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マルクはニアラと共に病室へ向かった。

「という訳でサ、もう陛下も闇脳君は知っているだろうけどリュウセイは死んだのサ」
「随分とあっけない最期らしいようだな」
「まあそういうものサ」

相変わらずマルクはDCにおいて多忙を極めていた。
DCはダークブレインとバグラモンが中心になって運営され、マルクは主にマホロアと共に参謀役ポジであった。
ローズマリーや新しく加わったフェイトも手伝ってくれるが中々情報が多すぎた。
その反面、続々と参加者が増えてくれるのは助かった。
アルセウスが死んで落胆していたニアラもあれから少しは落ち着いてくれた。
ニアラも例の4人が同盟にいたのは最初戸惑ったがマルクやマホロアのおかげで折り合いは付いた。

「それで彼女が目覚めたって本当か?」
「本当サ、今カミツレさんとティアナが必死にアプローチ中サ、いやいやもっと頑張らないとダメなのサ」

という訳で病室へ入る2人。

「……大体事情は分かった、つまりあなた達は主義主張を超えて対主催の結束を固めたいわけね」
「そういうことよ、はっきり言うけどもう個人がどうのこうのというレベルじゃないの」

カミツレは順調に霊夢の説得を続けていた。
元々主催と二郎を潰された霊夢をこっちに引き込むことなんて造作もないことである。
だが、もう一押し必要である。
こっち側を離反させないそう決定的なもう一押しが。
マルクは改めてカミツレの手腕を見て感心した。
伊達にモデルとジムリーダーをやってきたわけではないのである。

「そっちはどうなのサ?」
「大体落ち着いているわ、まあ元々二郎に拘っていただけみたいね」

カミツレは彼女に連合やレジスタンス壊滅やジロリアン5人衆や12神将が殺されたことも伝えた。
幾つか伏せてあった部分もあったが。

「そう……みんな主催に殺されたのね」
「レジスタンスに付いたためよ、呆気なくね」
「思えばレジスタンスも悪い連中じゃなかったけど、まさかあいつまで連合についていたとはね」
「あいつ?」
「私の腐れ縁よ、そしてレジスタンスだったなんて……」

霊夢は思った、何故声を掛けてくれなかったんだろうと。
カミツレの話によると霊夢の知り合いの何人かはレジスタンスだった。
それを聞くと自分が取り残されていたんだと思った。

(何故打ち明けてくれなかったの……)

霊夢は唇を噛んだ。

「それでハクや仁王は?」
「そこにいるマルクの話だとあなたを助けるだけで精一杯だったそうよ」
「面目ないのサ」

マルクは謝るしぐさをするが無論半分は偽りである。

「そう、助からないわね……まああいつらも弱かっただけね」
「――いえ、一人だけ生き残ってましたけどね、最悪の形で……」

声がするほうに一同が振り返るとそこにいたのは申公豹である。

「いつのまに!?」
「何奴!?」

ニアラとティアナが動揺するが申公豹はこう言う。

「私はただの客人、少し情報交換しに来ただけです」
「その様子だとおそらく闇脳くんの差し金ぽいね、2人とも警戒する必要はないサ」

マルクがそう言うとティアナもニアラも申公豹を受け入れた。

「まず何用かしら?」

一応カミツレが申公豹に聞く。

「手短に終わります、弱音ハクがゲームに乗って参加者を殺し始めました……無差別にね」
「……本当なの?」

申公豹は偶然、手に入ったある支給品でその情報を知った。
そう、アンクが落としたあの携帯端末である。
密かに申公豹が回収していたのだ。
実際のところ、船の下に偶然いた申公豹がキャッチしただけだったが。

「殺されたのは少年少女……アレはもう救われませんね」

申公豹は殺されたのがジョーカーだとはあえて伏せた。
その方が都合がいいからである。

「ハク、信じてたのに……カミツレ……バグラモンとダークブレインのところに案内して!」
「急にどうしたの?」
「あいつらを殺すため……そして主催を倒すために手伝うわ」
「分かったわ、付いてきなさい」

病み上がりの霊夢はそのままカミツレの案内でダークブレインらのところへ向かった。

(ハク……最低だわ……)

霊夢は静かに決意した。
ハクそして裏切った魔理沙を断罪するために。

「やれやれサ、まさか最後の一手が君の発言は予想外なのサ」
「私は面白い方向に行くほうが好きですからね……」
(えげつないわね、あのピエロ……カミツレさんさえあんなことしないわ)
(家畜の中にも狡猾な奴はいるんだな)

蚊帳の外のティアナとニアラはそう思った。

「それで君が来た本当の目的ってなんなのサ?」
「言ったでしょう情報交換ですよ、私は中立ですからね……その代わり知っていることはお伝えしますよ」
「もう既に皇帝陛下らにも会ってきたのサ?」
「はい、もう帰る途中でしたけどね……では、失礼しましょう」

そう言って申公豹は去っていった。

「まあ同じ道化師として相容れなそうだけどあの娘をこっち側に引き込んでくれたのは助かったのサ」
「追わなくていいの?」
「やめておくのサ、アイツを泳がしておけばきっと上手く煽動してくれるサ」

中立という立場を利用し、申公豹はこれからもいろいろと動くだろう。
それはそれでカオスロワがさらに加速するならよいとマルクが思った。
マルクに言われてティアナもニアラも見送るしかなった。

「マルク、こっちに接触したい参加者が来たわよ」
「了解、ティアナ……今行くのサ」

そういってマルクは接触しに来たクライシス皇帝の元へ向かった。

二日目・18時30分/アフリカ・ネオ・アルカディア跡】

【神竜ニアラ@セブンスドラゴン】
【状態】健康
【装備】不明
【道具】支給品一式
【思考】
1:とりあえず死にたくないし変態にも会いたくない
2:アルセウス……
3:DCについていく
※真の黒幕がゼロだと分かりました
※10/の戦闘能力を知りました
※リュウセイが死んだ事を聞きました

【ティアナ・ランスター@魔法少女リリカルなのはStrikerS】
【状態】肩に軽い傷(血止め済み)
【装備】手榴弾×9、カミツレから貰った支給品
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:カミツレについていく
1:同盟軍に入ってレジスタンスと主催を潰す
2:拳銃女と剣を持った女に気をつける
※カミツレから支給品を貰いました
※10/の戦闘能力を知りました
※リュウセイが死んだ事を聞きました


【マルク@星のカービィシリーズ】
【状態】健康
【装備】不明
【道具】支給品一式 、不明支給品、デジタルビデオカメラ
【思考】基本:主催が気に入らないからぶっ潰すのサ
1:ぷにえとローズマリーと手を結ぶ
2:同盟軍に入る
3:もうDCでいいのサ
4:色々面倒な事になってきてるのサ
5:申公豹は警戒
6:魔王やクライシス皇帝に会いにいく
※真の黒幕がゼロだと分かりました
※10/の戦闘能力を知りました
※ぷにえからリュウセイが死んだ事を聞きました

【博麗霊夢@東方Project】
【状態】疲労(中)、憎悪
【装備】メダジャリバー
【道具】支給品一式、ラーメン二郎の無料券、大量のセルメダル
【思考】
0:DCに協力してハクと魔理沙を殺す
1:二郎のラーメンを食べるために何かする。
2:とりあえず、主催者と異変を起こした奴をぶっ殺す。
3:ハク……魔理沙……許さない……
※ハクが知る限りのレジスタンスの情報を知りました。

【カミツレ@ポケットモンスターBW】
【状態】健康
【装備】ロストドライバー、T2エターナルメモリ
【道具】支給品一式 、不明支給品
【思考】基本:ダークブレインらと一緒に主催を始末する
1:同盟軍に入って主催を潰す
2:フウロは自分で決着を着ける
3:ヤッピーはいずれ始末する
※レジスタンスの情報を知りました
※真の黒幕がゼロだと分かりました
※10/の戦闘能力を知りました
※リュウセイが死んだ事を聞きました



「どうせならかつての仲間同士、とことん殴り合わせた方が面白そうですね」

後は霊夢次第と思い、申公豹はアフリカを去った。

【申公豹@封神演義 (漫画)】
【状態】健康
【装備】雷公鞭
【道具】支給品一式 、不明支給品一式、携帯端末
【思考】基本:???
1:基本は傍観、時折干渉する
2:霊夢とハクを戦わせるきっかけを用意する
※バグラモン、ダークブレインと情報交換しました
最終更新:2012年02月19日 22:28