まだまだミズホがバブズを待ち続けていた時、それは起こった。
「タケシィィィ」と声がした。
もちろん――ミズホはアフラ・マズダから既に聞いていたので、驚く事なく、寧ろ余裕を持って攻撃の準備が出来た。
ミズホはバック転の要領で回りながら高く跳び、”それ”の姿を認めた。
あれこそメフィストと契約を交わした悪魔の戦士、ジャイアント・ジャイアニズム・ママ!
まず、ミズホから攻撃を加えた。
位置的にまだジャイアン・ジャイアニズム・ママとは二メートルあったが、光の剣を気合いで伸ばした。
それをママは掴み、ミズホを振り回そうとするではないか!
ミズホはすぐに光の刃を縮め、着地した。
ミズホは残った一メートルの光越しにママを見た。
そう――アフラ・マズダ様から授かったこの伝説の剣で、負けるはずがない。
私は、正しい。絶対、負けない。
今度はママがバックハンドの要領で斧を振り上げた。
すかさずミズホはそれをしゃがんで回避し、光の剣を突き出した。
が、ママは斧を軸に跳び、くるりと一回転してその一撃をかわし、ミズホの背後をとったではないか!
すかさずミズホは身体を90度回し、その勢いを殺さずに、ママに切り掛かった。
ざくっと音がして、ママの斧の柄の部分に光の剣が刺さった。そのまま、ママは蹴りを繰り出す!
ミズホは頭の中、アフラ・マズダから声を聞いた。
”今です! 左に身体を動かすのです!”
オーケイです。ミズホは光の剣を掴んだまま、だっと左へ走り出した。
その直後、斧の柄が完全に折れ、ミズホと光の剣は抜刀スタイルでママを摺り抜けた。
それでも服が大きく裂けただけで、ママの身体には一切ダメージを与えられない!
ママはその事を無視して、両腕で斧を振り落とした。
ミズホは後ろへステップして寸前でかわす。
それから、ミズホは一息ついて、また声を聞いた。
”今です! あの技を使うのです!”
「命脈は無情にして惜しむべからず……葬る! 不動無明剣ッ!」
明らかに別
ゲームの技だったが、ミズホは気にしない。
そのまま数発の衝撃がママを貫いた。
もはや服も全て千切れ飛び、その裸体をさらけ出している。
ミズホはもちろんそこを見逃さなかった。
地面から彫り上げるように光の剣を走らせる。
「地擦り残月ッ!」
やはり別ゲームの技だが、気にしない。気にしたら負けだと思う。
そのまま、ミズホ自身も飛び上がり、悪魔の戦士ジャイアント・ジャイアニズム・ママの身体に赤い筋が刻まれた。
もちろん――倒れた後、動くはずが無かった。
勝ったのだ。何にせよ、ともかく。
まあもうそんな事はほっといてミズホはいい加減遅いバブズを迎えにいくことにした。
もはやその稲田瑞穂には関係のない事だが――それはあくまでも聖剣技『不動無明剣』の追加効果であるストップが発動したに過ぎず、
ミズホがその場から立ち去った後、ストップ状態から立ち直って、全裸のまま再び「タケシィィィ」と絶叫しながら走り出した事など、
知るよしも、無かった。
【4時頃/十聖学園】
【プry@BATTLE ROYALE】
[状態]:電波
[装備]:ビームソード@スマデラ セーラー服
[道具]:支給品一式
[思考]:
基本方針:アフラ・マズダに従う
[備考]:バブズをアフラ・マズダの使いだと勘違いしています
ジャイアンの母を倒したと勘違いしています
【ジャイアンの母@
ドラえもん】
[状態]:全裸 全く無傷
[装備]:バトルアックス バトルアックスの柄
[道具]:支給品一式
[思考]:
基本方針:デストロイ
最終更新:2007年05月20日 11:42