どういう意味だね!?」
「もしかしたら……嫌な予感がする」
ブンビーも恐怖し始めた。
その言葉に先ほどの恐怖を思い出すシオニー。
その時だった、一行の前に血だらけのアカレッドが現れた。
「あ、あんたは!?」
「君たちは……?」
「酷い怪我だ、すぐに治療しないと、ジョー……医務室はあるのか?」
トシキはジョーに問う。
「あっちの角を曲がった部屋だ、すぐに分かる」
「分かった」
「……ここに邪悪なライダーが突如乱入し、何とか船から追い出したが……ブリッジには他の2人も……」
「ライダーってなんだ、おい!?」
「キリハ、彼を医務室にお連れしなさい、他の方は至急ブリッジへ! ジョー案内してください」
「分かっている、クソ! これじゃマーベラスになんて言えばいいか……」
シオニー一行は只ならぬ何かを感じ恐怖するのだった。
【シオニー・レジス@バンプレストオリジナル】
【状態】精神的ショック(小)
【装備】ピストル
【道具】支給品一式、不明支給品、野菜の種、野菜の球根、携帯端末
【思考】
基本;リモネシアを再興させて主催者を倒す
1:ネオ・リモネシアの国民を募集する
2:これが……バトロワ……
3:ネオ・リモネシアのためにも危険人物は即殺害する
【ブンビー@Yes!プリキュア5】
【状態】精神的ショック(小)
【装備】なし
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
基本;ゲームから脱出したいんですけど
1:シオニーさんと行動する
2:プリキュアの皆さん助けて!
3:死にたくない……
【櫂トシキ@カードファイト!! ヴァンガード】
【状態】健康
【装備】自分のデッキ、ヴァイスシュヴァルツのデッキ、ライフル銃
【道具】カレーを作る為の道具、作りかけのカレー
【思考】
基本:ヴァイスシュヴァルツの世界大会で優勝するのは今はやめよう
2:もうヴァイスシュバルツどころじゃないな
3:アカレッドたちを助ける
【蒼沼キリハ@デジモンクロスウォーズ】
【状態】健康
【装備】ヴァイスシュヴァルツのデッキ、マシンガン
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】
基本:シオニーに協力し主催を潰す
1:工藤タイキたちと早く合流する
2:もうヴァイスシュバルツどころじゃないな
3:アカレッドたちを助ける
【カスミ@ポケットモンスター(アニメ)】
【状態】健康
【装備】不明
【道具】基本支給品一式、不明支給品
基本:ゲームに乗らず脱出する
1:まずはサトシと合流する
2:ハルカ、ヒカリ、アイリスにも出来れば会いたい
3:とにかくアカレッドたちを助ける
【ジョー・ギブケン@海賊戦隊ゴーカイジャー】
【状態】静かな怒り
【装備】モバイレーツ@海賊戦隊ゴーカイジャー、
【道具】支給品一式、レンジャーキー(ブルー系統の全て) 、中日ドラゴンズのユニフォーム@現実
【思考】
0:シオニー一行に同行する
1:マーベラス達との合流
2:許さない……
※たこやきマントマンの大いなる力を貰ったかどうかは不明です。
【アカレッド@スーパー戦隊シリーズ】
【状態】重体、疲労(大)
【装備】ゴーカイガレオン@海賊戦隊ゴーカイジャー
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】基本:殺し合いを止める
1:アムロ、江蓮と共に行動する
2:出来れば、マーベラスやバスコ、ナビィと合流したい
3:あのライダーには気をつけろ……
※バスコが裏切る前からの参戦です。
それでもレンは生きていた。
彼を動かすのは性欲だったからである。
だが、それに終止符を打つ地獄の使者がやってきた。
「生きてたか、お前も地獄に落ちような……」
三沢は容赦なくレンの頭も踏み潰した。
【一日目・20時40分/ムー大陸近海・熊岡県】
【三沢大地@遊戯王デュエルモンスターズGX】
【状態】暗黒面に落ちた、キャラ崩壊中、仮面ライダーキックホッパーに変身中
【装備】変身ベルト&ホッパーゼクター@仮面ライダーカブト
【道具】支給品一式
【思考】
基本:この世界にいる全員を蹴り殺して地獄に落とす
1:皆地獄に落ちよう……
2:まずはカリンとナツメを追う。
3:地獄で会おう……レン
4:先ほどのアカレッドたちは必ず殺す
【鏡音レン@VOCALOID 死亡】
最終更新:2012年02月01日 01:35