ハクオロは殺し合いに巻き込まれた仲間達を探していた。
ベナウィ達と違いアルルゥやエルルゥは戦えない。
もし悪意あるものに襲われたら直ぐにでも殺されてしまうだろう。
そんな事になる前に、一刻も早く二人を保護しなくてはならない。
勿論、二人に会う前に自分が殺されてしまっては元も子もない。
辺りを警戒して、周りに誰もいない事を確認しながら走り回っている。
だが敵襲への警戒ばかりに気を囚われて、罠があるという可能性さえ忘れていた。
殺し合いだからといって、正々堂々と姿を現して殺しに来るばかりではないのだ。
そしてハクオロはあっけなく罠に引っ掛かった。その罠の名は「装備はずしの罠」。
たまたまアルルゥに支給され、たまたまアルルゥがいたずらでセットした罠だった。
ハクオロがそんな事を知る由もなく、すべての装備品が外れていく。
運良く支給されていた愛用の鉄扇。
エルルゥ達の本当の父が着ていたという服。
そして顔面に張り付いている仮面までも……
皮膚ごとバリバリと音をたてて外れていく仮面。
仮面が地面に落っこちて、それと繋がっている皮膚は重力に身を預けるようにビリビリと剥がれていった。
皮膚が剥がれ切った顔面からは血がどくどくと吹き出ていく。
痛みと突然の出来事に、ハクオロは動くこともできずに失血死した。
その頃ユズハは、殺し合いに巻き込まれた恐怖からか、支給された紙に愛する兄と友達の名前を書いていた。
それがデスノートとは知らずに。
【ユズハ@
うたわれるもの】
道具:デスノート
思考:ハクオロ様たすけてー
【ハクオロ 失血死】
【オボロ 心臓麻痺】
【アルルゥ 心臓麻痺】
【カミュ 心臓麻痺】
最終更新:2007年07月31日 16:00