「む?なんだこれは?」
突如、ゼロはリュウセイの体に違和感を感じていた。
「まさか?吸収した、リュウセイの意識が体を取り返そうとしているのか?有り得ぬ。そんな事は……」
そう思った矢先に、ふと思い出した。そうついさっき自分がリュウセイの仲間を利用し、間接的に殺した事を。
「まさか、その怒りでリュウセイの意識が反発を始めた?まさか、そんな主人公補正
みたいな展開がカオスロワで起こる筈無い……。と言いたいが……」
だがリュウセイの意識の反発は徐々に強大な物になっていく。
それに共鳴するようにトムキャット・レッド・ビートルが赤く輝いていく。
「くっまさか……。今までのボーグバトルでトムキャット・レッド・ビートルの内部に溜まったエネルギーがリュウセイに力を与えているのか……?」
下手をすれば、このまま自分の意識が逆吸収されてしまう。そう判断したゼロは、一時的にリュウセイの体から離れた。
「はぁはぁ……。やっと出て行きやがったな……」
「フフフ……。流石だなと褒めておこうか?」
息を荒げるリュウセイを巨大な目玉が見下ろしている。
そうゼロが正体を現したのだ。
「ゼロ……。俺とボーグバトルで勝負だ!」
「無論だ。やはり、ただ乗っ取るだけでは、貴様の肉体を奪う事は出来なかったようだな。
ならば、ボーグバトルにて貴様を完膚なきまでに打ちのめし今度こそ、その肉体を乗っ取らせて貰おう」
ゼロの前に黒いカブトボーグが姿を現す。
何時の間にかゼロが作った、出来立てほやほやのゼロ様専用カブトボーグである。
「いいだろう。俺が負けたらケンの体をやる!俺が勝ったらこの殺し合いを止めろ!」
「では、チャージ三回、フリーエントリー、ノーオプションバトル」
「チャージ三回、フリーエントリー、ノーオプションバトル!
さり気無く、友の体を差し出しているがそんな事はゼロは気にせずチャージを始める。
「はあああああああああああああああ!!!!!」
同じくリュウセイも今まで散って行った仲間達の為、殺し合いを止める為、チャージを始める。
「うおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」
そして両者共、三回のチャージが終わる。
ならばやる事は一つ、フィールドに自分のボーグマシンをチャージインするのみ!
「「「チ ャ ー ジ イ ン !!!」」」
ゼロは自らの野望の為、その邪悪を込めチャージインをする。
実に邪悪なチャージインだ。
対するリュウセイは無き仲間の思いを込めチャージインをする。
無き仲間の思いを感じられるチャージインだ。
――今この瞬間カオスロワ9期の命運を決める最後の戦いが幕を開けた――。
「待 ち な さ い !」
筈だった。
「何者だ!今いいところなのだ邪魔をするな!」
「ああ、そうだ邪魔をするな!」
ゼロとリュウセイが同時に声のする方向に振り返る。
そこに居たのは。
「お、お前は……」
「り、リンリン……ちゃん……?」
同時に二人は固まった。何故ならそこに居たのは
あの龍昇ケンの妹であり、ボーグバトラーにとって最強にして最大の天敵、龍昇リンリンだったのだから。
「ボーガーの人達っていつもそう、カオスロワに来てまで何でもかんでもボーグバトルで解決しようとするけど、世の中そんなスイーツみたいに甘くないのよ!」
「「いててててててててててててててて!!!」」
リンリンの台詞と同時にリュウセイとゼロは苦しみ始めた。
だがリンリンの精神攻撃はまだまだ続く。
「こんな環境じゃ、
アンゼロットさんが逃げ出すのも無理はないわ。だって上司がこんな常識知らずの常識知らずのボーグバカなんだもの!!」
「ぐわああああああああああああああああああああ!!!」
とうとう、ゼロは耐え切れなくなって吐血しながら倒れた。
目玉がどうやって吐血するのか分からないけど。
「リュウセイさんも、リュウセイさんよ!本当はボーグバトルがしたくてゼロさんに乗っ取られたんでしょ?
主催本部ならボーグバトルが出来るものね!現にボーグバトル中はゼロさんというよりはリュウセイさんだったもの!!」
「ち、違う!俺はわざと乗っ取られる事で主催本部に乗り込むという作戦で……」
「それで?でも結局はボーグバトルで決着を着けようとしたじゃない!ボーグバトル会だけで通じるルールをカオスロワに来てまで押し付けないでよ!」
「ぐわああああああああああああああああああああ!!!」
リュウセイも吐血して倒れた。
「どんなにボーグバトルが強くたって、世間の常識は覆らないの!!ボーガーなんて、みんな常識知らずよ!!」
「「いてててててててててててててててててててててててててててててててててててててててててててててて!!!!!」」
とうとう二人は耐え切れず気絶した。
「取り合えずリュウセイさんは適当に転送して、このまま憑依させたら更にボーガー化が激しくなるから
それとかわりのゼロさん用の肉体も用意して分かった?」
リンリンの指示で雑用係のモブ達は仕事を始めた。
その様子を見て文人は涙を流していた。
「やった……。やっとまともな人がきた……」
「どうやら、アンゼロットの代行はお気に召したようですね?」
「ノーベンバー?」
文人の横でノーベンバー11はそう言いながら笑みを浮かべていた。
「そうか……。君が……」
「ええ。あのままゼロ様を放っておいたら、私も胃に穴が開きそうだったのでね。契約者の合理的判断という奴です」
「感謝……圧倒的感謝……ありがとう……ありがとう……ノーベンバー11……!」
「落ち着いてください。キャラが崩れてますよ?」
文人が感激している横でリュウセイは適当な場所に転送されていた。
それを見てノーベンバーはリンリンに問いかける。
「ところでゼロ様を一体誰に憑依させるつもりで?」
「今、選別中よ。どうやら憑依した肉体の影響も大きいみたいだから、絶対にリュウセイさんみたいなのは駄目ね」
「参考までに聞かせて下さい。どのような体が理想的ですか?」
「そうね、今まで憑依したリュウセイさんはカブトボーグがないとただの子供の体なの、だから下手をすればその辺のマーダーの一撃で殺されちゃう可能性もあるわ。
現にタクアンとの闘いで生き残ったのは仲間が攻撃を庇いながら闘ってたからね。だから、もっと丈夫で強い肉体が欲しいわね。対主催の闘いにも備えて」
「了解しました。大至急捜索します」
「あと、アンゼロットさんの捜索も忘れずにね?」
「分かりました」
二人の会話を聞いて文人は思った。
リンリンは今の
主催陣に舞い降りた救世主だと……。
【龍昇リンリン@人造昆虫カブトボーグV×V】
【状態】アンゼロットの代行
【装備】不明
【道具】不明
【思考】基本:全てのボーガーを滅ぼす
1:アンゼロットの代行として主催を運営する
2:主催本部の環境を改善する
※ノーベンバー11が連れて来たアンゼロットの代行です
【ノーベンバー11@DARKER THAN BLACK -黒の契約者-】
【状態】健康
【共通思考】
1:ゼロの意志に従いバトルロワイアルを運営する
2:新たなゼロの肉体を探す
3:アンゼロットの捜索を急がせる
※主催側です
【七原文人@BLOOD-C】
【共通思考】
【状態】胃が痛い(少し収まってきた)、希望
1:バトルロワイアルを運営する
2:『執行者』に雑務代行を任せる
3:ノーベンバー11とリンリンに感謝
「まったくノーベンバーめ……。あんな奴を連れてきおって……。だがあの女のいう事も一理ある。
ボーグバトルならまだしも、直接の戦闘ではリュウセイの体だと太刀打ち出来んからな。それにいずれ来たる決戦に向け、より丈夫でより強い体が必要になる」
ゼロは下を向く。そこにはリュウセイのトムキャット・レッド・ビートルがあった。
「何よりこのトムキャット・レッド・ビートルが手に入っただけでも良しとしよう!」
ゼロは知らなかったが、このトムキャット・レッド・ビートルは南光太郎が死んだ後、何時の間にかキングストーンを取り込んでおり
物凄い力を得ていた。リュウセイが復活したのも、その為である。
つまり今ゼロは物凄い兵器を手にしているのだった。本人は無自覚だが。
【ゼロ@星のカービィ3】
【状態】健康、常識知らずのボーグ馬鹿
【装備】トムキャット・レッド・ビートル(キングストーン吸収)、ゼロ様専用カブトボーグ(自分の手作り)
【道具】不明
【思考】基本:真の主催として君臨する
1:ボーグバトルしたいな……
2:気を取り直して仕事だ
3:アンゼロット帰って来ないかな……
4:新しい体を探す。出来る限り丈夫で強い体を
5:トムキャット・レッド・ビートルが手に入ったぞ!
※リュウセイとは融合解除しました
※真の主催者らしいですがまだいるかもしれません
※主催者なのでカブトボーグを持っていても禁止行為に引っかかりません
「ホープ、ホープ?」
「カブ……カブカブカーブ!」
「ハンマァ!」
「ズズズババーン!」
「ホオオォォォプ?ホプホプ、ホープ!」
「レジスタンスと情報交換したぞ!ナンデー?
なんでかって?! そう、それは、鍛えているからだー!!!
ジャアアアアアアアアアアアアアアアアアン
「凄いモンスターだ」
「あ~いいすっねえ」
「だからどういう意味?」
「チョー気持ちいい!!」
「ホープ……」
そしてホープは偶然転送されてきたリュウセイを連れ基地に戻るのだった
【二日目・11時35分/イタリア・レジスタンス基地】
【HARASHIMA@DDTプロレスリング】
【状態】健康 ナンデー?
なんでかって?! そう、それは、鍛えているからだー!!!
ジャアアアアアアアアアアアアアアアアアン
【装備】鍛えた肉体だけだー! ナンデー?
なんでかって?! そう、それは、鍛えているからだー!!!
ジャアアアアアアアアアアアアアアアアアン
【道具】基本支給品一式だけだー! ナンデー?
なんでかって?! そう、それは、鍛えているからだー!!!
ジャアアアアアアアアアアアアアアアアアン
【思考】1:俺は殺し合いに乗らないぞ! ナンデー?
なんでかって?! そう、それは、鍛えているからだー!!!
ジャアアアアアアアアアアアアアアアアアン
2:仲間も増やすぞ! ナンデー?
なんでかって?! そう、それは、鍛えているからだー!!!
ジャアアアアアアアアアアアアアアアアアン
3:出来ればDDTプロレスリングの他のレスラーとも合流したい!!! ナンデー?
なんでかって?! そう、それは、鍛えているからだー!!!
ジャアアアアアアアアアアアアアアアアアン
4:ハンマー!と北島、野生のカブトボーグとも組むぞーーーー!!!!ナンデー?
なんでかって?! そう、それは、鍛えているからだー!!!
ジャアアアアアアアアアアアアアアアアアン
【備考】
※HARASHIMA選手を拡大解釈しております。 でもあまり関係ありませんね。 ナンデー?
なんでかって?! そう、それは、鍛えているからだー!!!
ジャアアアアアアアアアアアアアアアアアン
h ttp://www.youtube.com/watch?v=OfwFm1Sq9U4&feature=player_embedded
※ちょくちょく観客が質問して支配してきます。ナンデー?
なんでかって?! そう、それは、鍛えているからだー!!!
ジャアアアアアアアアアアアアアアアアアン
【大剣人ズバーン@轟轟戦隊ボウケンジャー】
【状態】ズンズンズッバーン!バーン、ズンズンズン…
【装備】ズンズンズバズバーン!
【道具】ズバババーン!
【思考】基本:ズンズンズバズババババーン!
1.ズンズン ズバズババーン
2.ズンズンズバーン ズバズバズンズンズンッ
3.ズンズンズン… バァーン…
【備考】
※ズンズンズバズバーン、ズンズンズンッ♪
ズッバーン!ズバズバ
※ズバババーン!
【いかりやビオランテ@本格的ガチムチパンツレスリングシリーズ】
【状態】健康
【装備】歪みねぇ肉体
【道具】基本支給品一式
【思考】基本:コミケが崩壊したから取り合えずと遠野と行動する
1:HARASHIMAと組む。ついでにズバーンとハンマーともも組むみたい。
2:(言葉が)どういう意味?
【遠野@真夏の夜の淫夢】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】基本:コミケがなくなったのでビオランテにホイホイ着いていく?あ~いいっすねぇ~。
1:HARASHIMAと組む。 ついでにズバーンとハンマーとも組むみたい。
2:しぇんぱい……
【室伏広治@陸上日本代表】
【状態】ハンマー状態
【装備】ゴルディオン・ハンマー
【道具】不明
【思考】基本:ハンマーハンマー!
1:ハンマーハンマーマーマー
2:マーマーハンマー
3:……ハンマー……
4:ハンマァ!
【備考】
※ハンマーハンマーハンマー。
【ジャック・ハンマー@グラップラー刃牙】
【状態】ハンマー状態
【装備】ハンマースーツ@スーパーマリオブラザース3
【道具】支給品一式
【思考】
基本:ハンハンハンマー!
1:ハンマー……ハンマー!
2:マハンマ!
3:ハン!ハンマァァ!!!
※室伏に洗n……説得されました
【ビフ@スクライド】
【状態】ハンマー状態
【装備】NRハンマー改
【道具】不明
【思考】
基本:ハンマーアアァアァ!!!!
1:ハンマー!!!
2:ハンマー!!!
【不破刃@Art of Fighting 龍虎の拳外伝】
【状態】健康
【装備】ステルス戦闘機@現実、ダンボール@現実
【道具】支給品一式
【思考】基本:凄い漢と戦う
1:室伏の後を追う
2:……凄いハンマーとレスラー達と水泳選手とカブトボーグだ
【北島康介@現実?】
【状態】チョー気持ちいい!!!
【装備】海パン、水泳ゴーグル、水泳帽子
【道具】なし
【思考】
1:チョー気持ちいい!!!
2:レスラー達と組む
【野生のカブトボーグ@人造昆虫カブトボーグV×V】
【状態】カブトボーグ
【装備】ノーオプション
【道具】支給品一式
【思考】基本:カーブ!カブカーブ!!
1:カブ……カブカーブ!
備考:参加者なので禁止行為には引っかかりません
※ホープと情報交換しました
【希望皇ホープ@遊戯王ZEXAL】
【状態】健康
【装備】ホープ剣
【道具】支給品一式、不明品
【思考】基本:ホォォォプ!
1:ホプッ!ホープホプ!
2:ホォォォプ……
3:ホープ、ホォォォプ
※イタリアレジスタンスのリーダーです
※HARASHIMA達と情報交換しました
【天野河リュウセイ@人造昆虫カブトボーグ V×V】
【状態】気絶、精神的ダメージ(大)
【装備】なし
【道具】支給品一式
【思考】
基本:……
0:ボーグバトルしてぇ……
最終更新:2012年02月16日 02:53