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二日目になり更に混迷を深めるカオスロワの中、ジャイアンは自分の家族や友人たちを探して奔走し続けていた。
しかしそんな彼の前に現れたのは、家族でも友人でもない
鳥と人が合成されたような姿の怪物だった。

「うわっ!なんだお前!?」
「お前の歌で最後だ。これでようやく願いが叶う」
「歌……?」
話が理解できないジャイアンの喉を、オウムヤミーは鷲掴みにする。
「ぐがッ」
苦しみにうめくジャイアンの喉から出現した赤い羽をオウムヤミーは毟り取る。

「歌はいただいた。お前はここで死ね」
「うわあああああああああ!!」
オウムヤミーが吹き出す炎が、瞬く間にジャイアンの身体を包み込んだ。
(ちくしょう……こんな所で死ぬのかよ……
 父ちゃん、母ちゃん、ジャイ子、どうか無事で……)
燃え尽きる死体を残し、オウムヤミーは宿主の元へ帰っていった。

【ジャイアン@ドラえもん】死亡確認


「ようやく充分な歌が集まったね
 これで君はまた歌えるようになる」
ロストアンクの祝福の言葉も、ただGUMIの耳を通り過ぎるだけだった。
いつも通りオウムヤミーに無理やり首を持ち上げられ、赤い羽を刺される。
そして少女は、失っていた歌唱力を手に入れた。他人から奪った歌唱力を。

「さあ、これでもう君は歌える」

本当に自分の喉は治ったのか。また歌えるのか。
それを試すために、少女は息を吸い込み、そして歌いだす。

「ボエーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」

【二日目・5時30分/チリ】

【GUMI@VOCALOID】
【状態】ジャイアンの歌唱力を手に入れた
【装備】なし
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:ボエーーーーーーーーーーーー!!

【アンク(ロスト)@仮面ライダーオーズ】騒音で死亡
【オウムヤミー(青)@仮面ライダーオーズ】騒音で死亡
最終更新:2012年02月12日 13:48