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「なあ、結局『れじすたんす』って……」
「ですからそれは……」


「ええい!さっきから余の上でやかましいぞ貴様ら!サイコバーストッ!」


不毛なやりとりをしていた国語教科書の登場人物一行は、上空から叩きつけられたエネルギーによって木っ端微塵になった。

【豆太@モチモチの木】【ヤンおばさん@故郷】【綾子@赤い実はじけた】
【ルロイ神父@握手】【クマの父親@えいっ】 【クマの息子@えいっ】【クジラ@風の強い日】
それぞれ死亡確認

「まったく……叫ぶはこけるは、これだから最近の人間は……」

騒音の駆除を確認した人物は、やれやれといった感じで文句を口にする。
主催の放った仮にも執行者を一網打尽にしたこの者、実は神である。
とはいっても、扱いの酷い神であるが。

「あー……奴らからはあれっきり連絡ないな……まあ多分殺られたんだろうな。相手が悪すぎる。
 ある意味、仲間はずれにされてよかったのかもしれぬな……」

仲間はずれ……そう、この神はぼっちにされていたのだ。
仲間は自分が本来いるべきポジションに謎の男を迎え入れ
「ちょっとGRE○潰してくるは……」
と去っていって以来、音信不通状態。彼は一人残されたのだ。

「あー……悲しくなんてないぞ。余は神だからな。水そのものだからな。クトゥルフベースだからな。
 あー……なんか変な電波受信した。まるで余が最初っから調理された状態で支給品にされる電波だ。
 あー……しかも余と同じクトゥルフベースの邪神も出番貰えてる電波も一緒に受信した。
 あー……駄目だ、やっぱり泣くかもしれない。涙がしょっぱい。海水だから当たり前なんだけど」

虚ろな表情?で神は愚痴り続けた。
そう、彼はとにかく……出番が欲しかったのだ。
他のボス仲間と比べて、自分は圧倒的に知名度が低い。
仲間と違って、チェーンソーや合体などのネタもない。怒涛の連続攻撃や物凄い形態変化もない。

「専用曲なら負けてないと思うんだがなー……」

神はぼやくが、答えるものはいない。

「さっきの連中が騒いでいたレジスタンスとかを潰せばちょっとは目立てるのか?
 それともバトルロワイアルを開いている主催者を倒せばいいのか?
 あるいはドヴァイとかいうよくわからない怪物を倒せばいいのか?
 あーどうしよう。なまじリメイクで性格変えられただけにスタンス選ぶのすら難儀する。
 あー……目立ちたい。目なだけに」

神はまだ動かず、ただ海上でひとり言を続けた。

二日目・3時20分/海上】
【ラグナ神@サガ3時空の覇者SOL】
【状態】健康、最終形態、海と同化中
【装備】触手
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】基本:ちょっとでもいいから目立ちたい
1:どの方法が一番目立てるんだろうか……
※過去とは別人です
最終更新:2012年02月11日 11:08