TCBR法案の可決によって、突如として幕を開けたバトルロワイアル。
間もなく日本中で巻き起こるであろう惨劇に対処すべく、赤いバイクを駆り街を走り抜ける一人の青年がいた。
メカ生命体『ヴァグラス』からエネルギーを保護するために結成された特命戦隊ゴーバスターズの一員・桜田ヒロムだ。
「確かに、今の日本に世界中から押し寄せた難民を養うキャパシティは無い……けど」
それでも、こんな殺し合いは止めなければならない。
ゴーバスターズを有するエネルギー監理局は公的機関であり、すなわちそれに属するヒロムもまた宮仕えの身だ。
バトルロワイアルが現内閣総理大臣の決定である以上、今ヒロムがしていることは政府への反逆に他ならない。
構わない、とヒロムは思う。
ゴーバスターズの他のメンバーもまた、こんな殺し合いをよしとしないだろうから。
彼らもまた、バトルロワイアルを止めるため、罪無き人々を救うために全力を尽くしているはず。
仲間への信頼と、殺し合いを止める固い決意を胸に、ヒロムはバイク――彼のパートナーのバディロイドに声をかける。
「お前も同じ気持ちだろ? ニック」
「俺に……質問をするなあッ!」
ニックも難しい年頃なのかもしれない。
気を取り直して、ヒロムは運転に集中することにした。
【一日目・00時05分/日本・埼玉県】
【桜田ヒロム@特命戦隊ゴーバスターズ】
【状態】健康
【装備】モーフィンブレス@特命戦隊ゴーバスターズ、サングラス
【道具】支給品一式
【思考】
1:殺し合いを止める
【照井竜@仮面ライダーW】
【状態】健康、アクセルに変身中、バイクに変形中
【装備】アクセルドライバー@仮面ライダーW
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】
1:俺に質問をするな……
最終更新:2012年07月22日 07:55