「おや? どこからか女の子の泣き声がするぞ?」
絶望の中で涙する翠星石の嗚咽が、パトロール中の彼の耳に止まった。
彼はその声のする方向に急行する。
「確かこの辺りから……ああ、ここにいたんだね? 一体どうしたんだい?」
「ア…アァ……。」
だが、翠星石は彼に気付いているのかいないのか、変わらず涙を流し続けている。
「う~ん、困ったなあ。どうしたのかいってくれないと……
ああ、そうか! もしかして、お腹が空いているのかい? なら――」
そして、彼はいつも通りの台詞と行動を取るのであった。
「僕の顔を食べなよ!」
「ア…アァ……。え?」
「ホラ、遠慮はいらないよ?」
「ア…アァ……。やめ、やめっ、もがっ!」
そして、有無を言わさずに、ちぎった自分の顔を翠星石の口の中に押し込める」
だが、次の瞬間――!
「ア…アァ……。ぐふっ!」
翠星石は血を吐いて死んだ。
ざんねん! アンパンマンの顔は、バトロワ使用の毒餡仕込だったのだ!!
どうみてもジャムおじさんの仕業です。ありがとうございました。
「あれ? おなかがいっぱいになって眠っちゃったのか。無邪気だなあ……」
あくまで天然を貫くアンパンマン。いや、ドクパンマン。
「さあ、僕はパトロールに戻らなくっちゃ! 君も、こんなところで寝てたら風邪を引くから、
自分で家まで帰るんだよ?」
つか、アンタそれ普通に酷くないですか?
【アンパンマン@それいけ!アンパンマン】
状態:毒入り
思考:パトロールを継続
【翠星石@ローゼンメイデン 死亡】
最終更新:2007年08月01日 11:25