ダークブレインの言うとおりだった。
バグラ軍の面々はアフリカであっさりと見つかった。
ダークブレインの暗破眼は制限はされているがそれでも十分な効果があった。
どうやらレジスタンスと行動していたが襲撃者3名に攻撃され同行者も失ったらしい。
彼らの犠牲などマホロアにとっては今はどうでもいいことだったが。
「イヤイヤ、お気の毒でしたネ」
「君らのおかげで何を逃れたと言うわけだな」
「正確には我らの暗破眼のおかげだ、それにあなたには死なれては困るのでな」
それはマホロアも同様だった。
皇帝一行が
テラカオスになりエンペラ星人やバラオらの行方が分からない以上、同盟を組む以上
バグラモンに死なれては困る。
何よりもまだ手中にマスタークラウンがない以上、ここは同盟の構築を優先するべきであった。
しかしレジスタンスと言うのが妙に引っかかった。
「しかしなんでやねん、何故あんた
みたいなのがレジスタンスと?」
エセ関西弁でダークブレインが聞く。
相変わらず多重人格な奴だと思うマホロアだった。
「今のところ彼らが最大規模の対主催だ、接触してみる価値はあるだろう」
「確かにボクでもそれは一度考えますネエ」
だがマホロアの脳裏には妙に引っかかる部分があった。
レジスタンスの存在である。
バトルロワイヤルは参加者がバラバラに引き離されるのが常にルールである。
だが、何故レジスタンスのような大規模な組織が瞬く間に結成されたんだ?
実に不可解な謎である。
バグラモンの言うアフリカ支部以外にも世界各国に支部があるようである。
それを準備するなんて短期間で出来ることなのか?
手駒2人はともかくダークブレインはそれについてはどう思っているか気になった。
「だが、先の戦いのレジスタンスの無力振りにも落胆する部分があったのは確かだ」
「そりゃそうやな、やはりワイらで強力な連合軍を結成するしかないでえ」
バグラモンは実に話が分かる方で助かった。
マホロアは改めてアフリカのレジスタンスが滅んでほっとしていた。
おそらく同盟の件も円滑に纏まるだろう。
後は、残った主要危険対主催を集め、自分達に同調する参加者を味方にすればいい。
ダークブレインは胡散臭かったが今は利用した方が都合が良かった。
「それでこれからどうするのかね、ダークブレイン?」
「熊岡にいって貴方の部下と弟君を救出しよう、今は同盟軍として多くの同胞が必要だ」
「シカシボクのローアだけでは拠点としては不十分デスヨ、レジスタンスみたいにもっと大規模な基地が必要カト」
「そうだな……ネオ・アルカディア跡の地下施設を一時拠点としよう」
たしかにもう主催の刺客はアフリカには来ないだろう。
ネオ・アルカディアは崩壊したが地下施設は健在だ。
今はそこを同盟軍の拠点に利用するのがいい。
これから大勢のマーダーや危険対主催が同盟に加わるのだから。
「マホロア、ローアをネオ・アルカディア跡に……」
「ヘイヘイ……」
ダークブレインの言われたとおりに航路をネオ・アルカディア跡に向けた。
やはりネオ・アルカディアの地下はまだ無事だった。
大勢の住人は既に逃げた後だが、食料やエネルギーの備蓄は完璧だった。
ダークブレインはバグラモンと共にネオ・アルカディアの復活のために奥へ赴いていった。
370 自分:半霊と魔法使いのこんな話[sage] 投稿日:
2012/02/11(土) 12:43:23.61 ID:RmQMrXRM [2/5]
(いけない……状況がカワッテしまってイルヨ)
マホロアは頭を抱えた。
今までステルスポジだったがあまりにも事態が一転しすぎていた。
聞いた話によるとレジスタンスを壊滅させた3人組はかなりの強敵だったらしい。
彼らによってジロリアン十二神将の1人もあっけなく殺されてしまったそうだ。
マスタークラウンのない今の自分に果たして勝てるのか?
こちらには同盟者であるダークブレインにバグラモンもいるがそれでも不安だった。
ここはマスタークラウンの代案も考慮するべきか。
(ソウいえばスフィアとかいいうのもあったヨネ……)
どっちにしてもあの手駒2人だけでは心苦しいのは間違いない。
いつまでも役に立たないならあれらはそのうち、切り捨てることも考慮しようと思った。
(とにかく今は自分のやれる範囲で動くしかナイネ……)
マホロアはそう思って辺りを見回すと未だにうずくまっている妖夢を見つけた。
「ど、どうしたんデスカ?」
「マホロアさん……?」
妖夢はいろいろと話してくれた。
彼女の話によるとハーケンを初め、いろいろ犠牲が出たことを。
そしてかつての仲間に裏切られたことを。
「お気の毒ダネ……でも彼らは君ヲ生かして守るために散ったんじゃナイ?」
「それが許せないんです、自分が弱いことに」
(ボクとオナジカ……)
彼女も強さで悩んでいるとマホロアは思った。
なぜ強さを求めるのか理由はともかく、改めて自分と同じ境遇だと理解できた。
「マア悩んでも仕方ナイサ、とにかく今のやり方がダメジャナイ?」
「どういう意味ですか?」
「振り返ってミナヨ、今までの戦い方ヲ……ボクは君のことよく知らないケド」
「振り返るか……ありがとうマホロアさん」
やれやれと思うマホロア。
無能2人に比べればまだましだが同盟を組む以上、足を引っ張られては困る。
「トリアエズ今後は同じ仲間だからネ、助け合うのは当然サ」
「マホロアさんって優しいんですね」
「ボクがヤサシイと思うノカイ?」
自分も舐められたものだなと少し思うマホロアだったが悪い気分でもなかった。
手駒のように使い捨てが聞く連中に比べ、対等に近い立場で話が出来る存在は意外だった。
仮初の関係に近い魔王デジモンと闇黒の賢者に比べるとこの魂魄妖夢は本当に話が分かる。
「マホロアさん……今後も長く付き合うことになりそうですが……」
「まあそうダネ」
「ところでマホロアさんって友達っていないんですか?」
「さア……」
マホロアにとって故郷には嫌な思い出しかなかった。
そういえば母星から自分を追い出したランディアもロワに参加しているんだろうか?
カービィは死んだがメタナイトやデデデ大王にマルクは生きているかもしれない。
「キミの回答に答えるといなかったというのが正しいネ」
「そうですか……」
「争いばかりだったからネ、君もそんな世界の住人カナ?」
「いや幻想郷は平和でした」
「フーン、ところデハ、気になったんだけどレジスタンスのコトヲどう思ウ?」
先ほどの疑問もあり妖夢に聞くことにした。
まあ大した事は聞けないだろうが。
「ダイアーさんは本当にいい人でしたよ、私を庇って……」
ダイアーって奴はお人よし過ぎるなとマホロアは思った。
だが、構成員については妖夢の話によるとそんなに悪い奴らではなかったようだ。
「それデそのダイアーサンってリーダーの顔って見たことはあるのカナ?」
「それは聞きませんでしたけど……」
リーダーの正体が不明と言う時点で、マホロアの思考に生まれた疑念は消えなかった。
おそらくはそのリーダーによって施設も人員も集められたんだろう。
第3勢力を名乗る以上、レジスタンスも要注意対象だ。
『マホロアはん、そろそろローアをネオ・アルカディアに寄航させてくれなはれ、
システムは復旧や』
ネオ・アルカディア跡のダークブレインからの通信だ。
どうやらうまくいったらしい。
「了解しまシタ、すぐに向かいマス」
一部の機能は稼動しなかったものの、ネオ・アルカディア跡は元の機能を取り戻した。
だが同盟に必要な最低限の機能は残されていたので問題はなかった。
この後、熊岡県に赴いてタクティモンらを回収することになった。
「ワイとバグラモンはんとベアトはんは残ることになったでえ、ほなマホロアはんよろしゅうな」
残った面々はとりあえずエンペラ星人などを待つことにしたらしい。
そしてこういう仕事もマホロアの役目だ。
丁度、熊岡県はアフリカ近辺に向かっている、さくっと終わらせればいい。
「それジャ智樹と圭一、出発だヨ」
「あの?」
「なんダイ妖夢?」
「私も一緒に付いてっていいですか?」
「別にイイヨ、ボクも話し相手が欲しいシネ」
もうしばらくは妖夢とこういう関係を続けるのも悪くはないと思うマホロアだった。
【魂魄妖夢@東方Project】
【状態】強い決意、悲しみ
【装備】刀「月の桂」@月華の剣士
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:殺し合いからの脱出および主催者を斬り潰す
1:ハーケンさん……
2:6/、赤屍蔵人、>>
やおいを警戒
3:知り合いがいたら、合流したい。
4:がくぽとは決着を付ける。
5:
初音ミクと8/を警戒。
6:ひとまずバグラ軍と一緒に行動する
7:マホロアについていく
【桜井智樹@
そらのおとしもの】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式
【思考】基本:マホロアの頼みごとを聞く
1:イカロスと合流したい
2:ティアナの言っていたマーダーに気をつける
※8期とは何の関係もありません。
【前原圭一@ひぐらしのなく頃に】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式
【思考】基本:マホロアの頼みごとを聞く
1:ティアナの言っていたマーダーに気をつける
【マホロア@星のカービィ Wii】
【状態】健康
【装備】不明
【道具】支給品一式 、不明支給品、ローア@星のカービィ
【思考】基本:マスタークラウンを見つけて全宇宙を支配する
1:智樹と圭一を手駒にして探させる
2:ダークブレインと手を組むがリーダーにはさせない
3:マスタークラウンの代案も考慮する
4:熊岡県に向かう
5:しばらくは妖夢と付き合う
※レジスタンスに対して疑惑が生じています
「マホロアの話によるとレジスタンス自体の結成に疑惑があるようだね、賢者殿はどう思うかね?」
「我らの推測だがレジスタンスもまた予め用意された舞台装置だったのかも知れんな」
「どういう意味ですか?」
「殺し合いを盛り上げるためのな、マホロアの推測も一理ある……もう少しレジスタンス結成についても調べるべきだ」
ダークブレインの言うこともっともだ。
最終的にはレジスタンスも敵に回すことも考慮するべきだからである。
闇の同盟軍は静かに動き始めた。
【
二日目・5時10分/アフリカ某所・ネオ・アルカディア跡】
【ダークブレイン@バンプレストオリジナル】
【状態】健康
【装備】不明
【道具】支給品一式 、不明支給品
【思考】基本:全宇宙を支配する
1:マホロアとバグラモンと手を結ぶ
2:同盟軍のメンバー集める
※等身大の大きさです
※時々関西弁モードになります
※レジスタンスも主催が用意した舞台装置だと推測しています
【バグラモン@デジモンクロスウォーズ】
【状態】健康
【装備】大剣装備
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:主催者を皆殺しにし全宇宙を征服する
1:ダークブレインと同盟を結ぶ
2:出来るだけバグラ軍を集める
3:同盟軍のメンバー集める
※次元を操る力は制限されています
※10/の能力は推測ですがある程度は見抜いています
※ビッグバンと情報交換しました
【ベアトリーチェ@WILD ARMS Advanced 3rd】
【状態】健康 生身
【装備】なし
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:バグラモンに従う
1:6/達から逃げる
2:妖夢の保護
最終更新:2012年02月12日 02:12