「連合は終わりだな、見切りをつけて正解だったな」
ヤプールはそう呟きながら、超獣製造装置を起動させていた。
文化連合など名乗った時点ですぐに抜け出してきたのだった。
元々客将であるヤプールを追うものなどいなかった。
超獣製造装置もコンパクトに収納し、ひとまずこのホテルに身を寄せることにした。
「DCに付くか独自に勢力を立ち上がるかは幾つかか使えそうな超獣を作ってから決めるか……」
ヤプールはここに来る前にとても生命力のある生命体を捕獲した。
それは無限の進化をしあのヤプールさえも苦戦するほどの驚異的な怪獣だった。
ミニサイズの超獣軍団を使いなんとか大人しくさせて超獣製造装置に放り込んだわけである。
「しかし何だこいつは?明らかに超獣すら超越しているぞ、丁度いい素材なのだがな」
やがて超獣製造装置が停止した。
出てきたのは先ほど捕獲した怪生物をベースにしたヤプールの忠実な部下である。
「無駄だよ……ってなんだこりゃあああああ!!」
超獣は自身の姿を見て絶叫した。
「お前喋れるのか?そうか、この怪生物が取り込んだ生き物の記憶か……」
いきなり高度な知性を持つ超獣は珍しいとヤプールも驚きを隠せなかった。
「記憶だと、僕は鏡形而って言うちゃんとした名前が?」
「どうやらお前とその生物の人格が融合したわけだな」
「もう訳が分らない」
鏡と名乗った超獣にいろいろ説明するヤプール。
一方の鏡もヤプールに説明した。
「なるほどな、弁当に食われたがかろうじて人格は残っていたわけだ……」
「君の話だとそうらしいね、そしてさらに君の言うことには僕も症候群の一員か……」
超獣になった鏡はため息をつく。
「まあよいではないか俺のおかげで復活し、超獣になれたわけだ。これからは俺に協力しろ」
「冗談じゃないって言いたいけど、この姿だしいいだろう」
鏡は渋々とヤプールに従った。
どうせ断っても再び殺されるんだろうと思っての決断だった。
「お前ってあの弁当の人格も持っているんだよな?」
「多少はね、でも僕のほうがしぶとかったし、あの腐女子への憎しみの感情がある程度かな?」
まだあの弁当の意志は鏡に混じりつつも残っていたようである。
「腐か、面白い素材だな……機会があれば捕獲したい」
さらになる未知の超獣素材に向けて熱意を燃やしていたヤプールだった。
「ところで君の行動方針は?」
「しばらくは超獣軍団を揃えていきたい、協力を承諾した以上……期待しているぞ」
「どうだかね、超獣化の弊害かあの弁当と中途半端に混じって本来の力を引き出せるか分らない」
と言いつつも自分を助けてくれたヤプールにはある程度は協力しないといけないと思う鏡だった。
自分の中にあの忌まわしい弁当の残留意志が残っているが不安だったが。
「それにあの弁当の意思か、もっと強くなりたいと言う気持ちもある……君にはそれが可能かい?」
「俺を誰だと思っている?」
ウルトラ戦士の宿敵ゆえの答えだった。
「たいした自信だね」
「一応お前の内なる心にいる弁当にアドバイスしておくが急激な進化の先は破滅だけだぞ」
鏡にそうクールに答えるヤプールだった。
とてもテラカオス・ドヴァイレベルを超えられたら主催がまた騒ぎ出す。
そうなるといろいろと面倒だった。
それに強すぎる生物はいずれ自滅する。
この弁当にもいろいろと生物の在り方や強さを教え込まなければならないと思うヤプール。
こうしてあかりんの弁当と合体して超獣化した鏡とヤプールの旅が始まった。
「そういえばお前の名前決めてなかったな、弁当超獣ミラーベンにしておくか」
「ミラーベンか、今までの扱いを踏まえればいいね」
【巨大ヤプール@ウルトラマンシリーズ】
【状態】健康
【装備】スモールサイズの超獣軍団の入ったモンスターボール×50
【道具】支給品一式、超獣製造装置
【思考】基本;全宇宙を征服する
1:さらに強力な超獣を生み出す
2:ミラーベンと共に行動する
3:状況を見極めて動く
4:弁当超獣ミラーベンを導く
5:いずれ腐女子も超獣に改造する
【弁当超獣ミラーベン@ナイトウィザード&GetBackers-奪還屋-】
【状態】最強超獣、半症候群化
【装備】触手、ニアラの翼
【道具】なし
【思考】基本:ヤプールの手伝いをする
0:腐女子達を倒すために最強の超獣になる
1:更なる進化を遂げる
※ヤプールによってあかりんの弁当が超獣化しました
※主に鏡形而の人格ですが多少弁当の人格も混ざってます
※ニアラの人格も残っているかもしれません
最終更新:2012年02月27日 19:25