「シドニー・マンソン……首輪爆破によって死亡確認じゃ……では後ほど」
木下秀吉は携帯でそう伝えた。
彼の傍には胴体と首が別れていた男のグロテスクな死体があった。
主催の命令を無視したために首輪を爆破された哀れな男の遺体である。
「哀れなものじゃな、わしや主催の再三による忠告を無視して向こうに仁義を貫きおって……」
秀吉はマンソンの遺体からIDカードと免許書や各種リストを取り出した。
だが、レジスタンスメンバーのリストについては発見は出来なかった。
「自殺と言う退場はお主らしいというものじゃが、お主がダブルスパイじゃったのはわしも見抜けなかった……」
シドニー・マンソンと言う男はジョーカーとしてさまざまな場所で暗躍していた。
まずリュウセイの仲間になったり、アムロたちと行動したりである。
だが、もう1つの顔があった。
「お主が自殺し、口を拒んだせいでレジスタンスの一員の居場所や内通者も分からずじまいじゃ……」
マンソンはレジスタンスの主要メンバーの1人であり、密かに主催側の情報も向こうに流していたのだった。
同じジョーカー参加者であり、主催のエージェントの1人の秀吉はそれらの事実を知ると己の友人の裏切りが信じられなかった。
無論、秀吉は問い詰めたがマンソンは口を拒み、強制爆破を甘んじて受ける結果になってしまった。
「懐かしいのう、Fクラスでお主と勉学に励んだ日々を……」
かつての友人の末路を考えると実に虚しさと哀れみばかりこみ上げられた。
ふと、自分が泣いている事に気づく秀吉。
「心配せんでよい、お主を弄んで人生を狂わせたレジスタンスは1人残らずわしと仲間が消す……」
秀吉は再び携帯を取り出すと幾人かに連絡した。
そして友人の亡骸をその場へおいて本来の任務へ戻った。
「結局、お主はどれが本当のマンソンじゃったんじゃろうのう……」
【一日目・22時20分/日本・東京】
【木下秀吉@バカとテストと召喚獣】
【状態】健康、わしは男じゃ
【装備】不明
【道具】支給品一式、その他不明支給品、通信用携帯
【思考】基本:ジョーカーとして主催のために動く
1:友の死に報いるべくレジスタンス壊滅の任務を遂行する
2:同じジョーカー参加者に召集
※主催側です
【シドニー・マンソン@人造昆虫カブトボーグ V×V 死亡確認】
最終更新:2012年02月03日 01:01