テラカオスバトルロワイアル。
それは爆発的に増えた日本国民の人数削減という名目で行われる、殺し合い。しかし集められた者達が必ずしもそれに乗るとは限らなかった。
ここ、青森県にいる二人の少女達もそうである。
「マミさん……なんで、どうして……ッ!」
魔法少女、美樹さやかは悲しみに暮れていた。
尊敬する先輩である
巴マミが一方的に殺された悲しみと、それを防げなかった自分自身への憤りと自責の思い。
正義感の強い彼女には、巴マミの死を受け止めることを拒んでいた。
そして、今にも崩れてしまいそうなさやかを優しく支える少女がいる。
希望のプリキュア、キュアベリーに変身する青乃美希もまた殺し合いという現実に哀惜を感じていた。
人数が増えた日本を何とかしなければならないのは彼女も理解しているが、だからといってこのようなやり方は賛同していない。
人と人とは支えあわなければならないのに、これでは不幸が増えるだけ。そんなやり方で平和になっても、人々が幸せになれるわけがなかった。
「ううん……あんたの責任じゃないわ。あたしだって、本当は止めにいかなきゃ駄目だったんだし。マミさんが死んだのは、あたしの責任でもあるから」
「でも……!」
「慰めてくれてありがと。でもね、あたしもずっと悲しんでなんかいられないわ……こんな殺し合いを止めないと、マミさんだって悲しむし」
さやかは涙を拭って、美希に笑顔を向ける。それは一見すると明るかったが、無理矢理作った表情であるのは明らかだった。
美希はさやかが本当の意味で悲しみを乗り越えたわけではないと思うが、それを口にする気はない。さやかが言うように、本当にやらなければならないのは殺し合いを止めることだからだ。
「そうね……確かに、いつまでもウジウジしてちゃみんなが悲しむわよね」
「そ! だから、一緒に頑張ろう……美希!」
「わかったわ……さやか!」
そうして彼女達は互いに手を取り合って、歩みを進めた。
青乃美希と美樹さやか。青いプリキュアと魔法少女はこうして出会いを果たす。
彼女達の行く先にあるのは希望と絶望のどちらなのかはまだ誰にもわからない……
「それにしてもあんたの「みき」は名前で、あたしの「みき」は苗字か……ほんと、不思議ね」
「名前もそうだけど、声も完璧に似てる気がしない?」
「えっ……? あ、そういえば!」
「会った時から、他人のような気がしなかったのよね……」
【一日目・0時20分/日本・青森県】
【美樹さやか@魔法少女まどか☆マギカ】
【状態】健康
【装備】ソウルジェム@魔法少女まどか☆マギカ
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:マミさんの為にも、殺し合いを止める。
1:美希と一緒に殺し合いを止める。
2:美希が何だか他人のような気がしない。
〔備考〕
※8期、9期とは関係ありません。
【青乃美希@フレッシュプリキュア!】
【状態】健康
【装備】リンクルン@フレッシュプリキュア!
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:殺し合いを止める。
1:さやかと一緒に殺し合いを止める。
2:さやかが何だか他人のような気がしない。
最終更新:2012年07月22日 22:58