「どうだい、このグルグルダシトール。アイデア商品とは思わないかい?」
「あなたって、本当に
お馬鹿さんねえ」
自身の発明品を自慢する男と、それを白い目で見つめる人形。
彼らはお互いにとって実に不本意な理由で行動を供にしていた。
腹を空かせたノリスケは、たまたま発見した小さな人形のような女の子を襲った。もちろん、食料を奪うために。
少女は果敢に抵抗したが、飢えたハイエナにはかなわず全ての食料を奪われてしまった。
せめて責任を取らせてやろうと、「私の脱出に協力しなさい」と命じたのだが……
「にしても、また腹が減ってきたなあ。もうちょっと食っておきたいな」
「あれだけ食べてまだ足りないの? 本気で馬鹿じゃなぁい?」
人形は呆れ返っていた。本来ならこんな男はすぐにでも殺してやるのだが、生憎武器もないし特殊能力も使えなくなっている。
「とにかく、どうやらここには私の知り合いも沢山いるらしいの。そいつらを探す手伝いをしてちょうだい」
もちろん、真の狙いは彼女たちのローザミスティカを奪うことである。
「いいとも、お安い御用さ。ただし、僕の知り合いも一緒に探すという条件でね」
「あら、意外と仲間思いなのねえ」
「当たり前じゃないか。おじさんや
サザエさんたちがいなくなったら、もう磯野家にはたかれなくなるからねえ。ただ飯を食べれるチャンスをみすみす逃すもんか」
その言葉には、冷酷非道で知られる彼女も流石に閉口した。
【波野ノリスケ@サザエさん】
状態:ハイエナ
思考:他の参加者から食料を奪う
武器:グルグルダシトール@サザエさん
所持品:支給品一式(食料無し)
【水銀燈@ローゼンメイデン】
状態:頭痛
思考:この男、本気で馬鹿じゃなぁい?
武器:不明
所持品:支給品一式(食料はノリスケに食われて無し)
最終更新:2007年08月01日 11:05