【起】
熊岡県(元GUNMA県)の赤城山。
その赤城山のサービスエリアあたりにその三人はいた。
「おいおい、どういうことぜよ……」
「どうしたの、仁王君?」
「知り合いの名前でも呼ばれたの?」
「……逆ぜよ、知り合いが名前を読み上げてたナリヨ……」
「「!?」」
放送直後、詐欺師・仁王は驚愕した。
まさかチームメイトが主催者になっていたとは思わなかったからだ。
その話を聞いた二人ももちろん驚愕した。
「で、どんな奴よ?」
「博麗、二郎の行列にいた眼帯付けてた老け顔のオッサンぜよ」
「ああ、いたわね、そんな奴も……」
「もしかして仁王君の学校の担任の先生とか?」
「……違うのう、あいつは俺のチームメイトぜよ」
「「!?」」
さらに驚愕した。
「俺はさっきも言ったようにまだ中学生……14歳ダニ」
「えぇっ!? 貴方、レンやリンと同い年なの!?」
「……嘘じゃないようね」
「プリッ」
その時、三人は何かの気配を感じた。
「……二人とも静かに敵が来る」
「そんなのはとうに分かっとる……」
「ええ、それも複数ね」
しかも、複数。それも取り囲まれてる可能性もある。
彼女たちが思ったとおりに前門には『執行者』、後門には『ハンター』が徘徊していた。
「ああ、何かめんどくさいことに巻き込まれたようね」
「……ごめんね」
「気にしないで、私が好き好んで首突っ込んだだけ、アンタのせいじゃない。
それよりもこれからどうするかが重要じゃない?」
「……そうね、何か方法は……」
「……45パターン目」
「「えっ?」」
仁王の頭に何かオーラを纏っていた。
しかも、どこか他人のような気がしてきた。
無我のオーラを頭に集中させて、逃走方法を考えていた。
俗にいう『才気煥発の極み』。無我の奥の扉の一つである。
「ハク、博麗……今から俺の言うことをよぉ聞いとくぜよ」
――詐欺師、説明中……。
「……無茶苦茶じゃないの、それ?」
「本当に大丈夫なの、仁王君?」
「問題ない……Fレベルだ」
「「アンタ誰だよ!?」」
「プピーナ」
左手に先程拾ったZセイバーを構える仁王。
そして、彼はイリュージョンしたのだ、『ロックマンゼロ』に。
あまりにも完成度が高いイリュージョンである。
そして、二人に先駆け先陣を切る。
「ミッションを開始する」
作戦通り走って行くロックマンゼ……仁王の背中を二人は見守った。
「本当にあいつ、中学生なのかしら?」
「これが若者の人間離れって奴よ……
というか、空を飛ぶ不思議な巫女には言われたくないんじゃない?」
「プリッ」
【転】
「なん……だと……?」
執行者セーラはオサレ風に驚いた。
ハク達がいると思われる場所の近くに全裸の男達が倒れていたのだ。
時期にその中の数人がもごもごと蠢き始めた。
「グラサンを……返せ……」
「(グラサン……? あら、意外にかわいい眼……)
貴方達一体、何があったの?」
「俺達のグラサンを………返せぇぇぇぇ!!!!!」
ハンターにとってグラサンは命よりも大切なものである。
それを失った彼らが正気を完全に失った。
上からの指示を無視して、有無を言わずにセーラに襲い掛かる。
「俺達のグラサンはどこだぁぁぁぁぁぁ!!!」
「お前らが持ってるのは、分かってんだよぉぉぉぉぉぉ!!!!」
「おいてけよ!!! なぁ!! グラサンをおいてけよぉぉぉぉぉぉ!!!!!」
「ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!」
大変なご立派様を起てた正気を失った全裸のハンター達がセーラに迫る。
しかし、セーラよりもハンター達は素早く動く。
そして、逃げた先はダイナマイトを仕掛けている最中のアン達の元。
「セーラさん、どうし―――変態だ―――っ!!」
「逃げるのよぉぉぉぉぉぉ!!!」
「ちょっ……今、こっちに来たら、ダイナマイ……」
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イ "" ⌒ ヾ ヾ ドガァァァァァァァァン.....
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Π=_Π「Ⅱヾ、 ⌒~"""''''''⌒~'"´ ノ;;'':::日lTΠl:::....
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【セーラ・クルー@小公女セーラ 死亡】
【アン・シャーリー @赤毛のアン 死亡】
アンが持っていたダイナマイトが暴発し、執行者の何人かが死んでしまったが……
「「「「俺達は無敵だ!!」」」」
ハンターは無敵であった。
しかし、立派な一物は失ってしまった。
【ハンター×?体@逃走中】
【状態】全裸、少女マンガ目、一物焼失、常時無敵状態
【装備】なし
【道具】なし
【思考】基本:参加者からグラサンを取り戻す
※参加者(ジョーカー等を含めて)を無差別に追跡します。
※グラサンを取り戻せば元に戻るかもしれません。
【承】
ハンター達を全裸にしたのはロックマンゼr……仁王ではなかった。
「ロックマンゼロ、奴は死んだはずでは? まさか、これが死者の蘇りというものなのか?
……しかし、先程のハンター達は口程にもなかったな……
しかし、こいつらは不死身か? 服は斬れてもダメージが通らないとはな……」
ハンター達から奪ったグラサンをかち割り、タクティモンが呟いた。
彼は先程、熊岡県の操縦室のモニター画面にロックマンゼロらしき男が映った。
そして、この場に来てみたものの、ゼロの代わりに居たのはハンター達ばかり。
仕方なく、タクティモンは戦ったが、相手は無敵だった。
しかし、無敵なのは身体だけ、服は無敵ではなかった。
「出来れば、武人としてもう一度、本気の奴と戦ってみたいがな……」
そして、タクティモンはその場を後にした。
【タクティモン@デジモンクロスウォーズ】
【状態】健康、少々の興奮
【装備】妖刀ギラサメ
【道具】支給品一式、妖刀ギラサメ
【思考】基本:バグラモンとの合流を優先
1:復活したゼロと戦う
2:ダークナイトモンが正気に戻らねば介錯する
【結】
その頃、三人は遠目からその爆発を見ていた。
勿論、全員これと言った手傷はなかった。
「仁王君……無茶苦茶な作戦思いつくわね」
「自分が囮になるなんて正気の沙汰じゃないわよ……」
「一番、成功率が高い奴を選んだだけじゃきに……」
「他に方法はなかったの?」
「……あったにはあったがのう……」
その後の言葉を仁王は続けようとはしなかった。
そう、仁王の予知した脱出方法はあったにはあったが……
それはどれも『誰かが死ぬという未来』しか見えなかった。
今の作戦ですら、確率は50:50であった。
「さぁて、行くとするかのう……」
「……分かってるわよ、アンタがその真田って奴に会いたいってことくらい」
「私は協力するよ、仁王君」
「……すまんのう」
「謝るなんてアンタらしくないわね」
「そうね……」
「プリッ」
【
二日目・8時20分/熊岡県】
【弱音ハク@VOCALOID派生】
【状態】健康、決意
【装備】オルテガのマスクマント@ドラクエ3、斬鉄剣@FFシリーズ
【道具】支給品一式 、アグ○スの支給品
【思考】
基本:家族を救い、徹底的に抗う
0:熊岡県を探索する
1:レンを殺した奴は絶対に斬る
2:シャウトモンを信頼する
3:がくぽが言っていた妖夢と黒い服の女に少しの興味
4:バグラモンが気になる
※8期とは別人
【博麗霊夢@東方Project】
【状態】健康、少々のやる気
【装備】メダジャリバー
【道具】支給品一式、ラーメン二郎の無料券、大量のセルメダル
【思考】
0:ハク達に協力するが、別に仲間になったわけじゃない、飯の恩を返すだけだからね!
1:二郎のラーメンを食べるために何かする。
2:とりあえず、主催者と異変を起こした奴をぶっ殺す。
※ハクが知る限りのレジスタンスの情報を知りました。
【仁王雅治@新テニスの王子様】
【状態】疲労(小)
【装備】テニスラケット、テニスボール、ゼットセイバー
【道具】参加者詳細名簿、血糊、その他不明
【思考】
基本;???
1:プリッ
2:真田に会う
最終更新:2012年02月13日 23:23