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「だ、だれかー!助けてー!」

アフリカの某所にて、一人の少女が全力で逃げ、一人の男が全力で追いかけていた。

……この一文だけだと男が危ない人のように見えるかもしれないが、男はハンターである。
ただ単に参加者を確保しようと追いかけているだけである。
決して幼い少女を追い掛け回しているわけではないよ!

そして逃げている少女の名前は『高町なのは』。
ついこの間死んだ『冥王』であり、主催側によって再生されたリビングデット、ではない。
彼女の出典は『とらいあんぐるはーと3 リリカルおもちゃ箱』。
つまり魔砲少女ではない、それどころかつい最近魔法少女になったばかりの『高町なのは』である。
だから彼女のことは『悪魔』や『冥王』や『魔王』などと呼ばないであげてね。
ちなみに彼女はレイジングハートがないと魔法が使えない。かつ、残念ながら支給品の中にソレは入っていなかった。
したがって今は魔法が使えないただの少女である。


で、何故なのはがハンターに追われてているかというと。
なのはは他の参加者と遭遇しようと彷徨っていて、少し前にやっと参加者を発見しコンタクトを取ろうとしたのだが、
その参加者がハンターにタッチされて死んでしまい、次のターゲットにされてしまったわけである。
なお、死んだ参加者は…

【鏡音レン@VOCALOID 死亡確認】 死因:ハンターに捕まり首輪が爆発

……ある意味ハンターより危険な人物であった。ハンターGJ。


「はぁ、はぁ……もう、だめ、走れない……」

こうしてハンターから逃走して数分、ついに体力の限界が近づいてきてしまったなのは。
まあ9歳の少女の体力じゃあ仕方あるまい。元々運動が苦手ということもあるし。これまで捕まらずにいたことが奇跡である。
ちなみにハンターはアンドロイドであり疲れ知らずである。老若男女構わず、参加者を常に全速力で捕獲しにかかる。

「はぁ、はぁ……きゃっ!」

ついに足がもつれなのはは転んでしまった。
それを確認したハンターは、なのはがすぐに立ち上がって逃げることができないと判断し、ある程度近づいたところで速度を緩めながら近寄ってきた。

「い、いや!こないで!」

しかしその声を無視して、ハンターは手を伸ばしなのはに触れようとした―――

その時、ハンターが吹っ飛んだ。
正確に言うと、ハンターは突如飛んできた何かと衝突し吹っ飛んだのだ。

「……あ、あれ、助かった、の?」

突然のことに驚きながらもなのははこの隙に逃げようとした。


「俺のグラサンはどこだぁぁぁぁぁぁ!!!」


が、唐突に響いた大声に驚き、聞こえた方向に目を向けたら


 全 裸 の 男 が い た




二日目・10時45分/アフリカ大陸・某所】

【高町なのは@とらいあんぐるはーと3 リリカルおもちゃ箱】
【状態】疲労、若干の恐怖
【装備】なし
【道具】支給品一式、他
【思考】
1.ハンターから逃げる
2.へ、変態だぁー!

【ハンター(γ)@逃走中】
【状態】待機中、常時無敵状態
【装備】サングラス
【道具】なし
【思考】基本:参加者の捜索・追跡・捕獲
※参加者(ジョーカー等を含めて)を無差別に追跡します。

【ハンター(④)@逃走中】
【状態】全裸、少女マンガ目、一物焼失、常時無敵状態
【装備】なし
【道具】なし
【思考】基本:グラサンを取り戻す
※熊岡県の爆破で吹っ飛んできました。
※参加者(ジョーカー等を含めて)を無差別に追跡します。
※グラサンを取り戻せば元に戻るかもしれません。

※ハンターの固体識別のため、適当な記号を割り当てました。
最終更新:2012年02月15日 00:14