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赤木しげるがマツコさんに襲われている、ちょうどそのころ。

「おいおい、勘違いしてるし。しかし、トラウマ再燃だよ……」
死者スレに常設してある、「現世ビジョン」を見ながら銀髪の男は日本酒をおちょこ一杯あおった。
「……あの、銀さん。マツコさんとなにかあったんですか?」
それに相伴する漫画家が問うた。

「おいこら、澤井!テラカオスバトルロワイアルwikiでググって、通算3627話をみやがれ!このヤロー!!」
「あぅ……なんか、その、ご愁傷様です!」

銀髪の男に急にキレられ、萎縮する漫画家であった。

「じゃあ、そろそろのびちゃんとドラちゃんに晩御飯を作ってくるわね」
「俺も最強のポケモンマスターになるために、旅に出るぜ!」
「ウオオー!ニャン美、ウオオー!!」
「おじいちゃんの様子を見てくるよ!あと、青だぬきの!」
「時報の仕事に戻らせてもらうよ……」

元祖症候群のみなさんが、現世への扉に向かって歩いていく。

「いってらっしゃーい!」
それを見送る女学生。

「復活しちゃ、いけんのか?」
「そう、私たちが……」
「「「「正義だ!!」」」」

新世代症候群のみなさんもまた同様だ。

「気をつけてー」
新世代のみなさんも見送る。

「絶望した、このおかしな状況に……そしていつまでも慣れない私に……」
古風な衣服をまとった眼鏡男は涙に暮れていた。


こうして、死者スレは今日も平和だった。
最終更新:2012年02月06日 10:24